一軒家は鍵交換の費用はいくらかかる?交換タイミングから注意点まで紹介
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鍵をなくしたときや、近所で空き巣被害が出たときなどは、家の防犯性能を見直す良い機会です。
共働きで家を留守にすることが多い家庭や、高齢者や子どもに留守番をお願いする家庭、また1人暮らしの人であっても、自宅のセキュリティ対策はばっちり行いましょう。
この記事では一軒家に焦点を当て、鍵の交換費用についてご紹介いたします。
一軒家の鍵を交換するきっかけ
冒頭でも触れましたが、一軒家の鍵を交換するきっかけは、日常的に多くあります。
それらについて、最初におさらいしてみましょう。
下記のいずれかに当てはまる方は、今こそ鍵交換の時期かもしれませんよ。
一軒家の鍵を交換する際のきっかけとは?
一軒家の鍵を交換するきっかけは、具体的には下記の5つがあります。
・鍵をなくしたとき
鍵を紛失した際はとくに要注意。
紛失した鍵を第三者に拾われる可能性があるためです。
自宅の場所を特定されてしまえば侵入される危険性も。
防犯のためにも、鍵の紛失時は鍵自体を交換してしまうことをオススメします。
・鍵が壊れたとき
鍵が壊れた際は、まずスペアキーで開け閉めしてみましょう。
それで解錠できれば、鍵だけ劣化していることになります。
・防犯性を強化したい
昔の鍵は構造が簡単なものも多く、ピッキングなどで簡単に解錠できてしまいます。
防犯性能が低いものは数十秒で開けられてしまうため、防犯強化も兼ねて鍵交換がオススメ。
・賃貸物件に引っ越したとき ・中古の一戸建てを購入したとき
賃貸物件や中古物件の場合、前の入居者がスペアキーをそのまま所持している可能性が捨てきれません。
前の入居者・所有者に侵入の意志がなくても、持ち出したスペアキーを落としたり、他人に譲ったりすることが一概にないとは言い切れないものです。
悪意のある人間の手に渡ると危険なので、鍵本体の交換を検討してみてくださいね。
一軒家の鍵交換の費用は種類によって違う?
では、いよいよ鍵の交換費用について確認してみましょう。
ひとくちに「鍵」と言っても、その種類はさまざまです。
そのため、必要になる費用も鍵によって異なります。
鍵の種類によって費用が異なる
鍵の種類と費用相場は下記の通りです。
・シリンダータイプ:10,000~30,000円
一般的な玄関ドアによく見られる鍵です。
鍵穴が入る円筒形の金属シリンダーに鍵を差し込み、回転させることで施錠と解錠をします。
・ドアノブタイプ:10,000~20,000円
つかんで回すタイプのドアノブに見られる鍵で、ドアノブの中央に鍵穴があります。
施術はボタンを押すだけと簡単。 しかし外から解錠するときは鍵が必要で、室内からはドアノブを回すだけでOKという便利なタイプです。
・引き違い戸:2,500~25,000円
2枚の引き戸をスライドさせて開閉するタイプの玄関に使う鍵です。
鍵の取り付け位置は2枚の扉が重なる中央部分が主流ですが、戸当りの1カ所のあるものや、中央と戸当りの2カ所にあるものもあります。
・プッシュブルタイプ:15,000~80,000円 縦長のハンドルを押して引くとドアの開閉ができるタイプです。
鍵穴が上下2カ所にあるダブルロックタイプと、1カ所のみのシングルロックが選べます。
防犯性能が高く、ドリルやバールによるこじ開けも困難だと言われています。
・レバーハンドル錠:10,000~25,000円
マンションやアパートでよく見かけるタイプの鍵です。
レバーから少し離れた上部にシリンダーがあるものやレバーの中央にあるものがあります。
・電子錠:20,000~100,000円
カードキーや暗証番号などで開けるタイプの鍵です。
電気工事が必要な場合は取り付け価格も高くなる傾向にあり、工事不要の電池式タイプであれば、低価格での取り付けも可能です。
一軒家なので防犯性能を高める鍵に交換したい
エントランスやオートロックがあるマンションと違い、一軒家は個人単位の防犯対策が大切です。
防犯性能を高めてくれる鍵として、ここではディンプルキーをおすすめします。
ディンプルキーとは、鍵の両面に凹凸が付いている鍵のこと。
両側の凹みはそれぞれ大きさや深さが異なり、複雑な形状をしています。 そのため従来のギザギザタイプよりもピッキング耐性が高く、周囲の目を嫌がる空き巣や不審者に諦めさせる効果が期待できるでしょう。
シリンダーの交換だけで取り付けができ、費用相場は15,000~30,000円と比較的安価。
鍵修理のプロである私たちからもオススメする、頼りになるアイテムです。
一軒家の鍵交換をする際の費用における注意点
次に、一軒家の鍵を交換する際の注意点を見てみましょう。
一軒家の鍵交換は自分でもできる?
費用を考慮して、鍵交換を自力で済ませたいと考える人もいるかと思います。
業者に頼まず、自力で鍵交換して表を浮かせたい場合は、具体的にどうすればよいのでしょうか。
まずは鍵のメーカーと型番とをしっかりとチェックしてみましょう。
型番は、ドア横の銀のプレートに書いてある場合がほとんどです。 次にドアのサイズを測りましょう。
ドアの厚み、フロントプレート縦横の長さ、ビスピッチ(プレートのビスの間の長さ)、バックセット(ドアノブの中央からドアの端まで)がわかればOKです。
鍵の交換方法
鍵を交換する際に必要なものは新しい鍵、軍手、ドライバーの3つです。
ここでは一般的なシリンダータイプの鍵の交換方法を紹介します。
1. ドア側面の銀プレートを固定しているビスを外す。
2. ドアからプレートを取り外す。
3. カバー内部のピンを取り外す。
4. ドアからシリンダーを取り外す。
5. 新しいシリンダーをドアにはめる。
6. ピンをもとの位置に差し込む。
7. ビスでプレートをドア側面に固定する。
8. ドアの開閉、鍵の動作確認をして完了。
自力で鍵を交換する際は、鍵のサイズミスや取り付け強度に注意してくださいね。
鍵のサイズを間違えてしまうと、また新しいものを買い直すことになってしまい、費用が倍かかってしまいます。
また、鍵の取り付けが甘いと、防犯性能を強化するつもりがむしろ下がってしまう可能性もあります。
無理やり取り付けると修理が必要になる可能性もあるので、慎重に行うことが大切です。
費用が気になる一軒家の鍵交換はプロに任せよう
鍵を交換する時間や取り付けに自信がない方は、鍵交換のプロに任せてみてはいかがでしょうか。
ドア回りの美観を崩すことなく、防犯性能を意識した取り付けが可能です。
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