ドアクローザーの交換方法!変えるタイミングや注意点まで解説します!
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玄関のドアが最近勢いよく閉まるようになってきている、油漏れもひどい気がする……などのドアの不具合、それって実は「ドアクローザー」の不具合かもしれません。「ドアクローザーってもともとドアに付いているものだし、交換なんてできるの?」と考える方も多いでしょう。
今回はそんなドアの不具合からくるドアクローザーの交換方法についてご紹介します。
- ドアクローザーを交換するには
- ドアクローザーの交換方法
- ドアクローザーを交換するにあたっての注意
- ドアクローザーの交換が難しい場合は?
それではまず、ドアクローザーの役割について説明します。
ドアクローザーを交換するには
ドアクローザーの役割
ドアの安全な動きを保つため
玄関ドアが閉まるときのスピード調整をしてくれるのが「ドアクローザー」です。このドアクローザーには、オイルダンパーが内蔵されており、そのバネが玄関ドアを閉める力を生み出すことで、オイルダンパーで制御しています。
そのドアクローザーがなくても不便にはなりませんが、勢いよくドアが閉まるためそのドアに負担がかかることになります。勢いよくドアが閉まることで、子どもやお年寄りがドアを開け閉めする際に、ケガに繋がらないか心配という声も良く耳にします。
ドアクローザーが正常に作動していると、ドアがゆっくり閉まります。閉まるスピードもドアクローザーのネジをまわすことで調整できるのでとても生活の上では大切な役割があります。それほどドアクローザーというものには、重要な役割が与えられているのです。
ドアクローザーを交換するタイミング
経年劣化からの油漏れ
油圧で扉が閉まるスピードを制御できなくなっている可能性があります。このまま放っておいて使用すると、ドアと枠に手が挟まってしまうことにも繋がるため大変危険です。ドア全体の破損にも繋がると、最悪ドアの交換まで必要になることもあるので注意しましょう。
ドアクローザーの部品破損
ドアクローザーはドアの開閉時に負担がかかっています。そのため開閉するために伸ばしたり縮めるアームの部分が折れたり、外れたりするトラブルにも繋がります。
ドアの開閉時の不具合
ドアが開かないことで、鍵自体の原因があると考えられることが多いのですが、実際の問題としては以下が考えられます。
- ドアクローザー
- 丁番
- 建付け
などの原因が考えられます。ドアへの負担がかかって建付けが悪くなって、ドアが開かないことになったり、閉まらないなどの原因になることにも繋がります。
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ドアクローザーの交換方法
交換する前に
- どこのメーカーなのか?
- ドアの素材は何でできているか?
- ドアの幅の長さはいくつか?
以上を確認して交換作業をしましょう。比較的同じメーカー(リョービ、ニュースター、美和ロックなど)を選ぶと、交換も初心者には簡単です。
用意するもの
電動ドリル(インパクトドライバー):穴開け
ドライバー:ネジの取り外し、取り付け
新しいドアクローザー:取付できるものを購入すること
テープ:新しく購入した取り替え用の型紙をドアに貼り付けるときに使用
脚立:高所作業になる場合があるため
他にドアを開けて作業をするため、ドアストッパーなどのドアを開けたまま挟んでおけるものがあれば便利です。
古いドアクローザーを取り外す
- リンクとアームのネジを全て取り外す
- リンクとアームを取り外す
- ブラケットのネジを取り外す
- ブラケットを取り外す
- ドアクローザーの本体を固定しているネジを取り外す
- ドアクローザーを取り外す
新しいドアクローザーを取り付ける
- ブラケットをネジでドア枠に取り付ける
- スライド板(レール状のもの)をネジでドアに取り付ける
- ドアクローザーの本体にアームを取り付ける
- ドアクローザーの本体をドアにネジで取付ける
- リンクとアームを連結させる
ドアクローザーの調整方法
- ドアクローザー側にある『スピード調整弁』を探す
- ドライバーでスピード調整弁を回す(2回転まで)
- ドアを開閉して動作確認して終わり
※スピード調整弁を2回転以上回してしまうと油漏れの原因になります。またドアの開閉が固くなることにも繋がりますので2回以上回さないように注意して下さい。
ドアクローザーを交換するにあたっての注意
穴の位置のズレに気を付ける
ドアクローザーを取り付ける際に、穴の位置を開けるのにズレができてしまうと土台部分がズレてしまいます。穴の位置がズレてしまうのでネジを取り付けられません。スライド板がまっすぐ取り付けられないことになり、ドアの開閉の動作不具合にもなるため注意しましょう。
リンクとドアが平行になるようにする
リンクとドアが平行にならないと、ドアが閉まらないトラブルに繋がります。また、ドアが勢いよく閉まるなどの問題が発生してしまいます。アームを動かしてリンクがドアと平行になる位置に合わせるようにして、リンクとブラケットを取り付けるようにしましょう。
ドアクローザーの向きを間違えない
ドアクローザーが基本的に左右兼用です。そのため、誤って左右反対に取り付けてしまうミスが多く発生します。左右反対に取り付けてしまうと、ドアが全く開かなくなります。説明書やアーム、リングなど動く位置を確認して間違えないようにしましょう。
※一般的には調整ネジがドアノブの方向を向くように取り付けます
もしも失敗してしまったら
取り付ける方向を間違えてしまったり、穴の位置がズレてしまったということになったら再度自分自身で修理するのはなかなか難しいものです。
最悪の場合はドア自体の交換にもなりかねないため、リスクがかなり大きいです。最終的には自分では修理が難しいと思うのなら、専門業者にお願いしてみましょう。実際に自分が取り付けるときよりも、確実にきれいに仕上げてくれます。
ドアクローザーの交換が難しい場合は?
プロにお願いすればドアクローザーも交換できる!
ドアクローザーの交換が自分で難しい場合は、プロにお願いして交換してもらいましょう。自分で作業をしたときの取り付けが甘い部分なども、プロにお願いすることで確実に使いやすくドアクローザーを交換してもらえます。
また、ドアクローザーだけでなく、ドアのラッチの調子が悪い場合や鍵の不具合からであれば、ドアクローザーではなく鍵に原因があることもありますので、そのときには鍵の専門業者に鍵交換をお願いしましょう。
弊社「KEY110」ではドアクローザーの交換や鍵の交換、他の鍵のトラブルなどにも即日対応にて行っておりますのでお気軽にご相談下さい。
▼「KEY110」ではドアクローザーの交換から鍵のトラブルにも即日対応しておりますのでお気軽にご相談下さい
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