引き戸の外側から鍵をかけたい! コツや注意点などを紹介します
- この記事を読むメリット。
鍵のトラブル対応をしている当社が発信する情報だから安心!!
・創業10年、問合せ件数60万件の実績から、あなたのお悩みを解決。
その他鍵のトラブルで不明点があれば、電話での無料相談もお気軽にご利用ください。どこに頼むかわからない方でも、些細な事からご相談を承ります。
・自社工事社員が約20人在籍で、ノウハウも多くあるので情報発信の幅も広い。
「この戸に鍵を付けたいなぁ…」と思ったことはありませんか?
家の中で『引き戸』は多く使われています。
引き戸とは、左右に引いて開け閉めをする戸のことです。
また、2本のレールで開け閉めする2枚の引き戸のことを『引き違い戸』と呼びます。
家の中で使う場合は、最初から鍵を取り付けてない場合も多いです。
そのため、生活環境が変化して鍵をかけたくなった時に困ってしまうことがあります。
そんな時のために、引き戸に後付けできる鍵があります。
引き戸用の鍵はいくつか種類があり、外側からロックすることも可能です。
この記事では、引き戸に後付けできる鍵について簡単に解説しています。
引き戸に外側から鍵をかけたい場合
引き戸に取り付けられる鍵は、いくつかの種類に分かれます。
その中で、外側から鍵をかけられるタイプに絞ります。
まずは、『戸』の種類で分けて解説します。
一枚の引き戸の場合
一枚の引き戸に鍵を取り付ける場合、開け閉めの方法で2種類に分けることができます。
- 外側のみ開け閉めができる
- 外側と内側の両方から開け閉めができる
外側のみ開け閉めができるタイプは、ネジで固定することで簡単に取り付けることができます。
ここから、さらに2種類に分かれます。
鍵が付いてない簡易的なもの
金属のレバーなどを金具に引っ掛けて、引き戸を動かないようにします。
外からレバーを外せば引き戸を開けることができるため、誰でもロックを解除できます。
鍵が無いとロックを解除できないもの
鍵が付いている場合は、鍵を持っている方だけがロックを解除できます。
次に、外側と内側の両方から開け閉めができるタイプも、同じく2種類に分かれます。
面付カマ錠
引き戸の内側にロックするための金具を取り付けるタイプです。
引き戸側のカマのような形をした金具が、壁側の金具に引っ掛かることでロックします。
外側には鍵穴があり、内側にはサムターン(鍵を開け閉めするツマミ)が付いていて、両方から開け閉めすることができます。
電子錠
引き戸の外側にはロックを解除するための装置を、内側にはロックするための装置を取り付けます。
外側からロックを解除する方法は、暗証番号や電子キーなどがあります。
他には、オートロックなどの機能もあります。
引き違い戸の場合
引き違い戸の場合も、大きく2種類に分かれます。
プッシュ栓錠
丸い形の金属を押し込むことで、2枚の戸が動かないように外側からロックすることができます。
ロックを解除する時は、鍵を差し込んで回します。
中から開けることができないため、部屋の中に家族がいる場合は外に出られなくなります。
ネジで固定するタイプ
2枚の戸が重なっている場所に、金属のプレートをネジで固定します。
外側からロックするための金具を取り付けて鍵をかけると、引き違い戸が動かなくなります。
このタイプも、鍵を中から開けることはできません。
外側から引き戸にかけられる鍵を後付けしたい
ここまでは、引き戸に取り付けられる鍵の種類について解説してきました。
ここからは、目的に合った鍵の選び方について解説します。
目的によって使い方は変わりますので、鍵を選ぶ時は間違えないように注意しましょう。
どのような目的をもって
引き戸に鍵を取り付ける目的はさまざまです。
代表的な例を考えてみました。
- 子供が外に出ないようにしたい
- 認知症の家族が外に出ないようにしたい
- ペットが外に出ないようにしたい
- 防犯対策
目的から鍵の使い方を決めます。
具体的には、『開け閉めをする場所』が外なのか、中なのか、両方なのかを考えましょう。
自分の引き戸がどの種類か
次に、戸の種類を確認します。
- 1枚引き戸
- 引き違い戸
どちらかになります。
どんな鍵を後付けしたいかを選ぶ
鍵の使い方と戸の種類を確認した上で、まだ選択肢が残っていれば『取り付け方法』で選ぶと良いでしょう。
自分が住んでいる環境によっても、取り付け方法は変わります。
簡単に取り付けられるタイプを選べば、自分で取り付けることも可能です。
関連記事:「【以外に簡単?】引き戸の鍵を新しいものに交換しよう/DIY/レール」
鍵を外側から引き戸に後付けする上での注意
引き戸に鍵を後付けする時には、注意点があります。
購入する前に確認しておきましょう。
穴をあけないと後付けでの作業は難しい
引き戸に後付けできる鍵の多くは、ネジで固定する必要があります。
そのため、鍵を取り付けた後はネジ穴が残ります。
また、内側と外側の両方から開け閉めできるタイプや、プッシュ栓錠の場合はシリンダー(鍵穴)を通すための穴をあけなければいけません。
どちらにせよ、賃貸物件では取り付けができない可能性が高いです。
なぜなら、賃貸物件では『原状回復の義務』があるため、故意に穴をあけたりした場合は退去時に修繕費を負担する必要があるからです。
それでも鍵を取り付けたい場合は、大家さんか管理会社に相談してみましょう。
引き戸がガラスの場合も多く侵入されやすい
鍵を取り付けたい引き戸が『玄関』の場合も注意が必要です。
玄関の戸にガラスが付いている場合は割られてしまうこともあるため、空き巣の侵入を防ぐ目的であれば他の防犯対策も必要になります。
自分では鍵を後付けするのが難しい場合は……
ここまで、引き戸に後付けできる鍵について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
引き戸に鍵を後付けするのなら、まずは『目的』をはっきりさせましょう。
次に、目的から鍵の使い方を考えて『種類』を決めます。
まだ選択肢が残っているようなら、『取り付け方法』で選びましょう。
鍵の後付けはプロにお願いしましょう!
鍵の取り付けは素人には難しい場合があります。
ネジで固定するだけに思えても、取り付ける場所を間違えると鍵が上手くかかりません。
また、種類を間違えて選んでしまう可能性もあります。
「自分では取り付けが難しい…」と思った時は、どうぞお気軽にご相談ください。
関連サイト:KEY110(新規の鍵・補助錠の取付)
※令和3年4月1日より、税込価格の表示(総額表示)が必要になるため当サイト内の表示価格はすべて消費税10%を含む税込み(総額)表示となっております。