東京都足立区のバイクの鍵開錠事例

依頼者様立ち合いのもと、早速作業を開始しました。まずは合い鍵を作らなければいけないので、バイクの鍵穴に特殊な工具を入れて鍵穴の形を測定します。
バイクの鍵穴の内部の情報が取れたら、その鍵の形に合わせてブランクキーを削り、合い鍵を作っていきます。

ブランクキーとは、まだ鍵として加工されていない鍵のことです。加工されていないため、ブランクキーにはまだギザギザや刻みが一切ついておらず、金属の平たい棒のように見えます。
このブランクキーを合い鍵を作るための特殊な機械にセットし、鍵穴の情報を打ち込みます。すると、機械がその入力したデータの通りにブランクキーを削って合い鍵の形に加工してくれるのです。

ブランクキーの作製はこのように機械がやってくれるのですが、その前の段階であるキーの情報を読み取るのは手作業でやらなければなりません。合い鍵を作成するのは機械の仕事ですが、合い鍵の形を読み取って機械に入力するのは手作業です。そのため、合い鍵作りひとつ取っても、鍵屋さんの経験の差が生きてきます。

合い鍵が完成したら、バイクに差し込んで回してみます。回りにくいところがないか、引っかかりがないかという点をチェックするのです。回りにくかったり引っかかったりする鍵は、スムーズに回らないので、どこが引っかかっているのかという点を再チェックして微調整をします。

鍵がスムーズに回るようになったら、メットインを開けてみます。今回のバイクは鍵穴に鍵を差し込んで回し、メットインを開ける部分で鍵を押し込むとメットインが開錠する、という仕組みになっていました。
メットインが無事に開いたら、今回の作業は完了です。

バイクの鍵のトラブルについて

バイクの鍵のトラブルで特に多いのが、鍵の紛失と鍵のメットインです。どちらも原則として合い鍵の作成での対応となることが多いです。

鍵の紛失は、合い鍵をその場で作ることで対応することができますが、そのままでは落とした鍵を悪用されてバイクの盗難や車上荒らしにあってしまうというリスクまでは回避することができません。鍵を交換することもできますが、作業費、作業時共に合い鍵作成よりもかかってしまいますので、詳しいことはオペレーターまでご相談ください。

鍵を紛失したという方にしておいていただきたいのが、遺失届の提出です。遺失届とは、警察に落し物をしたと申告することです。もし遺失届を出していれば、なくした鍵がどこかで拾われて警察に届けられた際にスムーズに取りに行くことができます。

遺失届は警察署でしか提出できないと思われている方も多いようですが、実は遺失届は近くの交番でも提出することができます。遺失届を出したいのですが、と伝えれば対応してくれます。
また、落としてからすぐに遺失届を提出することができれば、落とした場所や鍵の特徴など、思い出せる事項も多いので、提供できる情報が多くなりスピーディーな解決にも繋がりやすくなります。

バイクのメットインのトラブルの場合、メットイン部分に鍵穴がついている車種のバイクについては、合い鍵を作らなくてもピッキングによる鍵開けが可能な場合もあります。
今回のように鍵穴がなく、エンジンをかける鍵穴と共通の部分にメットインの鍵がついているという場合は、合い鍵を作っての対応となります。車種やケースによって費用は異なりますので、詳しいお見積りはオペレーターまでご相談ください。

まとめ

バイクのトラブルは鍵の紛失やメットインといったものが多く、合い鍵を作成して対応させていただくというケースも多いです。合い鍵の作成だけなら数十分で作業が終わるということも珍しくありません。詳しい作業時間や費用については状況により異なりますので、作業員やオペレーターにお尋ねください。
当サイトでは、24時間365日年中無休で鍵に関するご依頼を受け付けております。全国の鍵屋さんと提携してスタッフを派遣していますので、ツーリング先でトラブルに遭遇した場合でも大丈夫です。鍵のトラブルでお困りの際は、ぜひ当サイトのオペレーターまでご相談ください。