ダイヤル錠の仕組みとは?故障や不具合の場合の対応の仕方を解説

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金庫の鍵や南京錠の鍵などによく使われているのがダイヤル錠です。
ダイヤルを回して数字を組み合わせ開錠できるようになっています。

では、なぜダイヤル錠は数字を認識して解錠できるのでしょうか。
当記事では、
・ダイヤル錠とは何か
・ダイヤル錠の仕組み
・ダイヤル錠によくあるトラブル
など、ダイヤル錠を扱う上で知っておきたいポイントをまとめていきます。

故障や不具合が起きた際の参考にもなるので、是非最後までご覧ください。

ダイヤル錠とは?

ダイヤル錠とは、ダイヤルを回してドアを解錠できる鍵のことを指します。
暗証番号で施錠ができるので、鍵を持ち歩く必要がないキーレスタイプの錠前です。
数字を回すことで開けられるようになっています。

キーレスタイプの錠前にすることで、鍵を紛失してしまうというよく起こりがちなトラブルから解放されるメリットがあります。
鍵の紛失の心配がないということは、鍵を管理する側にとっても都合がいいです。
紛失や複製といったトラブルが起きないので、管理も楽です。

ダイヤル錠がよく使われている箇所は、
・学校や会社のロッカー
・スポーツクラブなどのロッカー
・シューズボックス
・小物ボックス
・書類管理
・貴重品ボックス
などが挙げられます。

個人の私物管理に使われている例が大半となります。

荷物を簡易的に保管する際に役立つダイヤル錠ですが、その仕組みについて、次の項目で詳しく見ていきましょう。

ダイヤル錠の仕組みについて

まず、ダイヤルとは、数字が書かれている回す部分のことを指します。

そして、気になるダイヤル錠の構造ですが、ダイヤルと連携するように、中に座と呼ばれる円盤の板が4枚内臓されています。
棒に円盤が4枚連なっている形状となっており、円盤には複数の溝と突起もあります。
1番下にある円盤は固定されており、ダイヤルを回すことで、固定されている円盤や円盤の突起が回転していくようになっています。
そして、座に付いている溝にカンヌキがはまることによって開けられる仕組みとなっています。

ダイヤル錠には、鍵穴に鍵を刺すタイプとハンドルタイプのものがあります。
どちらも最初に設定した番号順に回していくと、円盤の溝が揃っていき開錠ができるようになっています。

ダイヤルを番号順に回して開けるのはこの仕組みのためです。
防犯性の高いダイヤル錠の仕組みは、このダイヤルを回す回数が多いので、開けるのに手間がかかり、防犯に役立ちます。

ダイヤル錠には2種類ある

ダイヤル錠には「ワンタイム設定」と「フルタイム設定」の2種類があります。
それぞれどう違うのかを詳しく見ていきましょう。

ワンタイム設定

1つのロッカーを複数で使用する場合、ワンタイム方式のダイヤル錠を採用します。
使う際に、使用者が暗証番号を設定して使える仕組みとなっているので、錠前を替えることなく使い回すことができるのです。
解錠が済むと、暗証番号が全て「0」に戻るオールリセット機能が付いているものもあり、使いやすくなっています。
万一、使用者が暗証番号を忘れてしまった場合は、管理者用のディンプルキーで解錠もできます。

よく使われる場所は、
・スポーツジム
・ゴルフ場
・プール
・銭湯
などのロッカーです。

フルタイム設定

フルタイムは固定された暗証番号を使い続けるタイプの錠前です。
ずっと同じ人が使用したり、複数で同じロッカーを共有する場合に使います。
暗証番号は管理者が途中で変更することもできるので、使用者が途中で変わった場合にも対応可能です。

