【振り込め・アポ電】特殊詐欺の手口と対策!架空請求・オレオレ等詐欺の種類や家族守るための対処法
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オレオレ詐欺や還付金詐欺など、年々巧妙になっていく特殊詐欺。最近ではアポ電強盗なんていうものも出てきました。詐欺に遭ってお金が取られるだけではなく、暴力や殺人に発展するほど凶悪な事態になってきました。
詐欺なんて自分は引っかからない。そう思っていても、実際に被害に遭うと引っかかってしまうもの。中には被害そのものに気付かず、お金を払ったまま警察にも届けていない人もいるのです。最近の詐欺はそれほどにまで巧妙になっています。
今回の特集記事では、特殊詐欺の手口やその対策方法をご紹介。ご自身はもちろん、家族が詐欺被害に遭わない・遭っても取られないための対策を行ってください。
最新特殊詐欺の手口
まずは特殊詐欺の種類と手口を紹介。どんな詐欺があるのかを事前に知っていれば、もしものときに「これって詐欺かも?」と気づくことができます。また手口がわかれば、その対策方法を考えることもできるのです。
①振り込め詐欺
振り込め詐欺でまず思い浮かぶのが「オレオレ詐欺」。2003年ごろに注目されて以来、2019年現在でも主流となっている詐欺です。被害者の子供や孫と偽って電話をし、金を無心して騙し取る手口です。「事故に遭って人に怪我をさせた。お金がいるので振り込んで欲しい」という電話を掛け、ATMに振り込ませたり直接現金を手渡しさせたりします。
振り込め詐欺=オレオレ詐欺という認識が強くなっていますが、振り込め詐欺にもほかにもいくつか種類があります。それが以下の通りです。
①オレオレ詐欺
②還付金詐欺
③架空請求詐欺
④融資保険金詐欺
⑤ワンクリック詐欺
ではその詐欺の内容を詳しく見てみましょう。
②アポ電詐欺
振り込め詐欺に少し似ているのが、アポ電詐欺です。被害者に電話を掛けて家族構成や資産状況を聞き出したうえで、振り込め詐欺や強盗を起こします。振り込め詐欺と大きく違うのは、被害者から事前に情報を聞き出すということ。事前に資産情報を聞くことで被害者を振り分け、より高額な金銭を獲得するというものです。また家族構成を聞くことで、同居の有無や家族のいない時間を把握。強盗に押し入る事件にまで発展しています。
③改元詐欺
これは2019年現在だから起こっている詐欺です。5月1日の改元に伴い「キャッシュカードを交換する必要がある」と、電話が掛かってくるというもの。キャッシュカードと暗証番号を郵送させて騙し取る手口です。2019年から数年間は、改元詐欺が頻発することが予想されます。
④情報商材詐欺・副業詐欺
情報商材詐欺・副業詐欺とは、セミナー参加費用や商材費を騙し取るものです。「簡単に儲かる方法を教える」「一日数時間で月数百万円を稼げる副業がある」などです。意味のないセミナーに参加させたり、本やDVDなどを買わせる詐欺です。最近ではモデルやタレントになれると偽って、高額なレッスン費用を負担させる詐欺もあります。
⑤結婚詐欺・出会い系詐欺
結婚・出会い系詐欺は、結婚や交際をちらつかせてお金や金品を騙し取る方法です。「事業に失敗してお金がない」「事故に遭って人に怪我をさせた」「結婚式の費用を振り込む必要がある」「ほしいブランド品がある」「二人で住むマンションを購入したい」など。被害者の好意に漬け込むことが多く、被害者も相手を思うあまり詐欺に気づきにくくなってしまいます。
詐欺に遭わない・遭っても取られない対策
詐欺の手口を知ったあとは、どう対策をするかです。詐欺に遭わない・遭っても取られない対策をすることで、大切な資産や安全を守りましょう。ここでは特に被害の多い、振り込め詐欺とアポ電詐欺の対策についてご紹介します。
①固定電話を解約する
振り込め詐欺とアポ電詐欺の電話は、その9割が固定電話に掛けてきます。これは固定電話に掛けることで、被害者が「自宅にいることを確認できる」からです。自宅にいることを確認してから、実行犯がお金を取りに行ったり、被害者に通帳を持たせてATMで振り込みをさせるからです。また自宅にいることを確認してから、強盗に押し入ることも。
固定電話さえなければ、こういった電話も確認もできません。固定電話を解約して携帯電話に契約することで、この二つの詐欺の被害を防ぐことができます。
