玄関ドアの鍵が閉まりにくい!トラブルが起こりやすい原因と対処法を解説
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「最近、玄関の鍵が閉まりにくいなぁ…」と思っているなら、早めに対処することをおすすめします。そのまま放っておくと、鍵が閉まらない状態になってしまうかもしれません。
鍵が閉まりにくい時の対処法はいくつかあるので、現在の症状に合わせて選んでください。ただし、間違った方法で鍵の調整をすると、逆に故障する可能性があります。
そのため、必ず注意点を確認してから始めてください。また、日頃のメンテナンスも重要ですから、合わせて覚えておきましょう。
この記事では、玄関の鍵が閉まりにくい時の原因や対処法について解説しています。
玄関ドアの鍵が閉まりにくい原因について
玄関ドアの鍵が閉まりにくい原因は、大きく4つに分けられます。
- 異物が詰まっている
- 鍵が変形している
- ドアとドア枠の位置がズレている
- 内部の劣化
- ラッチのすべりが悪くなった
- ドアクローザーの調子が悪い
- 蝶番のネジが緩い
では、それぞれの原因で起こる症状について簡単に解説します。
異物が詰まっている
鍵穴は玄関の外側に付いているため、雨が当たれば濡れますし、風が吹けばホコリが入り込みます。特に水分が中に入ってしまうと、ゴミやホコリを固めてしまったり、金属がサビてしまいます。
鍵穴の内部に異物があると、鍵の抜き差しがしにくかったり、回しづらかったりします。
鍵が変形している
鍵が曲がっているなど、形が変わっていると抜き差しがしにくくなります。鍵は金属なので硬いですが、強い力が加わることで変形することがあります。
また、毎日鍵の開け閉めをしていると、金属同士の摩擦で自然と削れていきます。すると、鍵穴の内部で噛み合わなくなり、開け閉めがしにくくなっていきます。
ドアとドア枠の位置がズレている
ドアとドア枠の位置がズレていると、鍵をかける仕組みの金属が引っかかってしまい、スムーズに動かなくなります。位置がズレる原因としては、ドアの歪みなどが考えられます。
ドアを前後に少し動かしながらだと鍵が閉まりやすい場合は、位置がズレている可能性が高いです。
内部の劣化
鍵穴の内部は金属ですから、毎日使っていると次第に削れていきます。もちろん、開け閉めの回数によって変わりますが、鍵の寿命は約10年と言われています。
鍵が閉まりにくい原因がわからず、長期間使っていた場合は経年劣化が考えられます。
ラッチのすべりが悪くなった
ドアの側面には、ラッチと呼ばれる金具が付いていて、ドアを開け閉めするたびに引っ込んだり出たりすることで開け閉めすることができます。
ただずっと使いこんでいると、開け閉めするたびにそのラッチ部分が劣化してしまい、ドアが閉まりにくくなっていきます。
ドアクローザーの調子が悪い
ドアのスピードを調整するなどで取り付けられている『ドアクローザー』は、ドアをゆっくり閉まるようにしてくれる役割があります。ドアクローザー自体は、油圧で動いているので、気温の変化でドアが閉まりにくいと感じることがあります。
実際にドアクローザーはスピードの調整ができますが、この部分が上手く調整できていないことでもドアが閉まりにくいと感じることに繋がります。
玄関ドアの鍵が閉まりにくい時の対処法
ここからは、鍵が閉まりにくい場合の対処法について、トラブルの症状別に分けて解説していきます。もちろん、原因が複数の場合もありますから、自分がやりやすい方法から順番に試してみてください。
鍵が回らない
鍵が回らない場合は、鍵穴の中に異物が入っている可能性があるので取り除きましょう。
- 掃除機でゴミを吸いとる
- エアダスターでホコリを飛ばす
エアダスターとは、圧縮した空気を噴射するスプレーで、精密機器などを掃除する場合に使われています。また、『鍵穴専用の潤滑油』をさして、鍵を数回抜き差しすると動きが良くなることもあります。
ちなみに、エアダスターや鍵穴専用の潤滑油は、インターネットやホームセンターで購入できます。
鍵が抜けない
鍵が抜けない時は、上下左右に少しずつ動かしながら、軽く引いてみてください。この場合、無理に力を入れると鍵が折れてしまうので、少しずつ試すのがポイントです。
どうしても鍵が抜けない場合は、鍵屋さんに相談してください。
鍵がかかりにくい
