マスターキーの仕組みが知りたい!そのシステムや特徴を解説
新規の鍵・補助錠の取付
一つで複数のシリンダーを開け閉めできる鍵のことをマスターキーといいますが、その逆で異なる複数の鍵で一つのシリンダーを開け閉めできるようにした仕組みを逆マスターキーシステ ムといいます。
鍵メーカー、不動産会社などによっては、「R.M.K(リバースマスターキー)」などと略して呼称されます。マンションやアパートなどの集合住宅では、玄関のオートロック部分や、建物の非常口、ゴミ置場や倉庫などの共用部分の出入口に使われています。エントランス部のオートロックに逆マスターキーシステムを採用し、各部屋は個別の鍵でないと開かないようにするという組み合わせが一般的です。
マスターキーは非常時に全ての部屋を開錠するために作られる場合が多いですが、逆マスターキーはうまく使うことによって共用部分の鍵と自宅の鍵を一緒にするなど利便性を高めるために作られる場合がほとんどです。
通常、逆マスターキーシステムやマスターキーシステムを作る際は、設計時点で世帯数や管理者数を加味して鍵システムの設計を行い、メーカー発注で純正品を納入するのが一般的です。しかし、部屋数を後から追加したり、鍵を失くして交換するような際には既存のキーシステムに合わせた鍵を作る必要があります。この際は改めてメーカー発注を行うか、あるいはシリンダーの組み換え作業を行うことで逆マスターキーとして利用可能な鍵を作ることも可能です。
当社ではマンション一棟まるごとの鍵交換や、シリンダーの組み換え作業を行っております。鍵交換をしつつオートロックとの併用キーを作成したい方はご相談ください。※シリンダー組み換え作業はセキュリティの観点で実施しない場合もございますのでご了承ください。