門扉に鍵を後付け交換する方法と防犯に効果的な鍵の種類を徹底解説!

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ドアにはさまざまな種類がありますが、特に鍵がつけにくそうなイメージを持たれてしまうドアがあります。
それはズバリ「門扉」です。あまり日本の一般家庭では見かけない門扉ですが、大きな建物や欧米チックな建物には決まって門扉が導入されていますよね。今この記事を読まれているあなたも門扉を利用されているひとりかもしれません。しかし、最近はとにかく物騒なニュースばかりが報道され、鍵が脆いもしくは鍵が安易なものに関しては簡単に破られてしまい、大切なものを盗まれてしまう可能性が高くなります。特に鍵がつけにくいとされている門扉を利用されている方は、より一層防犯意識を高めていく必要があると思います。基本的に門扉には鍵などはなく、そのまま開閉するタイプがほとんどですが、鍵を取り付ける(後付け)ことは十分に可能です。むしろ、鍵をつけないことには防犯上よろしくないので、少しでも門扉の防犯意識を高めたいという方はぜひこの記事を参考にしてください。この記事では門扉に鍵を後付けするメリット・デメリットをはじめ、おすすめの鍵、鍵の取り付け方、そして修理について具体的に紹介していきます。また、それぞれの注意点についてもくわしく解説していきます。

はじめに

はじめに

おそらくこの記事を読まれている方のほとんどが、自宅に門扉を構えている方だと思います。そして、現時点で鍵をつけておらず、今後防犯意識を高めたいものの、どういった鍵をつければいいのか、そして鍵の取り付け方はどうすればいいのかなどの疑問を抱いていることと思います。なかには「そもそも門扉に鍵は必要なのか?」と疑問を持たれている方もいるでしょう。その答えは「必要」と言っていいと思います。
なぜなら、現状の鍵をつけていない門扉のままでは簡単に泥棒などに侵入されてしまうからです。鍵のない門扉を構えている方が第一に考えなくてはならないことは、「家の防犯」です。たとえば、あなたが空き巣の立場になって一度門扉の前に立ってみてください。そこで鍵がないということは侵入が容易く狙いやすい住宅だと思いませんか?結局のところ、防犯意識を最大限に高めるためには泥棒などに「この住宅は防犯意識がきわめて高いから、門扉を突破したところで第二の関門が待ち受けている。ここを狙うのはやめておこう」と思わせる家でなければなりません。そうです、門扉を見た時点で泥棒が侵入することを諦めるよう徹底しなければならないのです。なお、泥棒は無計画に住宅に侵入するわけではありません。事前に下調べを行い、ターゲットとなる家をリストアップします。さらに入念に下見をして、その住宅に暮らす人々の生活習慣まで把握し、完全に家にいなくなったときを狙うと言われています。もうおわかりかと思いますが、鍵のない門扉がある時点ですでにその家は泥棒からリストアップされている可能性があります。しかし、下見に行った時点で門扉に鍵がかかっていれば話は別です。「以前は確かに鍵がなかったが、後付けしたのか・・・これは防犯意識が高そうだし、もしかしたらバレたかもしれない・・・」そう感じさせることも可能です。冒頭でもかんたんに解説していますが、正直なところ無施錠の門扉を構えているご家庭は少なくなりません。それは門扉自体に鍵を取り付けることが困難というイメージから来ているのかもしれませんが、現在ではさまざまな種類の鍵が販売されているので、かんたんに後付けすることができます。言うまでもなく門扉に鍵が付いているだけで防犯意識の高さをアピールすることができるので、鍵をつけるかどうか迷っているのであればぜひ門扉には鍵を取り付けてください。むしろ迷っている暇などありません。防犯意識の高さを外から見せつけて、泥棒の侵入をけん制しましょう。

門扉に鍵を後付するメリット・デメリット

門扉に鍵を後付するメリット・デメリット

単純に考えて門扉に鍵を後付けすると、防犯意識を高めることができるだけでなく、実際に侵入を困難にさせるわけですからさまざまなメリットを得ることができます。
しかし、門扉に鍵をかけることで生じるのはメリットだけではないのです。そこでこの項目では門扉に鍵を後付けするメリット・デメリットそれぞれを具体的に解説していきます。

