窓用エアコンの鍵ってどうする?空き巣対策や防犯性を上げるコツの解説
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賃貸物件にお住まいの方は、どうしてもエアコンが設置できない場合があります。そんな時は、窓用エアコンを選ぶことで、夏でも涼しく快適に過ごすことができます。
また、窓用エアコンには2つのメリットがあります。
- 一定の大きさの窓があれば設置できる
- 自分で取り付け、取り外しができる
ただし、窓用エアコンを使用している時は、窓が半分程度開いた状態になるデメリットもあります。
もちろん、外から窓を開けられないように工夫されてはいますが、心配に思う方もいらっしゃると思います。そこで、窓エアコンを設置していても可能な防犯対策を確認しておきましょう。
この記事では、窓用エアコンを設置している場合の防犯対策について解説しているので、ぜひ参考にしてください。
窓用のエアコンは防犯面に不安がある
窓用エアコンは設置しやすい反面、窓が半分程度開いた状態になってしまうため、防犯面で不安を感じてしまいます。
ただ、最近では窓用エアコンも小型化され、使っていない時には窓が閉められるようになっています。しかし、窓用エアコンを使っている場合は、窓を閉めることはできません。
なお、窓用エアコンには簡易的な鍵が取り付けられているため、使用中も外側から窓を開けることはできません。
窓用エアコンに付いている鍵とは?
窓用エアコンを使用していて窓が半分程度開いている場合、窓が重なっている部分に付属の鍵を取り付けます。窓をロックする仕組みは下記の通りです。
- 片側の窓の框(かまち:ガラスの周りの枠)にネジで金具を固定する
- 取り付けた金具を手前に90度倒す
- 反対側のレールが金具に当たるため開かなくなる
ネジで金具を固定するため強度は高いですが、窓の框に穴があいてしまいます。しかし、鍵をかけなければ外から窓を開けられてしまうため、防犯面で不安です。
窓用のエアコンを使うなら防犯対策をしよう
窓用エアコンを設置する場合、窓の鍵を増やして防犯性を上げる方法があります。問題は、窓用エアコンを使っている時には、窓が半分開いているということです。
そんな時は、簡単に設置できる補助錠がおすすめです。補助錠にはたくさんの種類があるため、窓が開いている状態でも設置することが可能です。
また、補助錠には粘着テープで取り付けられるタイプもあるので、ネジで金具を固定したくない場合でも鍵をかけることができます。
では、窓用エアコンを設置していても取り付けられる補助錠を、窓の防犯用品を扱う「株式会社ノムラテック」の商品の中から、タイプ別に3つご紹介します。
ウインドロック モンター
窓のサッシの上枠に取り付ける補助錠です。窓をロックした後に付属の鍵を外してしまえば、内側からも解除できなくなります。また、外側から窓を外して侵入されるのを防ぎます。
快適防犯 NEW鍵付スライドロック
窓の框に両面テープで取り付ける補助錠です。上下どちらでも取り付けることができ、付属の鍵を外してしまえば内側からも解除できなくなります。
快適防犯 Wロックガード
窓ガラスに貼り付ける補助錠です。外側からは警告シールが見えるので、空き巣の抑止効果が期待できます。 これらの商品はホームセンターかインターネット通販で購入できます。
鍵を取り付ける費用はいくらかかる?
窓の鍵を取り付ける場合、気になるのは設置費用です。前述した補助錠の場合は1,000円〜2,000円程度が相場となります。
ただ、窓の補助錠はたくさんの種類があり、100円ショップなどで安く購入することも可能です。防犯性は低くなってしまいますが、何も対策をしないよりは空き巣の侵入を防ぐ効果が期待できます。
100円ショップの補助錠とは?
100円ショップにある代表的な補助錠は、レールに置いてから金具を前後に広げることで窓をロックするタイプです。ただし、デメリットが2つあります。
- 窓を動かす度に外さないといけない
- 力の加減が難しい
しっかり力を入れて固定しないと動いてしまう可能性があり、逆に力を入れ過ぎてしまうとレールが曲がってしまいます。 ただ、鍵の数は多いほど防犯効果が期待できるので、何も対策をしていない方はぜひ試してみてください。
窓の鍵は防犯性が低い
そもそも、みなさんが窓の鍵だと思っているのは「クレセント錠」と呼ばれる、防音と気密性を高めるための金具です。つまり、防犯対策としての高い効果は期待できません。
なぜなら、クレセント錠付近のガラスを小さく割ってしまえば、外から回すことができ簡単に侵入されてしまうからです。 そのため、クレセント錠の他にも防犯対策をしておくことが重要です。
補助錠を取り付ける効果とは?
クレセント錠に加えて補助錠を設置することで、鍵の数を増やして防犯性を高めます。補助錠が付いていれば、たとえクレセント錠を回されても窓を開けることはできません。
空き巣は、侵入に時間がかかるほど諦める可能性が高くなるため、鍵を2つ以上設置しておきましょう。
鍵付きのクレセント錠にする
鍵付きのクレセント錠に交換してしまえば、たとえガラスを割られても窓を開けることはできません。ただ、クレセント錠の交換に失敗すると、自分で修理するのは困難です。
鍵の専門業者に依頼すると、時間をかけず確実にクレセント錠を交換してもらえるので安心できます。
窓用エアコンを使う時は防犯対策を忘れずに
ここまで、窓用エアコンを設置している場合の防犯対策について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
最近の窓用エアコンは、窓が閉められるくらい小さくなりました。ただ、使用中は窓を閉めることができません。 そこで、簡易的な鍵が付いていますが、防犯面では不安に思われる方もいらっしゃると思います。
そんな時は、さらに補助錠を取り付けて防犯対策をしましょう。 また、窓を閉めている時の防犯性を高めるためには、鍵付きのクレセント錠に交換することをおすすめします。
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