鍵が曲がってしまったときの修理・対処方法と原因を解説

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普段使っている鍵、気づいたら曲がっていたってことはありませんか。最近鍵の抜き差しがしづらくなった、鍵がうまく回らないなど。それ、鍵が曲がっている・歪んでいるせいかもしれません。曲がった鍵をそのまま使い続けると、余計に曲がったり、最悪折れてしまうなどのトラブルにもなります。鍵だけでなく鍵穴も壊れる原因になるので、曲がった鍵は修理が必要です。そこで今回の記事では、鍵が曲がったときの修理対処方法をご紹介。合わせて原因もご説明していきます。

鍵が曲がる原因

曲がった鍵の修理方法よりもまずはじめに、鍵が曲がってしまう原因についてご紹介していきましょう。

鍵が曲がる・歪む3大原因

  • 力の入れ過ぎ・負荷
  • 熱による変形(熱膨張)
  • 経年劣化によるすり減り・変形

上記3つが鍵が曲がる・歪む主な原因です。では一つひとつ詳しく原因をみていきましょう。

力の入れ過ぎ・負荷

力の入れ過ぎ・負荷というのは、鍵の扱い方の問題です。例えば鍵穴に鍵を差し入れするとき、回すときに必要以上の力を入れているなど。またズボンの尻ポケットに鍵を入れたまま座った、鍵の上に重いものを載せたなどで負荷をかけたなど。鍵は硬くて丈夫ですが、こうした力の加減や負荷を加えることで、曲がってしまうことがあります。

熱による変形(熱膨張)

熱による変形とは、例えば夏場の日当たりの良いところに鍵を長時間置いておくなど。鍵は丈夫ですが、長時間熱に晒されると熱膨張が起こって変形しやすくなります。特に夏場の車の中で、ボンネットに鍵を置いておくなどは危険。真夏の車内は60度以上になることもあり、鍵が変形しやすくなります。

経年劣化によるすり減り・変形

も長年使い続けることにより、徐々に経年劣化が起こります。時間が経ったことにより脆くなったり、すり減りギザギザ部分が滑らかになってしまうなどです。

鍵が曲がることで起こるトラブル

 

鍵がちょっと曲がってる。けれども特に問題ないのでそのまま使っている。という方も中にはいますが、それは間違いです。先述でも少し触れましたが、曲がった鍵をそのまま使い続けると、あとあとトラブルになることがあるので注意が必要です。それでは曲がった鍵を使い続けることで起こるトラブルについて、お話していきます。

  • 鍵が折れる
  • 鍵穴を傷つける

上記2つが、曲がった鍵を使い続けることによるトラブルです。そのまま使えるからといって使い続けると、いつか取り返しがつかないことになるので注意です。それでは上記2つについて、詳しく見てみましょう。

鍵が折れる

曲がったままの鍵をそのまま使い続けると、ぽきっと折れることがあります。これは曲がっている部分に、余計な負荷がかかっていることが原因。このまま鍵穴に差し込んで回すと、本当は起こるはずのない余計な摩擦が起こります。曲がったままの鍵を持っている分には、いきなり折れることはまずありません。しかし、鍵穴に刺したとき、回したときに曲がった箇所に集中して負荷がかかることで折れるわけです。そうなると鍵穴に折れた鍵が詰まってしまうので最悪の事態です。折れた鍵は取り出すことも難しいため、鍵屋を呼ぶ必要が出てしまいます。

鍵穴を傷つける

曲がった鍵は、鍵だけでなく鍵穴も傷つけます。鍵穴の中のシリンダーは、本来鍵のギザギザ、窪みがピッタリ合うことで鍵を開ける仕組み。ですが曲がった鍵だと、本来は当たるはずのない部分に鍵の先やギザギザ部分が当たることになります。こうなるとシリンダーの中で余計な摩擦が起こり、内部を傷つけることに繋がります。シリンダーが壊れると即鍵交換になるので、曲がった鍵を使い続けるのはやめましょう。