■門扉に鍵を後付けするメリット
1)泥棒の敷地侵入を抑制することができる
多くの人が泥棒の侵入を防ぐことを目的としていますが、実は門扉に鍵を後付けすることでしつこい宗教の勧誘者やセールスなども撃退することが可能になります。最近では泥棒よりもこのしつこいセールスの方がうざったいと感じている人が多いかもしれません。しかし、門扉に鍵がかかっていれば、まず敷地に侵入することはできなくなります。よって、安心を手に入れることができます。

2)鍵を気にしない施錠を導入すればキーレスで楽々
現在の鍵は多種多様で典型的な鍵を用いて開閉するタイプ以外にも門扉の鍵を暗証番号で施錠・開錠できる「電子錠」が登場しています。この電子錠を導入することで鍵を持ち歩かなくてもよくなり、戸締りだけに意識を専念することができます。一般的な鍵では不安という方はこのような電子タイプを後付けすることをおすすめします。

3)オートロックタイプにすれば鍵のかけ忘れを防止可能
電子タイプに加えて現在のラインナップのなかには「オートロック」タイプも存在します。このようなオートロック対応の鍵を導入することで、門扉を閉めると同時に自動施錠されるため、いちいち門扉の鍵をかける必要がなくなります。よって、鍵のかけ忘れるがなくなるため、防犯レベルも高めることが可能です。

■門扉に鍵を後付けするデメリット
1)それなりの費用が必要になる
言うまでもなく門扉に鍵を後付けするということはそれなりの費用がかかります。もっとも門扉の鍵として有効なのは先述した「電子錠」が挙げられますが、もっとも安い安カードタイプの電子錠でおよそ2万円の出費が必要になります。あくまで最安値で数万円なので、納得いく防犯レベルの鍵を取り付けるとなると費用が高額になります

2)カード式電子錠の落とし穴
カード式の電子錠はもっとも安価なので導入しやすいメリットはあるものの、それを導入してからうっかりカードを持たずに外出しようものなら締め出しを余儀なくされるので要注意。また、これはカード式にかぎらず暗証番号タイプも同様のことがいえます。暗証番号タイプは高性能で安心の鍵といえますが、うっかり暗証番号を忘れてしまうと家に入ることができなくなるため注意が必要です。

3)カードの紛失・暗証番号を忘れた場合は業者に依頼して対策するほかない
上記で説明したような事態に陥った場合、もはや自力ではどうすることもできません。解決方法としては鍵の専門業者を呼んで解錠してもらうほかないため、予想以上の費用に泣かされることになります。以上が門扉に鍵を後付けするメリット・デメリットです。基本的に鍵の使い方さえ間違えなければ、メリットの方が大きいですが、暗証番号を忘れたり、カードそのものを紛失してしまうとどうしようもできなくなるので、鍵を持たなくてもいいという安心感をもつよりも、そのタイプでは必須条件となるものをきっちり把握しておくことが重要になります。

門扉の鍵交換・後付けにおすすめのタイプ

門扉の鍵交換・後付けにおすすめのタイプ

この項目では門扉の鍵交換や後付けにおすすめのタイプをいくつか紹介します。あくまで商品そのものを紹介するのではなく、タイプ別で紹介していくのでご自宅の門扉に適したものがあるか参考にしてみてください。

1)「デジタルコンピューター」タイプ
文字通り、コンピューターが搭載されたハイテクな電子錠になります。光通信システムを搭載しているだけでなく、鍵穴のない錠前になっているのが特徴的で、暗証番号は100億通りの中から作成可能。防犯レベルをきわめて高いものにしたいなら、間違いなくこのタイプがおすすめだと思います。ただし、価格は高めなので検討する必要があると思います。

2)「デジタル電子ロック(ハンドル)」タイプ
主に一般的なドアやアルミ製ドアに使用される電子ロックタイプとなっていますが、門扉の鍵交換はもちろんのこと、後付けには最適です。防犯レベルとしても十分ですし、取り付けもさほど難しくないと言えるでしょう。

