ドアのシリンダーを交換したい!方法からプロに頼むメリットまで紹介
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「シリンダーが古くなってきたので新しくしたい」「防犯性の高い鍵に変更したい」などの理由から、シリンダー交換を考えている方は多いと思います。
シリンダーはプロに頼まず、自力で交換することも可能です。しかし、シリンダーの種類や取り付け方を間違えると、トラブルが発生してしまうこともあります。
そこで今回は、下記の内容を解説いたします。
- シリンダーや鍵の型について
- シリンダーを交換する方法
- 交換する際の注意点
また、プロに依頼することで得られるメリットについても解説します。自力で交換する場合と比較しながら、どちらの方法で交換するか考えてみましょう。
ドアのシリンダーを交換したい
まずは、鍵の型やシリンダーの種類についてご紹介します。
ドアの鍵を見て鍵の型を確認する
最初に、現在使用している鍵がどのタイプなのか確認しましょう。
彫込型
彫込型は、ドアの中に錠箱が彫り込まれているタイプの鍵です。ドアの表面にはシリンダー、ツマミ、ドアノブだけが露出しているため、スッキリした見た目をしています。
面付き型
面付き型は、ドアの部屋側に錠箱が取り付けられているタイプの鍵です。部屋側から見ると、錠前本体が露出して見えています。
プッシュプル錠
プッシュプル錠は、ハンドルの中に錠箱が彫り込まれているタイプの鍵です。このタイプの場合、ドアノブを回すのではなく、ハンドルを押したり引いたりすることでドアの開閉をします。
シリンダーの種類
鍵の型によって、シリンダーのサイズや形も異なります。それぞれのタイプに適合する代表的な型番は、下記の通りです。
LA(彫込):LA・13LA・ALA・DA・DHなど
BH(彫込):BH・BHSP・DZ・LD・LDL・LDSPなど
PMK(面付):PM75
RA(面付):82RA・85RA
SWLSP(彫込):SWLSP・FE・FESP・GAAなど
NDZ(面付):NDZ
PG(プッシュプル):PG・DA・DAF・PGF
PX(プッシュプル):PX・GD・SK・TDD・PXG・PXK
メーカー名や型番は、基本的にドアの側面などに刻印されています。シリンダーの購入前に、側面のプレートを確認しておきましょう。
シリンダーの交換方法について
ここからは、実際にドアのシリンダーを交換する方法をご紹介していきます。
賃貸の場合はまず管理会社に確認しましょう
賃貸の場合、ドアについている鍵の持ち主は貸主です。そのため、まずは管理会社や大家さんに連絡し、交換の許可をもらう必要があります。
もし許可をもらわずに勝手に交換すると、契約違反となってしまいます。違約金を支払わなければならないこともあるため、貸主の許可なく勝手に交換しないようにしましょう。
また、退去時には原状回復しなければならないこともあります。シリンダーを交換したら、古いシリンダーは捨てずに取っておいた方がよいでしょう。
交換する前に
シリンダーの交換をする前にすべきことは、ドアの規格を測ることと、道具の準備です。
ドアの規格を測る
下記の4か所の長さを測っておきましょう。
- 側面のプレートの横の長さと縦の長さ
- 側面のプレートの上下のネジの長さ
- ドアの厚み
- ドアノブの中心からドアの端の長さ
必要なもの
- 新しいシリンダー
- プラスドライバー
- マイナスドライバー
交換方法
(1)プラスドライバーで、ドアの側面のプレートのネジを取り外す
(2)側面のプレートを外す
(3)マイナスドライバーでピンを引き抜く
(4)シリンダーを外す
(5)取り付け穴を確認し、新しいシリンダーを取り付ける(※シリンダーを押し込む)
(6)抜いたピンを差し込み、シリンダーを取り付ける
(7)ドアの側面のプレートを取り付ける
(8)鍵をシリンダーに差し込んで回し、動作確認をする
動作確認をして問題がなければ、これで完了です。
関連記事:『鍵交換の相場ってどのくらい? 種類や性能で変わる注意点を解説!』
交換で注意しないといけないポイント
自力でシリンダーを交換する場合、ちょっとしたミスがトラブルの原因となってしまうことがあります。
そこで、ここからはシリンダーを選ぶ際や、実際に交換する際に注意すべきポイントを解説します。
シリンダーを選ぶときには注意
シリンダーを選ぶ際は、下記の2点に気を付けてください。
- 家のドアに合っているか
- 鍵のメーカーや型番は合っているか
サイズや型番などが間違っている場合、うまく取り付けられなかったり、正常に動作しなかったりすることがあります。
また、シリンダーを買い直すことになると、費用や手間がかかってしまいます。必ず購入前によく確認しておくようにしましょう。
無理な取り外しや取り付けはしない
シリンダーのサイズが合っていなかったり、交換方法を間違えていたりすると、シリンダーがドアにうまく取り付けられないことがあります。
そのような場合、力任せに作業をすると下記のようなトラブルが発生してしまいます。
- 元の鍵を取り付けていた穴が広がる
- ドア自体が破損する可能性があるドアが開かなくなる
- ドアが開かなくなる
このように、シリンダーに負担がかかるだけでなく、ドア自体にも不具合が出てきてしまいます。
シリンダーやドアが故障すると修理をしなければならず、さらに費用が必要となってしまいます。無理に力任せに交換するのではなく、プロに依頼をするほうがよいでしょう。
プロを頼ることでのメリット
鍵のプロに依頼する場合、自力で交換するよりも費用はかかりますが、下記のメリットが得られます。
- プロは鍵の専門知識があるため安心
- 事情に合った鍵を提案してもらえる
- 取り付けや取り外しを失敗する心配がない
- 自分で行うよりも作業が速い
鍵の知識があるプロにお願いすれば、自分で交換するよりも速く、確実に取り付けてもらうことができます。
また、実際に現場をプロに見てもらいながら相談することもできます。そのため、「自宅のドアに合うシリンダーが分からない」など、不安に思っていることがあるのであれば、プロに依頼するほうが安心です。
シリンダー交換はプロに任せれば確実!
シリンダー交換の方法や注意点についてご紹介しました。
ドアの鍵は家の防犯に関わってくるものですので、必ずドアに合っているシリンダーを購入し、正しい方法で取り付ける必要があります。
自分で交換するのが心配な方は、プロにお願いして交換してもらうことをおすすめします。
難しい場合は自分で交換せずにプロに任せよう!
自分でシリンダーを取り付ける場合、取り付けが甘いとシリンダーがすぐに取れたり、こじ開けられてしまったりする恐れがあります。
その点、鍵のプロならば実力があるため、早く確実に取り付けてもらうことができ、防犯性においても安心できます。
KEY110でもシリンダー交換のご依頼を承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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