神戸市西区で玄関鍵が空回りしてしまう

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まだ残暑厳しい9月中旬の夜、兵庫県神戸市西区にお住まいのお客さまより「玄関の鍵が空回りして開けられない。このままでは家に入れないので、開けてほしい」というご依頼をいただきました。
鍵のタイプと詳細な場所をお聞きして、できるだけ早く伺うことにしましたが、当社の拠点からは1時間30分〜2時間は掛かってしまいそうです。その旨をお伝えすると、「それくらいなら待ちます。ぜひお願いします」とのこと。「到着の約10分前に再度ご連絡するので、それまでは暑さをしのげる場所でお過ごしください」とお伝えして電話を切りました。

一人暮らしの部屋に入れない

 お客さまがお住まいの神戸市西区は、文字通り、神戸市の西側に位置しています。かつては何もない田園地帯でしたが、1970年代から神戸市中心部のベッドタウンとして開発が進み、現在は人口約24万人で神戸市9区のなかでは最も人口の多いエリアになっています。また、文教地区の顔も持ち、多くの大学がキャンパスを置いています。
今回ご連絡いただいたお客さまも区内の大学に通う学生さんとのこと。西区の南側の玉津町のアパートで一人暮らしをされているそうです。

 お電話をいただいてから約1時間30分後の22時頃、西区に入ったので、お客さまに「まもなく到着しすます」とお電話しました。お客さまは自宅から少し離れたファミレスで食事をしながら待機されていたそうで、15分〜20分後にお客さまがお住まいのアパートの前で待ち合わせすることになりました。

20分後、お客さまと落ち合い、到着までに時間が掛かってしまったことをお詫びしました。すると、お客さまは「実は、そちらにお電話する前、別の鍵業者に連絡したのですが、 “今日は営業終了なので、伺えるのは明朝930分頃”と言われました。明日も朝から大学の授業があるので、なんとか今日中に家に入りたかったので、助かりました」とおっしゃっていただきました。

経年劣化によるカムのゆるみが原因?

作業の前に、念のため、身分証明書を見せていただき、お客さまご本人の自宅であるかを確認します。お客さまは学生証と運転免許証を提示してくださり、本人確認が取れたので、早速、問題の玄関鍵を見せていただきました。鍵は通常のサムターン錠です。お客さまに鍵を借り、鍵穴に挿して回してみますが、お客さまのおっしゃる通り、鍵は空回りしてしまい、解錠することができません。

鍵が空回りしてしまう原因はいくつか考えられますが、鍵そのものに問題がある場合と、シリンダー側に問題がある場合に大別できます。
鍵そのものの問題とは、鍵が変形している、鍵の先端あるいはギザギザ部分が摩耗しているなどが挙げられます。
一方、シリンダー側の問題としては、カムという施解錠を司る金属部分がゆるんでいる、あるいは故障している。また、鍵穴内部にホコリや砂粒などの異物が入り込んでいるなどが挙げられます。

5分もかからずに無事解錠

お客さまの鍵をあらためて確認しますが、目視したところ、とくに問題がありそうな感じはありませんので、恐らくシリンダー側の問題であると考えられます。

とにもかくにも鍵を開けなければなりません。専用工具を使い、5分も掛からず、鍵を開けることができました。開いた瞬間、お客さまは「おっ!」と思わず声が出て、ホッとされたご様子です。

その後、空回りの原因を探るべく、シリンダー内部を見てみると、経年劣化によってカムの固定がゆるんでいることがわかりました。
とりあえず応急処置を施し、これによりしばらくは鍵が空回りすることなく施解錠できるはずです。とはいえ、内部がかなり劣化しているため、再発を防ぐためにも早めにシリンダー含む鍵全体を交換されることをおすすめしました。
すると、お客さまは「賃貸アパートなので、交換に関しては大家さんに相談してみます」とのことでした。

これで作業は終了です。
お客さまは「こんな遅い時間に対応してくださり、ありがとうございました。このままではファミレスで一晩過ごさなくてはなになかったので、助かりました」と感謝の言葉をいただきました。

 時には鍵のメンテナンスを

今回のトラブルは、シリンダーの経年劣化が原因でした。ほぼ毎日のように使う玄関の鍵は、日を追うごとに劣化してしまうことは仕方のないこと。鍵の寿命は約10年ともいわれています。しかし、日頃からメンテナンスを行っておくと、寿命を延ばすことが可能です。
ここでは簡単にできるメンテナンス法をお知らせしましょう。

前述したように、鍵穴の奥にホコリや砂粒などの異物が入り込んでしまうと、鍵が空回りしたり、回らなくなってしまいます。そこで、パソコン等の精密機械のホコリなどを空気の力で吹き飛ばすエアダスターを使って、定期的に鍵穴の奥を掃除しましょう。
また、鍵専用の潤滑剤を鍵穴に注入するのも有効です。ただし、一般的な潤滑剤を使ってしまうと、その粘着性によって逆に砂粒やホコリなどが付着しやすくなるので要注意。必ず鍵専用のものを使用するようにしてください。
そのほか、今回の事例のように内部のカムがゆるむような症状については、シリンダーを分解してメンテナンスする方法もありますが、鍵およびシリンダーはデリケートですので、腕に覚えのない人は、無理をせず、専門業者にメンテナンスを依頼しましょう。

当社では鍵のさまざまなトラブルに36524時間体制で対応するほか、鍵のメンテナンスも承ります。
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