よく使用されるケースは、
・会社の個人情報管理
・お店の釣り銭の管理
・ロッカーの共有
などが挙げられます。

ダイヤル錠で起きる鍵のトラブル

ここからは、ダイヤル錠で起こりがちなトラブルについてまとめていきます。
予期せぬトラブルが起きた場合の参考にしてくださいね。

よくあるダイヤル錠の鍵トラブル

〇番号を忘れて開けられない

鍵ではなく番号で解錠するタイプのダイヤル錠で最も多く起きるトラブルが番号を忘れてしまって開けられなくなってしまうパターンです。
番号を忘れてしまった場合の対処方法は後程詳しく説明するので、そちらをご覧になってください。

そして、開け方が合っているかをもう1度しっかりと確認をしてみましょう。
よくあるのが、
・鍵を回す際に1度0に戻してしまっている
・ダイヤルが少しズレてしまっている
といった例です。

1つずつ解説をしていきます。

鍵を回す際に0に戻してしまっているというのは、ポストの鍵などによくあるタイプのダイヤル錠です。
右に何回、左に何回といった感じで解錠の仕組みが決まっているはずです。
この場合、決められた数字をどんどんと回していけばいいのですが、決められた数字を回してから都度都度0の位置に戻してしまっていることもよくあります。
0に戻してしまうと、せっかく回した数字が初期化されてしまうので、気を付けなければいけません。

次に、ダイヤルがズレてしまっているケースです。
一見きちんと番号順に回しているように見えるのですが、少しだけダイヤルがズレてしまっているために鍵が開かないということもあります。
また、右回転のものを左回転で回しているなど、回す方向を間違えても開かないので、こちらも気を付けていきましょう。


〇内部破損で開けられない

番号は合っているのに、鍵自体が故障しているため解錠ができないといったケースも考えられます。
鍵が空回りしているような感覚があれば、鍵の内部が錆びてしまっている場合も疑ってみてください。

頑丈そうに思えるダイヤル錠ですが、経年劣化で使えなくなってしまうということも覚えておいてくださいね。

開かない時はどうしたらいい?

では、鍵が開かなくなってしまった時に試せる方法について見ていきましょう。

〇番号を全て試す

まずは、思い当たる数字をとにかく片っ端から試してみましょう。
とりあえず1つずつ試していくしかありません。
後悔先絶たずではありますが、こういったトラブルに備えて暗証番号はどこかに控えておくのがおすすめです。


〇番号を初期化する

ポストによく付いている鍵であれば、初期化をすることができるかもしれません。
右に2周以上ダイヤルを回すことでリセットできる場合もあります。

どうしても鍵が開かない!となったら、2周以上回して初期化できるか試みてみましょう。


〇ツルを引っ張りながらダイヤルを回す

南京錠タイプのダイヤル錠であれば、Uの字部分を引っ張るようにしてダイヤルを回してみる方法もあります。
ツルを引っ張りながら、下のダイヤルから回していくと、どこかでツルが緩んだように感じる箇所があるはずです。
同じ要領で他の数字も1つずつ回していけば暗証番号を当てることができるかもしれません。


〇鍵の専門業者に解錠を依頼する

上記に紹介した方法でも解錠できなければ専門業者の力を借りる手もあります。
専門業者の手を借りれば、労力を使わず鍵を解錠することができますよ。
ただし、防犯性の高いものの場合、鍵自体を壊さないと解錠できない場合もあります。
最悪の場合、鍵を切断することも頭に入れておきましょう。

関連記事:番号不明のダイヤル式金庫の開け方は?コツから予防法まで開設!

 

ダイヤル錠の鍵開け依頼は?

ダイヤル錠は単純な仕組みの鍵ですが、それでも思うように解錠できなくなってしまうこともあります。
ダイヤル錠に関するお困りごとがあれば、是非『KEY110』までご相談ください。

『KEY110』なら、鍵明けにも迅速に対応しております。
丁寧にスタッフが対応致しますので、まずはお気軽にお問い合わせくださいませ!

 

参考サイト:『KEY110』

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