ドアの鍵交換のコツとは?玄関の防犯を上げる技を解説!
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玄関ドアの鍵交換についてくわしく知りたいけど、どんな鍵を取り付けられるんだろう……などドアの鍵交換について紹介します。またドアの防犯性を上げるのにはどんなコツが必要なのかも解説します!
それでは実際にドアの鍵交換で役立つ方法を紹介していきます。
- ドアに付けられる交換できる鍵の種類
- ドアの鍵交換について
- 鍵交換におけるポイントとは
- ドアの鍵を交換するならプロにお願いしよう!
ドアに実際に取り付けられる鍵の種類について順番に見ていきます。
ドアに付けられる交換できる鍵の種類
ピンシリンダーやディスクシリンダー
ピンシリンダーとは、片側にギザギザが付いている鍵で、ディスクシリンダーになると両側にギザギザが付いている鍵です。
どちらかというと、ピッキングに弱く防犯性としては低い鍵でした。現在メーカーが取り扱っている鍵には、それぞれピッキング対策がなされるようになりました。
ディンプルキー
ディンプルキーは、表面に凸凹したくぼみが存在している鍵です。内部構造としてはかなり複雑で、先ほど紹介したピンシリンダーやディスクシリンダーと比べて、防犯性が上がっています。
ピンシリンダーは上下にピンタンブラ―が配置されていますが、ディンプルシリンダーになると上下左右から配置されているので、組み合わせとしては100億通り以上のものでもあるため、防犯性を上げたいという方には一番おすすめのシリンダーです。ですが、合鍵を作りたいとなったときには、その複雑化ゆえに作成が困難という点もあります。
ロータリーディスク
ロータリーディスクは、ロータリーというその名の通り、鍵を差し込むことで中のタンブラーが回転する仕組みです。防犯性が弱いと言われていた、ディスクシリンダーを改良しています。
ロッキングバーと呼ばれる棒状の部品が追加されたことで、ディスクシリンダーより防犯性が上がっています。
トステムやリクシルの鍵
サッシや玄関ドアを取り扱っているメーカーとして有名なトステム(リクシルに社名変更)の鍵です。鍵交換をする際は、トステムの扉に対応するシリンダーの用意が必要となります。
プッシュプル錠
内側からハンドルを押すだけ、外側からは引くだけで開けられる錠前をプッシュプル錠と言います。プッシュプル錠はハンドルと鍵がセットになっている状態のものもあります。
ハンドルと鍵の部分がセットになっている場合は、鍵の交換をするのもプッシュプル錠ごとの交換になります。
ドアノブ(インテグラル錠)
ドアノブは鍵付きのものと、鍵が付いていないものがあります。一般的には勝手口や玄関などには、インテグラル錠などが使われていることが多いです。
ハンドルの中央にシリンダーが内蔵されていて、鍵穴に鍵を差して回すことで施錠や解錠ができます。
引き戸錠
レールや溝に沿ってスライドする引き戸では、引き戸の戸の先に設置する引き戸錠と、2枚の引き戸の中央に設置するタイプの引き違い戸があります。
装飾錠
装飾錠とは、その名の通り豪華な装飾がされている鍵のことです。つまみを押すことでラッチボルトが中に引っ込み、解錠するタイプです。ラッチボルトは、ドアが勝手に開かないようにできている金具です。
見た目が華やかになるので、比較的家の外観などにこだわりたい方にはおすすめです。
カードキー
カードキーとは、磁気やICカードキーを挿入したりかざしたりするだけで施錠や解錠ができる鍵です。
オフィスなどでの活用がされているのがほとんどですが、賃貸やご家庭でも解錠するのが比較的楽なのが魅力です。
暗証番号錠
暗証番号錠は、番号を登録しておいてその登録した番号で施錠や解錠をする鍵です。
鍵を持ち歩くこともないため紛失の心配もありませんし、鍵穴がないのでピッキングされる恐れもありません。
生態認証錠
生態認証は指紋や顔などを登録しておき、一致したときに解錠できる鍵です。
複製される心配がないので鍵の持ち運びもなくストレスフリーです。読み取りにくい部分も多少あるため、そこがデメリットとも言えるでしょう。
ドアの鍵交換について
鍵の主要メーカーがさまざまある
- 美和ロック(MIWA)
- ゴール(GOAL)
