ディンプルキーの仕組みが知りたい!防犯性から見えるメリットを解説!

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ディンプルキーは防犯性が高いという特徴があります。特に、ピッキング(鍵穴から専用の道具を使って解錠する手口)に強い仕組みとなっています。

また、鍵を壊されないような対策をしている種類も多く、使いやすいように各メーカー独自の工夫がされています。

ただし、防犯性の高さがデメリットになることもあるので、失敗しないために確認しておきましょう。

この記事では、ディンプルキーの仕組みやメリット・デメリットについて解説しているので、ぜひ参考にしてください。

ディンプルキーの仕組みとは?

ディンプルキーとは、表面に小さな丸いくぼみがある金属の鍵のことです。ディンプルキーの内部は、ピンシリンダーの仕組みを複数搭載した構造になっています。

そのため、先にピンシリンダーの仕組みを確認し、その後ディンプルキーについて解説していきます。

ピンシリンダーの仕組み

ピンシリンダーの構造を簡単にまとめると下記の通りです。

  • シリンダーは外筒と内筒に分かれている
  • 内筒が回転することで鍵の開け閉めができる
  • 通常は外筒と内筒に金属のピンが貫通しており回らない
  • ピンは上下に分かれていてバネで1方向に押されている
  • ピンは複数あり、それぞれ長さが異なる
  • 鍵を挿すとピンの位置が揃い内筒が回転する

シリンダーに正しい鍵を挿すと、長さの違う上下のピンの間と外筒と内筒の間が直線上で揃い、障害物がなくなるため回転できる仕組みとなっています。

ピンシリンダーの場合、ピンが上から下へ向けて1列に並んでいます。

ディンプルキーの仕組み

次に、ディンプルキーの仕組みを簡単に解説します。ディンプルキーには、ピンシリンダーと同じピンの列が複数内蔵されています。

加えて、防犯性を高めるために、各メーカー独自のさまざまな工夫がされています。では、その中から代表的な例を3つご紹介します。

  • ピンを上下左右や斜めに配置する
  • ピンを細かく分ける(上下だと2個→上中下だと3個)
  • 鍵の丸いくぼみの形を変化させる

すると、鍵違い数(形状の異なる鍵を作れる数)が億や兆の単位になるようなピッキングに強い鍵を作ることが可能になります。

ディンプルキーのメリットについて

続いて、ディンプルキーのメリットについて解説します。ディンプルキーには、ピッキングに強い以外にもメリットが3つあります。

  • リバーシブルで使いやすい
  • 合鍵の作成が難しい
  • 壊されにくい

では、順番に解説していきます。

リバーシブルで使いやすい

ディンプルキーの多くはリバーシブルキーになっており、向きを気にせずに差し込んで使うことができます。

中には、鍵穴がすり鉢状になっていて、鍵を差し込みやすいように工夫されている種類もあります。

合鍵の作成が難しい

ディンプルキーの合鍵を作るには専用の機械が必要なため、一般的な店舗では断られることが多いです。

また、中には鍵と一緒に渡されるカードが必要になったり、登録している所有者以外は合鍵を作れないなど、セキュリティに厳しい場合もあります。

壊されにくい

ディンプルキーには、ピッキング以外の防犯対策をしている種類があり、壊されにくいように作られているものが多いです。

例えば、電動ドリルで鍵穴を壊されないように、金属の強度を上げたりしています。

ディンプルキーを導入する前の注意点について

ここからは、ディンプルキーを導入する前の注意点について解説していきます。ディンプルキーは防犯性が高い反面、主に3つのデメリットがあります。

  • 価格が高い
  • 合鍵の作成が難しい
  • 精密に作られている

では、順番に見ていきましょう。

価格が高い

ディンプルキーは防犯性を高める工夫がされているため、一般的なギザギザの鍵に比べて価格が高くなります。

安い種類のディンプルキーであれば数千円程度の違いですが、防犯性能が上がるほど価格も高くなっていきます。

合鍵の作成が難しい

合鍵の作成が難しいことはデメリットでもあります。ディンプルキーの合鍵を作る場合、基本的にはメーカーに純正の合鍵を発注することが多いです。

すると、1〜2週間程度の期間が必要になり、価格も一般的な合鍵の相場より高くなります。しかし、純正の合鍵は精度が高いため、故障しにくいというメリットもあります。

精密に作られている

ディンプルキーは前述したピンが全て正しい位置に揃わないと、鍵の開け閉めができません。つまり、少しの誤差で鍵の調子が悪くなることが考えられます。

ですから、仮にディンプルキーの合鍵を作れる店舗であっても多少の誤差はできてしまうので、メーカーに純正の合鍵を発注したほうが安心です。

ディンプルキーへの交換は専門業者に依頼しよう

ここまで、ディンプルキーの仕組みやメリット・デメリットについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

ディンプルキーは防犯性が高く使いやすいため、自宅の玄関におすすめの鍵と言えます。 鍵の交換を考えている方は、現在設置してある鍵と交換可能な種類を確認した上で、好きなディンプルキーを選んでください。

もし、「どのディンプルキーを選べば良いかわからない…」とお悩みでしたら、鍵の専門業者に相談しましょう。 鍵の選び方についてアドバイスを聞くことができ、そのまま取り付けまで依頼することも可能です。

また、家族の人数が多く合鍵が必要な方であれば、最初から鍵の本数を増やしておくこともできます。 『KEY110』では、鍵の交換やトラブルに迅速に対応いたしますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

参考サイト『KEY110』

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