まず、鍵の仕組みについて簡単に説明します。ドア枠側に付いている凹んだ金具(ストライク)に、ドア側の四角い金属の棒(デッドボルト)を差し込むことでドアが動かないように固定しています。
このストライクとデッドボルトの位置がズレていると、鍵が閉まりにくくなってしまうので調整が必要になります。
- ストライクのネジを少し緩める
- ストライクを上下左右に動かして位置を調整する
- ストライクのネジを締め直す
この順番で何度か繰り返して、スムーズな位置に調整しましょう。
鍵が変形している
普段、合鍵を使っている場合は、オリジナルキー(本鍵)なら鍵の開け閉めができるか確認してください。もし、オリジナルキーで開け閉めができるようであれば、合鍵が変形したことで噛み合わなくなったと考えられます。
オリジナルキーは、鍵穴と同じメーカーのロゴや鍵番号が書いてあるので、簡単に見分けることが可能です。オリジナルキーは自宅に保管しておき、普段は合鍵を使うのがおすすめです。
上記の対処法を試しても直らない場合は、鍵が故障している可能性が高いため交換した方が良いでしょう。また、鍵を設置してから10年程度経っている場合は、内部が劣化していると考えられるため交換をおすすめします。
他にも、ドアが閉まらない場合の対処法については、別の記事で解説しています。
関連記事:『ドアが閉まらないのを直したい! 原因と直し方をまとめて解説します』
鍵の対処法を間違えると故障する
鍵の開け閉めがしにくい時に間違った方法で対処すると、逆に壊してしまう可能性があるので注意してください。ここからは、間違った対処法の例をご紹介します。
無理に力を加えない
鍵の動きが悪い時は、無理に回したり、抜き差しをしたりしないでください。鍵が曲がったり、中で折れたりする可能性があります。 正しいメンテナンスをすると、鍵の動きが良くなることも多いので、わざわざ自分で壊すような真似はやめておきましょう。
鍵穴に細長いものを入れない
鍵穴の内部に入り込んだゴミなどを取り除くために、針金などを入れるのはやめてください。逆に、ゴミやホコリを奥に入れてしまったり、中で折れると取り出せなくなることもあります。
また、鍵穴の内部を傷付けてしまうと故障の原因にもなります。 ですから、掃除機やエアダスターを使いましょう。
鍵穴に市販の潤滑油を入れない
一般的に使われている潤滑油を鍵穴に入れてしまうと、内部でゴミやホコリがくっ付いて余計に詰まりやすくなります。一時的に動きが良くなるかもしれませんが、その後のトラブルを招いてしまうので、 必ず鍵穴専用の潤滑油を使いましょう。
鍵を分解してゴミを取り除かない
鍵の中のゴミやホコリを取り除くために、分解するのはやめておいた方が良いでしょう。なぜなら、鍵の中には細かい部品がたくさん使われているので、専門知識のない素人では元に戻すことが難しいからです。
他の方法を試しても効果がない場合は、分解する前に鍵屋さんに相談することをおすすめします。
玄関ドアの鍵のメンテナンス方法
普段の生活で鍵のメンテナンスはしていますか?少し気を付けるだけで、鍵の動きが良い状態を保つことができます。そこで、簡単にできるメンテナンス方法をご紹介します。
- ハブラシで鍵の汚れを落とす
- 鍵が曲がらないように持ち歩く
- 定期的に鍵穴の掃除をしたり潤滑油をさす
- ネジを締め直す
鍵や鍵穴の汚れはトラブルの原因になるので気を付けましょう。また、鍵がドアにネジで固定されている場合は、緩んでいると開け閉めがしにくくなることもあります。
毎日使うため、できるだけ鍵に負担をかけないことが、長持ちさせるコツと言えます。
自分で解決できない場合は専門業者に依頼しよう
ここまで、玄関の鍵が閉まりにくい時の原因や対処法について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
鍵の調子が悪い時は、正しい対処法を試してみましょう。また、定期的に鍵のメンテナンスを行うようにしてください。
鍵は毎日使うので、次第に動きが悪くなるのは仕方がありません。そこで、10年程度経過しているようなら、交換することをおすすめします。
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参考サイト『KEY110鍵修理』
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