鍵が曲がったときにやってはいけないこと

鍵が曲がってることに気づいたとき、知識のないまま自分でどうにかしようとしてはいけません。そうすると、返って鍵や鍵穴を傷つけることになります。それではつぎに、鍵が曲がったときにやってはいけないことをご紹介します。

  • 鍵を反対方向に曲げる
  • 放置して使い続ける
  • 接着剤でくっつける(鍵が折れた場合)

それでは上記2つについて、詳しく見ていきます。

鍵を反対方向に曲げる

曲がった鍵でやりがちなのが、鍵を曲げ直すこと。ちょっとの湾曲くらいならと、力任せに曲げるのは危険です。余計に曲がって癖がついたり、最悪折れてしまうこともあります。またトンカチやハンマーなどで叩いて伸ばすといった行為もNGです。窪みやギザギザ部分に傷がつき、シリンダーのピンと合わなくなる危険があります。

放置して使い続ける

先述でも触れていますが、構わず使い続けるのもNG。だんだん曲がり具合がひどくなったり、最悪折れる危険もあります。

接着剤でくっつける

折れてしまった鍵を接着剤でくっつける人もいますが、これもNG。見た目が綺麗にくっついても、鍵穴に入れて回したら折れることがあります。またはみ出た接着剤などが鍵穴内部を傷つける、接着剤のカスが詰まるなどの二次被害が発生する危険もあります。

鍵が曲がった時の対処方法

それではいよいよ、鍵が曲がったときの対処方法をご紹介していきます。まず対処法にうつる前に、スペアキーがないかを確認してください。曲がった鍵自体の修理は難しいので、使わないのが一番。曲がった鍵は処分して、スペアキーがある場合はスペアキーを使用してください。スペアキーがない場合は、以下の方法を試します。

新しい鍵を発注する

鍵が曲がったときは、新しい鍵をメーカーから取り寄せます。日本の大手鍵メーカーのMIWAをはじめ、使用している鍵の型番などがわかれば鍵を発注することができます。とくに鍵交換も必要なく、鍵の料金を支払えば送られるので一番安心安全です。

鍵を交換する

もともとついている鍵が古かったり、メーカーが廃業しているなどの場合は、鍵の発注ができません。こうなると鍵だけを新しくすることができないため、鍵の本体交換が必要になります。また今すぐ鍵が欲しい、取り寄せている時間がないといった方にも鍵交換がおすすめ。交換すればスペアキーも2~3本つきますし、鍵も新しくなるのでよいでしょう。ただし鍵交換になると、鍵の取り寄せよりも費用は割高になります。

鍵トラブルの予防方法

それでは最後に、鍵トラブルの予防方法をご紹介。そもそも鍵が曲がらなければ、余計な費用や手間はかかりません。普段何気なく使っている鍵ですが、一度使用方法を改めるとよいでしょう。一度鍵を曲げてしまった人も、再発防止に努めてください。

鍵を適切に管理する

先述の鍵が曲がる原因でも触れましたが、鍵は負荷をかけると曲がったり折れたりしてしまいます。家で保管する際は、箱や収納に入れておく、持ち歩く際は衣服のポケットなどに入れず、カバンなどにしまうなどの心掛けが大事。またキーケースなど使うことで、鍵に衝撃や負荷がかかるのを避けましょう。また保管場所は直射日光をさけるなど、熱膨張対策も必要です。

鍵のメンテナンスをする

鍵のメンテナンスも重要です。鍵は基本的に汚れない、汚れが目立たないのでお手入れを怠りがち。ですが、定期的に表面の汚れを取り除くことで、鍵を長持ちさせることができます。また鍵の滑りをよくするため、鍵専用の潤滑剤を使うのもGOOD。潤滑剤がない場合は、鍵に鉛筆の芯を塗ると、滑りがよくなります。

が、ここで注意。鍵に潤滑剤を使用する際は、必ず鍵専用のものを使用してください。鍵専用の潤滑剤とは、鍵メーカーのMIWAやKABAが販売しているものです。一般的な潤滑剤(クレ556など)は、中に入っている成分が鍵穴に詰まることがあります。

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