【なるほど】自動ドアの特徴・仕組みを徹底解説/故障/業者

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今やさまざまな物件の出入り口となっている「自動ドア」。言うまでもなく自動ドアは人や物が接近するとセンサーがそれを判断して、装備されているモーターが働き、ドアの開け閉めを自動でやってくれるドアのことを言います。最近ではどこでも見かけるので当たり前の存在となっている自動ドアですが、万が一のトラブルで動かなくなってしまうこともあります。私たち消費者としても物件の持ち主としても、自動ドアは生活の中でなくてはならないものになっていることは事実。だからこそ、自動ドアが故障した場合は早急な対応をしないと、出入り口に人が停滞してしまい、大変なことになる可能性もあります。そこでこの記事では自動ドアがどのような仕組みで構成されているのかをはじめ、自動ドアの鍵の仕組み、故障、自動ドアの鍵の交換についてくわしく解説していきたいと思います。また、故障した自動ドアの修理業者の選び方についても解説しているので、どこに修理を依頼したらいいかわからないか迷っている方もぜひ参考にしてください。

はじめに

はじめに

おそらくこの記事にアクセスされた方のほとんどが、現在管理している自動ドアが故障したか、その鍵の交換を検討されていることと思います。基本的に自動ドアは手動で開け閉め可能な扉のように鍵がついています。よって、専門的な作業が必要になるものの、修理および鍵の交換はできます。また、世間一般的に自動ドアと呼ばれていますが、自動ドアにはさまざまな種類があります。大きく分けると2タイプが存在します。ひとつは数多くの店舗などに備え付けられているセンサー感知のタイプで、いわゆるボタンを押すことでドアが開く仕組です。もうひとつはマンションなどの集合住宅のエントランスに備え付けられている鍵穴を回すことで離れたドアの鍵が開錠される仕組みです。言うまでもありませんが、鍵があるということは結果としてはどちらも鍵交換ができます。基本的にセンサー感知タイプの自動ドアは扉が横にスライドして開く仕組みとなっているため、下側に鍵がついているケースがほとんど。なんとなくひとりで鍵交換における作業が可能と思ってしまいますが、このタイプは扉ごとはずさないと鍵交換できない仕組みのため、最低でも2人で作業する必要がでてきます。一方でエントランスタイプの自動ドアですが、これは物件である以上共有スペースになるので、入居者全員の承諾が得られないことには作業ができない場合があるので、依頼は管理会社かその物件の大家がすることになります。さらにエントランス部分を交換するということは、入居書の前部屋の鍵もすべて交換する必要出てくるため、一筋縄ではいかないことを理解しておくべきです。前置きが長くなりましたが、まずは自動ドアの仕組みからくわしく解説していきたいと思います。

自動ドアの仕組み

自動ドアの仕組み

自動ドアの仕組み(構造)は大きく分けると以下の4点に分けることができます。それではそれぞれの役割をわかりやすく解説していきます。

1)エンジン
2)スイッチ
3)制御装置
4)モーター

■エンジン
自動ドアがセンサーを感知して開け閉めを繰り返すことができるのは「エンジン」があるからです。
どんな機械でも自動タイプにかぎらず動作をするためにはエンジンが必須。特に自動ドアにおけるエンジンを人間に例えるなら“心臓”と言っても過言ではありません。要するにエンジンがないことには自動ドアは開閉しないということです。

■スイッチ
自動ドアにおけるスイッチはドアを開閉する役割を持っていますが、製品によっていくつもの種類があるのでそれぞれ把握する必要があります。主に以下の4つのタイプに分けることができます。

1:光線センサータイプ・・・人と床との温度差を判断してドアを開閉する
2:マイクロウェーブセンサータイプ・・・電波の周波数変化を判断してドアを開閉する
3:マットスイッチタイプ・・・人やモノの荷重を判断してドアを開閉する
4:タッチスイッチタイプ・・・押すことで発信される電波を受信部で受けてドアを開閉する。主にセンサーは天井やサッシ上部などに組み込まれているタイプが多く、センサーそのものが人や物体を検知してドアの開閉を行うのではなく、あくまでドアの開閉は制御装置(コントローラー)が行います。
つまり、センサーは人や物体の検知という役割のみです。

