補助錠を窓に取り付けるための注意点や基礎知識を紹介します!
- この記事を読むメリット。
鍵のトラブル対応をしている当社が発信する情報だから安心!!
・創業10年、問合せ件数60万件の実績から、あなたのお悩みを解決。
その他鍵のトラブルで不明点があれば、電話での無料相談もお気軽にご利用ください。どこに頼むかわからない方でも、些細な事からご相談を承ります。
・自社工事社員が約20人在籍で、ノウハウも多くあるので情報発信の幅も広い。
空き巣は『窓』から侵入することが一番多いです。
そのため、窓の防犯対策は必要です。
では、空き巣に侵入させないようにするためには、どうすれば良いのでしょうか?
そのポイントは2つあります。
- 侵入にかかる時間を長くする
- 侵入が難しいと思わせる
空き巣は5分以上かかるようなら、侵入を諦める可能性が高くなります。
また、わざわざ防犯対策をしている家に入ろうとは思いません。
そこで、簡単にできて効果が高い防犯対策が『補助錠』の設置です。
補助錠を取り付けることで侵入にかかる時間を延ばし、空き巣に「入るのは難しいな…」と思わせることができます。
この記事では、窓に取り付けられる補助錠とその注意点について簡単に解説しています。
補助錠を窓に取り付ける場合はどこが効果的?
窓に取り付けられる補助錠には、たくさんの種類があります。
今回は住宅に使われることの多い『引き違い窓』について解説します。
引き違い窓とは、横にスライドさせて開け閉めする2枚の窓のことです。
実は、この引き違い窓には鍵がありません。
みなさんが鍵だと思っているのは、『クレセント錠』と言って防音や気密性を高めるために付いている金具です。
そのため、クレセント錠の近くのガラスを小さく割ると簡単に侵入することができます。
空き巣からしてみれば、鍵はかかっていないようなものです。
しかし、補助錠を設置することでクレセント錠を回しても窓は開きません。
この時、補助錠を取り付ける場所が重要になります。
補助錠は窓の上枠に設置がおすすめ
空き巣はクレセント錠を狙い、その近くのガラスを割ります。
その時に窓が開かないことが分かると、他の鍵を探します。
ここで補助錠の出番ですが、上枠に取り付けておくと手が届きにくいため防犯効果が高くなります。
さらに力が入りにくいため、鍵を壊すのも大変です。
とにかく侵入するまでの時間を伸ばすこと、作業がしづらい体勢にさせることで防犯性が高まります。
設置できない場合はどうする?
では、上枠に設置できない場合はどうすれば良いでしょうか?
この場合は、下枠に設置できるタイプの補助錠を選ぶこともできます。
補助錠にはさまざまな種類があり、取り付けられる場所も変わります。
自宅の窓の形に対応しているか、確認してから購入しましょう。
窓の補助錠の取り付け方
次に取り付け方ですが、自分でできるタイプの補助錠もあります。
その中にもいくつか種類がありますが、簡単に取り付けできるタイプを紹介します。
賃貸物件にお住まいで、窓に傷を付けられない方でも設置が可能です。
大きく分けて2種類あります。
窓枠や窓ガラスに取り付けるタイプ
窓枠かガラスに取り付けるタイプです。
窓が重なる部分に金具を固定して、スライドできないようにロックします。
粘着テープかビスで固定します。
粘着テープの場合
- 粘着テープをはがさずに、まず位置を確認する
- 取り付ける面をきれいにしておく
- ホコリなどが入り込まないように貼り付ける
ビスの場合
- 穴を開ける位置に印をつける
- 取り付ける部分に穴を開ける
- ビスで動かないように固定する
もちろん、ビスで取り付けた方が防犯性が高いです。
レールに取り付けるタイプ
サッシやレールに取り付けるタイプもあります。
サッシやレールの間に差し込み外側へ押し広げることで、窓がスライドできないようにロックします。
- 取り付ける位置を確認する
- 下枠は水返しからレールにかけて差し込む
- 上枠ならレールに差し込む
- つまみを回して圧着させる
ちなみに、横にスライドさせないタイプの窓でも補助錠を取り付けることはできます。
関連記事:「滑り出し窓には補助錠を使った防犯ができるか重要なポイントを紹介!」
補助錠を窓に取り付けるデメリット
空き巣対策のために補助錠の設置はおすすめです。
しかし、補助錠を設置することでデメリットもあります。
補助錠の種類によって変わるので、選ぶ際の参考にしてください。
窓枠や窓ガラスに取り付けるタイプは強度が不安
粘着テープで貼り付けるタイプは、経年劣化による粘着力の低下に気を付けましょう。
また、ビスより外しやすいので、できるだけ空き巣から見えづらい位置に設置しましょう。
レールなどに取り付けるタイプは窓枠の変形が心配
レールに取り付けるタイプは、サッシや窓枠を外に押し広げる力が加わります。
そのため、強い力がかかるとサッシが変形する可能性があります。
また、逆にゆるめると外れやすくなってしまいます。
サッシやレールのサイズに合った補助錠を選びましょう。
補助錠を付けているため避難が遅れることもある
補助錠を設置していると、地震や火災などの緊急事態に避難が遅れる可能性があります。
万が一の場合を考えて、補助錠の外し方などを家族で共有しておくと安心です。
窓の補助錠の不具合や取り付けはプロに任せよう
ここまで窓に取り付けられる補助錠とその注意点について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
『窓』は空き巣が一番侵入しやすい場所です。
そのため、しっかり防犯対策をする必要があります。
そこで、簡単にできて効果が高い『補助錠』の設置がおすすめです。
補助錠には自分で取り付けられるタイプがあるので、簡単に自宅の防犯対策ができます。
補助錠に関してはプロに相談しましょう
自分で取り付ける補助錠では、防犯性能の面で不安な方もいらっしゃるかもしれません。
「取り付けできるか心配…」や、「もっと防犯性の高い鍵はないのかなぁ…」など色々なお悩みがあるかと思います。
そんな時は専門業者に相談しましょう。
自分ではできないけど、プロなら取り付けられる防犯性の高い補助錠もあります。
また、クレセント錠を鍵の付いたタイプに交換することで、ガラスを割られても窓が開かないようにすることも可能です。
補助錠の不具合や取り付けでお困りの場合など、お気軽にお問い合わせください。
※令和3年4月1日より、税込価格の表示(総額表示)が必要になるため当サイト内の表示価格はすべて消費税10%を含む税込み(総額)表示となっております。