引き戸に簡易的に後付けできる鍵とは? 注意点まで詳しく紹介します
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「引き戸に鍵を後付けできないかな…」と悩んでいませんか?
引き戸に鍵を後付けする方法はいくつかあり、中には素人でも簡単に取り付けられるタイプもあります。
しかし、鍵の種類によって開け閉めの方法や取り付け方法は変わります。
そのため、鍵を取り付ける目的や使い方に合った種類を選ぶ必要があります。
具体的な例は次の通りです。
- 鍵の開け閉めができるのは?【外側・内側・両側】
- 取り付ける場所は?【外側・内側】
- ネジで固定できる?【可能・不可能】
自分の使い方に合った鍵はどれか、考えて決めると良いでしょう。
自分で取り付けたい場合は、その中で簡易的に設置できるものを選びましょう。
この記事では、引き戸に簡易的に後付けできる鍵について解説しています。
引き戸に簡易的に後付けできる鍵とは
引き戸に鍵を後付けする方法はいくつかあり、簡単に取り付けられる種類もあります。
まずは、取り付けが簡単な種類について、大きく4つに分けて解説します。
初心者向けは補助錠
『補助錠』は比較的簡単に取り付けることができるため、初心者向けです。
主に、メインの鍵に追加で設置するのが目的のため、補助錠だけでは防犯性は高くありません。
防犯性を高めたい場合は、2つ以上の種類が違う補助錠を取り付けた方が良いでしょう。
確実に取り付けたい戸先錠
『戸先錠』は、引き戸の取手と枠に金具を取り付けてロックするタイプです。
引き戸の鍵として多く使われています。
戸先錠は、玄関引き戸にも後付けすることができます。
高価だけど確実な防犯性のある電子錠
「できるだけ便利な方が良い!」という方には、『電子錠』がおすすめです。
出入りの度に鍵を出す必要が無く、暗証番号やICカードで鍵を開けることができます。
他の種類より価格は高くなりますが、防犯性も高いです。
穴をあけて取り付ける召し合わせ錠
2本のレールで開け閉めする2枚の引き戸のことを『引き違い戸』と呼びます。
『召し合わせ錠』は引き違い戸に使われていて、引き戸同士が重なる真ん中で施錠する鍵のことです。
取り付けるためには、シリンダー(鍵穴)を通すための穴をあける作業が必要になります。
引き戸の鍵を後付けしたいなら目的別に確認しよう
引き戸に鍵を取り付ける前に、目的に合った種類を選ぶ必要があります。
とりあえず鍵をかけたいだけなら、簡易的なものでも問題ないでしょう。
ここでは、ある程度の強度が必要な場合について説明します。
しっかりした鍵を引き戸と引き違い戸に付けたいなら
鍵の強度を上げるには、しっかり固定する必要があります。
鍵を後付けするための方法は、ビスで固定するのが一般的です。
ビスで取り付ける方法も、大きく分けて2つあります。
片側のみビスで取り付ける方法
引き戸と枠に小さめの穴をあけて、金具をビスで固定します。
補助錠よりもしっかりした鍵を取り付けることができます。
鍵を取り付けた側のみ、開け閉めをすることが可能です。
穴をあけてシリンダー(鍵穴)を入れる方法
引き戸に大きめの穴をあけてシリンダーを通し、ビスで固定します。
また、枠にも金具をビスで固定します。
この方法で取り付けた場合は、外側と内側の両方から鍵を開け閉めすることができます。
もちろんビスで固定されているため、強度も高いです。
ただし、穴をあける位置を間違えると元に戻すことはできません。
賃貸で穴をあけられないけど補助用に鍵を付けたい時は
賃貸物件の場合は『原状回復の義務』があるため、故意に穴をあけたりすると退去時に修繕費を負担する必要があります。
そのため、傷を付けないように強力な粘着テープで後付けする方法が良いでしょう。
補助錠には、穴をあけないで粘着テープで取り付けられるタイプがあります。
ただし、粘着力が強力すぎると戸や壁の塗装がはがれるので注意しましょう。
関連記事:「室内引き戸の鍵を簡単に取り付ける方法をプロがアドバイスします」
引き戸に簡易的に後付けした鍵の注意点
引き戸に鍵を後付けする時は、いくつか注意点があります。
取り付け方法を確認することはもちろんですが、防犯性能についても気を付けましょう。
引き戸に鍵を取り付けても気を付けないといけない
引き戸などに鍵を取り付けると、確かに防犯性は上がります。
しかし、引き戸にガラスが付いている場合は、ガラスを割って戸を開けることもできます。
特に玄関の引き戸には、明るくするためにガラスが多く使われています。
この場合は、他の防犯グッズなどを使って対策を強化しておきましょう。
主な防犯グッズ
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- 防犯フィルム
- 防犯ブザー
- 防犯カメラ
- 人感センサーライト
- 防犯砂利
自分で引き戸に鍵を後付けするのが難しいと感じたら
ここまで、引き戸に簡易的に後付けできる鍵について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
引き戸に鍵を後付けすることはできます。
ですが、その前に鍵をかける目的から使い方を考えましょう。
使い方が決まったら、鍵の種類を決めます。
最後に、自分で取り付ければ完了です。
設置場所によっては、他にも防犯対策が必要になります。
プロにお願いして後付けしてもらおう
引き戸用の鍵には、自分で取り付けられないタイプもあります。
そんな時は、専門業者に取り付けを依頼しましょう。
鍵を取り付ける時はサイズを正確に測り、工具を使って作業を行います。
経験豊富なプロにまかせておけば、確実に取り付けてもらえるので安心できます。
「自分では鍵を後付けするのが難しい…」と思ったら、どうぞお気軽にご相談ください。
関連サイト:『KEY110(新規の鍵・補助錠の取付)』
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