クレセント錠を交換する方法のポイントと解説

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「クレセント錠を交換したいなぁ…」と思ったことはありませんか?

クレセント錠とは、一般的に言われている『窓の鍵』です。

しかし、クレセント錠は鍵ではなく、防音機密性を高めるために付いています。

窓ガラスを小さく割ってクレセント錠を回してしまえば、簡単に外から窓を開けることができてしまいます。

そのため、防犯対策としてクレセント錠を鍵付きに交換することもできます。

その他にも、何か別の理由があって交換したい方はいらっしゃると思います。

実は、クレセント錠は自分で交換することができます。

ただし、慎重に作業する必要があるため、少し難しいです。

この記事では、クレセント錠を交換する方法とポイントについて解説しています。

クレセント錠を交換したい

普段の生活ではあまり気にすることのないクレセント錠ですが、「交換したい!」と思うタイミングはいくつか考えられます。

そう思った時に自分で交換できるのならば、「それなら、やってみよう!」と思うはずです。

クレセント錠自体は、ホームセンターインターネットで簡単に購入することができます。

まずは、交換したい理由に合わせてクレセント錠の種類を選びましょう。

どのような目的で交換するか

クレセント錠を交換する理由は、大きく分けて3つあります。

  • 防犯対策
  • 不具合のため
  • デザインを変えたい

防犯対策であれば鍵付きのタイプを、ただ調子が悪いだけなら新しいものを探します。

また、デザインにこだわりたい場合もあるでしょう。

ただし、クレセント錠のサイズを確認しないと交換できるかどうか分かりません。

購入する前に、まずはクレセント錠のサイズを測りましょう。

クレセント錠を交換する準備

交換できるクレセント錠を確認するためには、3カ所のサイズを測る必要があります。

  • 取り付け部分のネジの間隔(ビスピッチ
  • 取り付けているサッシから、垂直方向の高さ(厚み
  • 金具の回転軸の中心から円周までの距離(引き寄せ寸法

交換するクレセント錠のサイズに合わせて、新しいものを購入します。

失敗しないためには、できるだけ同じメーカーのものを選ぶと良いでしょう。

 関連記事:「防犯対策で窓のクレセント錠にさらに補助錠を取り付けるポイント解説」

交換するクレセント錠のサッシの種類

クレセント錠が付いているサッシは大きく分けて2種類あります。

見た目では分かりませんが、種類によってクレセント錠の取り付け方法が違います。

ネジ切りタイプ

ネジにギザギザを付けたり、ネジ穴を作ったりすることを『ネジ切り加工』と言います。

ネジ切りタイプのサッシには、クレセント錠を直接ネジで固定できる穴があいています。

そのため、ネジを回してクレセント錠を外し、新しいものと交換すれば完了です。

背板タイプ

サッシに丸い穴があいていて内部に背板があり、その背板にネジで固定するタイプです。

この場合は、一度に両方のネジを外すと背板がサッシの内部に落ちてしまい、自分では修理できなくなります

そのため、背板タイプのクレセント錠を交換する場合は、一度に両方のネジを外さないように気を付けましょう。

クレセント錠の交換を自分でする方法

ここからは、『背板タイプ』のクレセント錠の交換方法を解説します。

サッシは見た目でどちらのタイプか判断できないため、わからない場合はこの方法で交換しましょう。

交換に必要なものは、『プラスドライバー』です。

既存のクレセント錠のネジを緩めて下のネジを取り外す

まず、ドライバーを使ってクレセント錠の上のネジを緩めます。

※絶対に上下のネジを同時に取り外さないように、注意してください。

上のネジを緩めたまま、下のネジを取り外してください。

新しいクレセント錠を上下逆にして仮止めする

クレセント錠を窓に対して横向きになるように、上のネジを締めて仮止めします。

新しいクレセント錠の上下を逆にして、逆さまの状態で下のネジを軽く固定します。

※上下を逆の向きにすることで、180°回転させると正しい位置に取り付けることができます。

この時点では2種類のクレセント錠が、それぞれ1つのネジで仮止めされている状態です。

交換前のクレセント錠を取り外す

仮止めしていた古いクレセント錠のネジを外します。

この時点では、サッシに新しいクレセント錠だけが、逆さまの状態で取り付けられています。

新しいクレセント錠を取り付けて動作確認して完了

新しいクレセント錠を180°回転させて、正しい位置に合わせます。

新しいクレセント錠を正しい向きに戻したら、上のネジ穴に合わせて軽くネジで固定します。

この後調整するために、強く締めないようにしましょう。

スムーズな施錠が行えるように、動作を確認しながら位置の調整をします。

最後にしっかり固定すれば交換作業は完了です。

クレセント錠の交換ならプロにお願いしましょう

ここまで、クレセント錠を交換する方法とポイントについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

クレセント錠を交換する時は、まずサイズを測りましょう。

次に、交換できるクレセント錠を購入します。

最後に、手順に気を付けながら自分で交換しましょう。

クレセント錠の交換をするならプロに頼みましょう!

中には、「自分で交換するのは不安だなぁ…」と思う方もいらっしゃるでしょう。

そんな時は、専門業者に交換を依頼しましょう。

また、取り付けに失敗して自分で修理できなくなった場合は、プロにお願いして直してもらいましょう。

クレセント錠に関するお悩みなどありましたら、お気軽にご相談ください。

関連サイト:KEY110(新規の鍵・補助錠の取付)

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