■制御装置(コントローラー)
制御装置は自動ドアを構成する上でもっとも大切なパーツと言っても過言ではありません。
なぜならセンサーが人や物体を検知できたとしても、制御装置に何らかの異常があって作動しない場合、自動ドアの開閉が一切できなくなるためです。また、センサーとモーターは密接な関係にあり、センサーからの信号を受けてモーターが作動する仕組みとなっています。

■モーター
センサーから送信された信号によってモーターが作動することで自動ドアを開閉します。要するにモーターが作動しないことには自動ドアは一切動きません。このように自動ドアの基本的な仕組みは、エンジンが中心(動力源)となって、センサーが検知して制御装置がドアのコントロールを担当し、モーターが自動ドアが開閉しています。基本的に自動ドアのパーツは以上となりますが、他にもモーターの回転をドアに伝えるベルト、ドアがレールを行き来するためのタイヤ的な役割の戸車、ドアが外れないためのガイドレールなどもあります。いずれにしても自動ドアはすべてのパーツが作動しないかぎり、正常に機能することはありません。

鍵の仕組み

鍵の仕組み

普段、私たちは当たり前のように自動ドアを使用していますが、その物件の管理者である以上は使用しない時間帯は鍵をかけてロックする必要があります。これは閉店や夜間に家を施錠する行為とまったく同様で、使用しないときは基本的にロックすることになります。自動ドアの鍵とはいってもセンサーと同様にいくつかの種類があります。ごく一般的な手動タイプのドアは、錠前だったり電気錠、テンキースイッチの鍵などさまざまなものがあります。一方で自動ドアは扉が吊り下げられているわけなので、主にドアの下部におけるガイドレールが補助し開閉しています。
言うまでもなくレールから外れない仕組みとなっていますが、自動ドアの鍵というのは基本的にドアの下部についています。自動ドアの鍵の仕組みと言われると難しく考えてしまう方が多いかもしれませんが、基本的にごく一般的なタイプの扉における鍵の仕組みと同じです。鍵を回すことで扉が開かないようにロックされるので、施錠については何一つ難しいことはありません。なお、一般的な自動ドアは内側下部にてサムターンを回すことで施錠することができます。

自動ドアの故障

自動ドアの故障

自動ドアは各パーツの連携によって作動する仕組みなので、いずれかのパーツに異常があるとそれだけ正常に作動しなくなることがあります。
そこで故障の可能性が考えられるケースを以下にまとめてみました。

1:タッチスイッチを押してもドアが開かない場合(タッチスイッチタイプ)
この場合、タッチスイッチの乾電池が消耗している可能性があるので、まずは電池の交換を行ってみてください。それでも改善されない場合はいずれかのパーツが不具合を起こしている可能性があります。

2:手動でドアを開閉することすらできない
対処できる方法としては下部レール内に異物が蓄積しており、それが開閉の邪魔をしている可能性があります。よって、それらを取り除くことを試してみてください。それでもドアの開閉ができない場合はパーツに不具合が起きている可能性があります。また、初歩的な問題としてドアの鍵が施錠状態になっている場合もあるので焦らずにチェックしましょう。

3:手動でドアを開閉できるものの自動では動かない状態
この場合は電源スイッチが入っていない可能性が考えられますので、電源が入っているか確認してみてください。また、センサーに異常があり、人や物を感知できていない可能性もあります。この場合は専門業者に修理を依頼するほかありません。

4:開いたドアが閉まらない状態
考えられる原因のひとつに下部レール内に異物があるか挟まっているがあります。この場合は電源を切り、異物を取り除くことで対応することができます。また、センサーもしくは補助光線センサーが感知したままの状態であることを確認できたら、その感知物を取り除いてください。これら以外でまったく改善できない場合は、専門業者に依頼することを考えましょう。