3)「デジタルドアロック」タイプ/「電子キーレスドアロック」タイプ
いわゆるデジタル制御されているドアロックタイプです。このタイプを導入することによって鍵を紛失する心配がなくなるので、現時点で門扉に鍵はつけているものの鍵を紛失するリスクを回避したい方や、後付けに電子錠を選びたい方には最適だと思います。紹介したのは上記3点になりますが、それぞれ性能が異なるので具体的なアドバイスが欲しいのであれば、ネット通販などは利用せず鍵の専門店などで直接購入するようにしましょう。実際に手に取って購入することとそうでないのとではまったく違いますし、何より鍵のプロからのアドバイスを受けて購入できる点は大きな魅力です。ネット通販は便利なものの、すべて自己責任で購入することになるので、ある程度の知識がないと失敗する可能性があります。

鍵の取り付け方

鍵の取り付け方

それでは門扉に鍵を取り付ける(後付け)する方法を解説していきます。最初に断っておきますが、この項目での説明はすべてセルフで行う鍵の取り付け方になります。よって、すべて自己責任となるのであらかじめご了承ください。もし、取り付けに自信がなかったり、そもそも取り付けている時間がないというのであれば、専門業者へ依頼するようにしてください。

■門扉への鍵の取り付け方
基本的にセルフで取り付けが可能なタイプは、商品説明欄にそのような記載があるものに限ります。簡易なタイプなものほど取り付けやすく、防犯レベルが高くなるものほど取り付けに技術を要します。取り付け方はシンプルで、取扱説明書に記載されている手順に従い、取り付けに必要な工具を揃えます。そして、あらかじめ鍵の取り付け位置をチェックしておき、失敗がないよう入念に下準備しておきましょう。鍵の取り付けでもっとも注意しなければならないのは取り付ける位置です。位置がずれてしまうと門扉に傷をつけるだけでなく、最悪の場合は破損する可能性もあります。また、傷がついた部分が劣化の原因にもなり得るので十分に注意しましょう。

■門扉に鍵を取り付けた後に考えるべきこと
簡易なタイプであれば、門扉への取り付けはけっして難しいものではありませんし、十分にセルフでも対応できます。鍵がつけば防犯意識がアップすることは確かなのですが、それだけで防犯対策がすべて整ったというわけではありません。よって、門扉に鍵をつけたから安心というわけではなく、自宅の各扉の施錠は絶対です。門扉にお金をかけたから自宅の扉を施錠せずに外出するなどの油断は防犯意識を自ら低下させる要因になります。防犯対策をより一層高めたいのであれば、門扉に鍵を取り付けるだけでなく、玄関扉に補助錠の取り付け、予算に余裕があるのなら防犯カメラを設置するなどしてセキュリティを高めることが重要になります。

■メンテナンスの重要性
門扉の鍵を防犯レベルが高い「電子錠」にしたところで、従来の鍵と同様に経年劣化を避けることはできません。つまり、いつかは劣化して壊れるときがやってくるということです。しかし、日頃からのメンテナンスを徹底すれば長持ちしますし、動作が不安定になる確率はきわめて低くなります。だからこそ定期的に動作確認をしたり、取扱説明書に記載されているメンテナンスの方法に沿ってお手入れしましょう。

修理は専門業者に依頼する

修理は専門業者に依頼する

最後に門扉の鍵の修理について解説します。残念ながら門扉に取り付けた鍵はセルフで修理することはほぼ不可能です。それが電子錠であれば尚更ですし、専門知識や技術を必要とするので自分ではどうすることもできません。よって、門扉に取り付けた鍵が壊れて修理が必要な場合は専門業者に依頼するようにしてください。専門業者は数え切れないほど存在しますが、信頼と実績のあるところを選びましょう。見積もり等親切に行ってくれて、下見で印象をチェックしてから決めるといいかと思います。また、業者によっては修理できないところもあるので、何社かに依頼して相見積もりさせるのがベストだと思います。

まとめ

まとめ

門扉への鍵の取り付けは防犯レベルを高めることができます。しかし、鍵の種類は豊富にあるので、現状の門扉の防犯意識を高めるためにふさわしいタイプを選びましょう。おすすめできる鍵は「電子錠」です。簡易なタイプはセルフでの取り付けも可能ですが、防犯レベルが高いものは取り付けに技術が必要になるため、自ずと専門業者に依頼することになると思います。自宅の門扉にハイテクな鍵を後付けして、安心を手に入れてくださいね。

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