ドアクローザーを取り付けたい!注意点とコツをまとめて解説

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ゆっくりドアを開閉することができるドアクローザー。
小さいお子さんがいたり、ペットがいる家庭にはドアはさみ事故防止のためにも必要不可欠なものではないでしょうか。

今回は、
・ドアクローザーの種類やメーカー名
・必要な道具や取り付け方法
・取り付ける前に注意してほしいこと
など、ドアクローザーを取り付けたい時に知っておきたいことをご紹介していきます。

困った時の参考にしてみてくださいね。

ドアクローザーを取り付けたい


ドアクローザーを取り付ける際に知っておきたいことをまとめていきます。
そもそも、ドアクローザーにはどんな種類があるのでしょうか?

種類について

ドアクローザーとは、扉の上部に設置されている装置のことを指します。
玄関のドアの上部に設置されていることが多いですよね。

ドアクローザーは主に「スタンダード型」「パラレル型」の2種類があります。

〇スタンダード型
昔の住宅はこちらのタイプが主流でした。
ドアの外側についていて、雨風など外気の影響を受けやすいのがデメリットでした。
その代わり、室内からはドアクローザーは見えないので景観を損なうことはありません。
形状は開いた時にアームの向きがドアに対して垂直になるのが特徴です。
そのため、ドアから90度の位置に壁や障害物があると取り付けることができないので気を付けてください。

〇パラレル型
こちらはドアが開く方向に付けるタイプです。
多くの家はこちらのタイプを現在は使用しています。
玄関の上部を見てみると付いているのが確認できるのではないでしょうか。

内側に付くことで老朽化を防ぐことができます。
内側に取り付けるので障害物などの心配も不要となります。

デメリットは景観ですが、見て頂けたら分かるようにそこまで気になるものではないと思います。
どうしても嫌だという場合はスタンダード型にするといいでしょう。

 

メーカー

ドアクローザーのメーカーは多数あります。
その中で、入手しやすい主なメーカーを挙げていきます。

・リョービ株式会社
・ドルマカバジャパン株式会社
・日本ドアーチェック製造株式会社
・ゴールドマン株式会社
・株式会社鈴木金物

ホームセンターなどでドアクローザーを見ていると、この辺りのメーカーのものを多く見掛けると思います。

多数販売されていて、自分で取り付けたい場合、どこのメーカーのものを選べばいいのか悩むかもしれませんが、DIY初心者の方はリョービ株式会社のものがおすすめです。
リョービ株式会社のドアクローザーは取り替え用で既に空いているネジ穴に合わせて柔軟に取り付けられるフリーアジャストブラケットというものが付いているので取り替え経験がなくても比較的自力で交換しやすい製品だと言えます。

関連記事:ドアクローザーの交換方法!変えるタイミングや注意点まで解説します!

 

ドアクローザーの取り付け方


ドアクローザーが手に入ったら、次はどのように取り付ければいいのかを見ていきましょう。

DIYに必要な道具

ドアクローザー取り付けに必要な道具は、
・電動ドリルドライバー
・型紙(ドアクローザーの付属品)
・テープ
・脚立(高所作業になることもあるため)
などになります。

市販されているドアクローザーを買えば一緒に型紙も付いてきます。
説明書と一体型になっているものや、型紙だけのものなど様々ですが、セットになっています。
もし、型紙を無くしてしまったら自分で測って取り付けることになるので難易度が上がってしまいます。

取り付け方の手順

続いて、ドアクローザーを取り付けていく手順も見ていきます。

1、型紙をテープで貼り付ける
2、型紙の寸法通りにドリルで穴を開ける
3、ブラケットとスライド取り付け板を固定する
4、本体とアームをビスで取り付けて組み立てる
5、アーム付きの本体を取り付け板に取り付ける
6、リンクとアームを連結させる
7、リンクがドアに対して平行になるように調整したら完成

と進めていきます。
採寸→下穴→固定具取り付け→本体取り付け→リンクの取り付け→速度調整と順番に進めていけば、自力でも取り付け可能なので詳しい専門知識がなくてもポイントさえ押さえておけば取り付けることは可能です。


最後の速度調整ですが、一般的にはドアが90度の時点から閉まるまでに5~8秒程度のスピードが使いやすいとされていますが、小さなお子様がいる場合はもう少しゆっくり閉まるようにするなど生活状況に合わせて調整をしてみてくださいね。
調節ネジを時計回りに回すとドアがゆっくり閉まり、反時計回りに回すとドアが速く閉まるようになりますよ。

取り付ける前に注意してほしいこと


ドアクローザーを自力で取り付ける時によくあるトラブルとその対処法をまとめていきます。
いざという時に慌ててしまわないように、是非チェックしておいてください。

取り付けたのに動かない

ドアの開きには右開きと左開きがあります。
ですが、ドアクローザーは左右兼用なので、どちらのタイプのドアでも付けることができます。

しかし、右開きのドアなのに、左開きの主軸を使うと主軸が回転しないのでドアが開かなくなってしまいます。
ドアクローザー本体の速度調整弁をよく見て、左右のどちらに向くかでどこに取り付けたらいいのかを見極めていきましょう。

主軸の向きを合わせれば右開きでも左開きでも問題なく取り付けることができますよ。

 

途中で止まって閉まらなくなる

最後のアーム同士の連結をドアを開けたままの状態で連結してしまうとその位置までしか閉まらなくなってしまうので気を付けてください。
連結する作業の際は、ドアを完全に閉めた状態で作業を行うのが鉄則です。
きちんとドアクローザーが作動するように、扉を閉めて連結を行っていきましょう。

 

勝手にバタンと閉まる

リンクは、アームの先にある細い部分です。
ここの部分がドアと平行になっていないと、ドアクローザーの機能を果たせなくなってしまいます。

ドアクローザーをつけているのに、ドアがバタンと閉じてしまう場合はリンクが斜めになっていないか確認してみてください。
リンクが斜めになっていても故障の原因には繋がりませんが、速度調整の第2速弁の調整ができなくなってしまいます。
これがバタンと閉じてしまう原因となるので、リンクの位置に注目をしてみてください。

 

アームが短くてアームの連結ができない

アームを手前に強く引いてもう一方のアームがドアと平行になる位置で連結してください。
市販のものはどのドアにも付けられるようになっているはずなので、うまく取り付けられなかったら取り付け方に工夫が必要です。

長さが足りないと思ったらアームをめいっぱい手前に引き、その状態で連結させるようにしていきましょう。

ドアクローザーの取り付けが難しい場合は!

 

プロに頼んでドアクローザーを取り付けてもらいましょう

ドアクローザーは自力でも取り付けることができますが、ドア上部に手が届かないくらい身長の低い人やDIYに慣れていない人には、取り付けが難しい場合もあります。
そんな時は、プロの業者に頼んで取り付けてもらうと安心です。

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