②知らない電話に出ない
次は知らない電話には出ないことです。電話番号の表示を見て、知らない電話であれば無視するようにしましょう。留守番電話を設定して、あとで聞くという方法もあります。
③家族だけの合言葉を決める
振り込め詐欺やアポ電詐欺の多くは、被害者の子や孫と偽って電話を掛けてきます。特に息子である割合が多く、「全体の73%が息子」を名乗って電話を掛けてきます。次に多いのが孫息子で17%です。これは詐欺グループの電話役のほとんどが男で、娘や孫娘を演じることができないからです。
電話の相手が本物の子供じゃない、孫じゃないとわかるようにしておけば、たとえ電話の相手をしてしまってもお金を騙し取られることはないはずです。家族間で電話をするときの合言葉や約束を決めておくことで、引っかからないようにします。また本物の子や孫でしかわからない質問をするなど。好きな食べ物や趣味、家族の記念日などです。誕生日だと調べられてしまうので、家族しかわからないことを質問します。
④自動録音機をつける
固定電話に取り付ける自動録音機というものがあります。振り込め詐欺などの特殊詐欺に効果のあるもので、電話が掛かってくると自動で録音し警告メッセージを流すものです。その警告メッセージというのが、「この電話は振り込め詐欺等の犯罪被害防止のため、会話内容が自動的に録音されます」というもの。メッセージの内容はメーカーによって様々ですが、発進時に警告を流すことで詐欺への抑止力になります。代用的な商品は、「振込め詐欺見張隊」です。
ここまでは被害に遭わないための対策でしたが、次からは被害に遭っても取られない対策をご紹介いたします。
⑤防犯カメラを取り付ける
家の外や玄関に防犯カメラを取り付けることで、集金に来た詐欺師の抑止に繋げます。玄関の外に設置するときは、訪問者の顔が撮影できる位置に設置します。また、「防犯カメラ作動中」というようなステッカーなどを張り、撮影していることをアピールしましょう。お金の集金役の詐欺師は、日雇いのアルバイトのような人間が対応しています。カメラに顔が映ると逮捕されるかも。そう思わせることができれば、万が一家まで来ても逃げていくでしょう。また玄関の中に置くタイプの防犯カメラもあります。この場合もステッカーなどで目立たせてください。防犯カメラは撮ることはもちろん、設置をアピールすることで抑止になります。
防犯カメラの取付については、弊社でも行っています。ご希望の方はお電話(0120-961-976)またはメールにてお問合せください。
⑥自宅に現金・貴金属を置かない
そもそも自宅に現金や貴金属がなければ、詐欺師は取りたくても取れません。タンス預金をしている方は、銀行口座に振り込んでおくとよいでしょう。その他の貴金属については、貸金庫に預けておくと安心です。
⑦ATMの限度額を下げる
今度はATMで振り込め、金を下ろせと言われた場合の対策です。各銀行のATMでは、一日に引き出せる金額と振り込める金額の上限が決められています。50万円、100万円と様々ですが、この限度額を引き下げることができるのです。極端な話だと、ATMで引き出せる・振り込める額を1万円にしてしまう。そうすると、被害者本人が引き落としたい・振り込みたくても、物理的に不可能になります。また限度額を超える利用をするには、窓口へ行く必要があります。窓口で高額な金銭をやり取りすると、必ず銀行員に使用用途を聞かれます。このとき被害者が「息子から電話が掛かってきて…」と話すと、銀行員は詐欺を疑ってくれます。利用を引き留めたり、場合によっては警察に通報してくれることも。被害者本人が詐欺だと気づかなくても、ATMや銀行員が詐欺師を阻んでくれるのです。
詐欺に遭ってしまったときの連絡先
では最後に、詐欺に遭ってしまった場合や「詐欺に遭ったかも?」と思ったときの連絡先をご紹介します。まず詐欺に遭ってしまった場合は、速やかに110番をしてください。そのほかの相談窓口は以下となります。
①警視庁相談窓口:#9110または各都道府県の電話番号(一覧はこちら)
②消費者相談窓口:188または0570-064-370
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