5:自動ドア駆動装置から異音・異臭がする状態
この場合はいずれかのパーツが異常をきたしている可能性があるので、自己判断することは危険です。ただちに専門業者に修理を依頼するようにしましょう。

6:停電してドアが動かない状態
この場合は電源を一度切った上で、ドアを開放状態にしましょう。後に停電が復旧した場合、再度電源を入れてください。これによって改善されない場合は故障している可能性があるので専門業者に依頼しましょう。

7:雪詰まりでドアが動かない状態
下部レールに雪や氷などが詰まるとドアの開閉ができなくなります。よって、レールに詰まっている雪や氷などを取り除いてみてください。ちなみに不凍液を使用することで凍結防止を実施することができます。いずれにしても自動ドアが正常に作動しない場合は、何らかの不具合が起きている可能性があるので放置せずに専門業者に依頼するようにしてください。

自動ドアの鍵の交換

自動ドアの鍵の交換

前述したように自動ドアには手動で開閉する場合を想定して鍵が装備されています。
ごく一般的なドアの鍵なら素人でも何とか交換できることもありますが、自動ドアにおいては専門知識およびパーツが必要になるのでほぼ素人では不可能です。自動ドアの鍵は主に下部に鍵口が装備されているわけですが、自動ドアの鍵交換を行う場合はその箇所を変更することになるか、タイプによってはシステムまるごと変更しなければなりません。おそらく自動ドアの鍵交換を検討されている方のほとんどは、故障したので新品を取り付けるといったケースか、ピッキングなどによってドアを開錠されないための防犯対策だと思います。もっとも強固な防犯対策を行うのであれば、暗証番号式のロックを装備している自動ドアか、カードキーによるロックが搭載されている自動ドアを選ぶのが賢明です。

しかし、完全に買い換えるともなるとそれなりの予算が必要。そこで故障した自動ドアの錠と鍵を交換してピッキング等の対策を検討されている方は少なくないと思います。現在、全国には数多くの専門業者が存在していますが、すべての業者が鍵の交換に対応できるわけではないので事前に確認することが大切になります。また、自動ドアの鍵交換ではなく、鍵口等の点検やメンテナンスをしたいという方もいるかと思います。そういった場合も専門業者に依頼するのが一般的ですが、すべての業者が対応しているわけではないので、確実に対応してくれる業者を探し出すことが重要になります。

賢い業者選び

賢い業者選び

自動ドアの修理や自動ドアの鍵交換を依頼する場合は、信頼と実績のある専門業者に依頼するのがベストです。なかには料金の安さで依頼を検討している方が多いと思いますが、安ければいいというものではありません。もちろん、格安で自動ドアの修理や鍵交換をしてくれる業者なら問題ありませんが、それ相応の費用がかかるのが一般的です。また、ごく一般的な業者は修理などは受け付けているものの、自動ドアのメンテナンスまでは受けていないことがほとんど。よって、修理もメンテナンスもすべて依頼したい場合は、実績のある業者を選ぶのがベストというわけです。特に地域担当制を採用している専門業者の場合、コスト削減が実施できていると共に実績が多いケースが多いので、依頼するのであれば地域から信頼されている業者を選ぶのが賢い選択かと思います。また、料金に納得できない場合は数社に依頼して相見積もりしましょう。

まとめ

まとめ

自動ドアの仕組みは以下のとおりです。

1)エンジン
2)スイッチ
3)制御装置
4)モーター

これらの内いずれかでも故障した場合、正常に稼働することはありません。よって、特に何の原因もないのに異常が見られた場合は、いずれかのパーツに不具合が起きている可能性が高いです。自動ドアは素人が修理できるほど安易なものではないので、異常が見られた際は専門業者に依頼しましょう。また、自動ドアの鍵を交換したい場合も同様です。
業者は信頼と実績が伴っているところを選び、相見積もりをして納得のいく依頼を行ってください。最悪の場合、自動ドア自体を買い替えになる可能性もあることも覚悟しておいたほうがいいと思います。

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