合鍵を自作したい!自分でできる方法と注意点を解説します!
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合鍵を作る際、「自分で作ってみたい」と考える方もいると思います。実際に自分で合鍵を作るには、作り方や道具の準備など、正しい知識を知っておかなければなりません。
そこで今回は、下記の内容を解説いたします。
- 合鍵を自作しようとするきっかけ
- 合鍵の作成方法
- 自分で合鍵を作成した場合のリスク
また、自作以外の方法で合鍵を作成するやり方についてもご紹介します。いざという時のために知っておきましょう。
合鍵を自作したい!
そもそも合鍵を作るのは、どのような時でしょうか?
合鍵を自作したいと考えるきっかけ
「自分で合鍵を作りたい」と考えるきっかけとしては、下記のような場合が挙げられます。
- 合鍵をなくした、落とした場合
- 合鍵を増やしたい場合
- 合鍵を作るのに安く済ませたい場合
単に合鍵を増やしたい場合や、合鍵を作るのに安く済ませたい場合であれば、大きな問題はありません。
しかし、合鍵を紛失した場合は、新しい合鍵を作るのは避けたほうがよいでしょう。紛失した合鍵が悪用されてしまったり、その合鍵から鍵を複製されてしまったりする可能性があるためです。
もし合鍵を紛失したのであれば、鍵自体を交換するようにしてください。
合鍵をDIY感覚で自作する方法
ここからは、合鍵を自作する方法についてご説明していきます。
身の回りにあるものでも合鍵は作れる?
合鍵の自作に必要となる道具は、下記の5つです。
- マスターキー(本鍵)
- ライター
- セロハンテープ
- 空き缶(フタの部分を使用)
- ハサミ
※マスターキーは誤差ができないように、合鍵ではなく本鍵を使ってください。
空き缶を使った合鍵の自作方法
手順1:マスターキーをライターで炙る
まずはマスターキーをライターで炙り、黒い煤を付けます。作業する際は、火傷をしないように気を付けてください。
手順2:型を取る
黒い煤が付いたら、セロハンテープに押し付けて型を取ります。
特に、キーのギザギザした部分は、跡が残るようにしっかりと型を取ってください。手で持つ部分は、しっかりと跡が残らなくても問題ありません。
手順3:型通りに切り抜く
空き缶のフタにテープを付け、型通りに切り抜きます。ギザギザの部分が平らの部分になるように型を取り、切り抜けるようにテープの位置を調節しましょう。
手順4:チェックをして完成
マスターキーと合鍵を重ねて、形が異なっていないかチェックしてください。
問題がなければ実際に鍵を使用してみましょう。開閉できることを確認できたら完成です。
粘土でも合鍵は自作できる?
粘土を使って合鍵を自作することも可能です。その場合は、下記の6つの道具を準備してください。
- マスターキー(本鍵)
- 油粘土
- 離型剤
- 硬化剤
- ポリエステル樹脂
- ガラス繊維
粘土を使った合鍵の自作方法
手順1:型枠を作る
マスターキーを粘土に埋め込み、周りを囲って型枠を作ります。
手順2:マスターキーを取り出す
型枠を離しやすくする離型剤を塗り、固まったらマスターキーを取り出します。
手順3:型を作る
ポリエステル樹脂に硬化剤を混ぜ、撹拌して流し込み、型を作ります。
手順4:圧着する
型にポリエステル樹脂とガラス繊維を混ぜ、流し込んで圧着します。
手順5:チェックをして完成
合鍵ができたらマスターキーと重ねてチェックをし、実際に鍵穴に差し込んでみましょう。動作確認をして問題がなければ完了です。
合鍵を自作することで起こるリスク
自分で合鍵を作成する場合、どのようなリスクがあるのでしょうか? 思わぬトラブルが起きてしまわないように、知っておきましょう。
合鍵を自作することで起こりやすいリスクとは?
合鍵を自作する際に起こりやすい問題としては、大きく分けて下記の3つがあります。
完全な合鍵ではない
ご説明したように、DIYで合鍵を作ることは可能です。
しかし自力で作る場合、鍵自体をまったく同じように作成することはできません。そのため「完全な合鍵」とは言えません。
耐久性がない
自作した合鍵は、継続して使用できるほどの耐久性がありません。鍵穴に差し込んだ際に、中で鍵が折れてしまうこともあります。その結果、鍵修理や鍵交換などのトラブルに繋がることも考えられます。
重要な鍵であれば、自作したものは使わない方が無難です。
自作が難しい鍵もある
防犯性の高いディンプルキーなど、自作するのが難しい鍵もあります。
穴の深さなどの高さを合わせて金属パテで埋めたり、ドリルなどで彫ったりすることは可能です。しかし、完全に再現するのは難しいでしょう。
合鍵を自作せずに作成する方法
自作した合鍵では不安がある場合は、自作以外の方法で合鍵を作成しましょう。
合鍵を自作せずに作成する方法について
自作以外で合鍵を作成する方法としては、下記の3つがあります。
鍵のメーカーに頼む
鍵のメーカーの窓口にお願いすれば、取り寄せで発注することが可能です。ただし、取り寄せに2週間~4週間ほどの期間がかかります。急ぎの場合は、すぐに入手するのは難しいでしょう。
また、防犯性が高い鍵など、ものによっては高額になる場合もあります。
鍵の専門店のネットショップで頼む
「メーカー名」と「鍵番号」を控えておけば、合鍵を作成してもらうことができます。
ただし、防犯性の高い鍵の場合は、セキュリティカードが必要になることもあります。そのため、鍵を購入した際にセキュリティカードが付属していたら、紛失しないように大切に保管しておきましょう。
鍵の専門業者にお願いする
鍵の専門業者は、鍵の知識が豊富ですし、技術力もあるため作業が早いです。
また、「自作した合鍵が鍵穴の中に入ってしまった」など、ほかの鍵のトラブルも起きた場合は、それも含めて解決してもらうことも可能です。
関連記事:『作る合鍵の種類で時間のかかり方は違う!? 注意点をくわしく解説!』
合鍵を自作したいけど心配な方は……
合鍵の作成方法や注意点についてご説明しました。
合鍵を自作する場合、比較的費用は安く済みますが、プロが作成するものよりも鍵の精度や耐久性が低いというリスクがあります。
また、合鍵を自作した経験がない方にとっては難しい作業だと思います。
自作せずにプロに合鍵を頼みましょう!
鍵の耐久性などのリスクが心配な場合は、プロにお願いして合鍵を作成してもらいましょう。プロが作成した合鍵のほうが完成度が高いため、安心して使うことができます。
KEY110でも合鍵作成など、鍵のご依頼を承っております。
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