- ユーシン・ショウワ(SHOWA)
- ウエスト(WEST)
- タイタン(TAITAN)
- クイックセット(Kwikset)
- アッサ・アブロイ(ASSA ABLOY)
- 稲葉製作所
- ヨドコウ
- ダイケン(DAIKEN)
玄関ドアの鍵を交換するにあたって、メーカー名を確認する作業があります。同じ鍵メーカーと型番のものを使うことで初心者の方でも比較的交換しやすくなります。
鍵のメーカーの確認の仕方は、ドアの側面である銀色のプレート部分に『メーカー名』『型番』が刻印されています。ご自宅の玄関ドアの鍵のメーカーを一度確認して下さい。
交換において必ずドアの寸法を測りましょう
- ドアの厚みを測る
- フロントプレートの幅と長さを測る
- ビスピッチ(上下のネジの長さ)を測る
- バックセット(ドアの端からドアノブの中心の長さ)を測る
ここの寸法をしっかり測らないと交換する際に支障が出てきますので、ミリ単位でしっかり測りましょう。
ドアノブの鍵交換
【インテグラル錠】古いドアノブの取り外し方
- 内側のサムターンの付いているドアノブを左側に回してドアノブを外す
- 外した後の丸座裏金のビスをプラスドライバーで外して丸座裏金を取り外して外側のドアノブを取り外す
- プラスドライバーでフロントプレートの上下のビスを取り錠ケースを取り外す
【インテグラル錠】新しいドアノブの取り付け方
- 新しいケースを差し込んでラッチの向きに気を付けてフロントプレート上下のビスを留める
- 鍵穴が付いている外側のドアノブを取り付ける
- 丸座裏金のビスを内側から取り付ける
- サムターンの付いている内側のドアノブをサムターンが縦になっている状態で丸座裏金に差し込む
- ドアノブの丸座を右に回して締めて動作を確認して完了
錠前の鍵交換
- ドアを開けたままにして作業をする
- ドアの金属プレートの上下のビスをプラスドアライバーで取り外す
- ビスを取り外したらプレートが外れるので外す
- 【室外側のピン2本】をマイナスドライバーで引っ掛けて引き抜く
- ピンを外してシリンダーを取り外す
- 室内側のピンを抜いてからサムターンを取り外す
- 室内側のドアノブのネジを緩めてから室内側のドアノブを取り外す
- 室外側のドアノブも取り外す
- ドアのカバーや丸座を室内側を外してから室外側も取り外す
- 錠ケースのネジを外してドアからケースを抜き取る
- 【新しい錠ケース】をはめ込みネジをプラスドライバーで締める
- 室外側から室内側の順番で丸座とカバーを取り付けて室内側の丸座のネジをドライバーで締めて固定する
- ドアノブを室外側から室内側へと取り付ける
- サムターンを取り付けたらシリンダーを室内側のピンを差し込んで固定する
- 金属プレートを取り付けて動作確認をして完了
シリンダーの鍵交換
- ドアを開けたままにして作業をする
- ドアの側面にある金属プレートの上下のビスをプラスドライバーで取り外す
- ビスを外したらプレートが外れるので外す
- プレートの4本あるピンのうち【室外側のピン2本】をシリンダーを手で押さえながらマイナスドライバーで引っ掛けて引き抜きます。
- ピンを抜いたらシリンダーを取り外します
- 【新しいシリンダー】を穴にはめ込みます
- 抜いたピン2本を差し直して固定します
- 金属プレートをビスで固定します
- 実際に鍵を差して動作確認して問題がなければ完了
鍵交換における費用相場について
ピンシリンダー、ディスクシリンダー:約10,000円~約15,000円
ディンプルキー:約10,000円~約30,000円
プッシュプル錠:約15,000円~約80,000円
ドアノブ、インテグラル錠:約10,000円~約20,000円
引き違い戸錠:約2,500円~約25,000円
電子錠(カードキーや生態認証など):約20,000円~約100,000円
鍵交換での費用相場は、鍵の種類によってかかる費用がおおよそ異なってきます。防犯性が高くなるごとに部品代や交換費用もかかってはきますが、基本的には家の防犯性を高めるためだと考えると、妥協はしないほうが良いかもしれません。
鍵交換におけるポイントとは
防犯性能を上げるには
家の防犯性能を上げるには、100均などでも購入できる防犯用の補助錠や防犯用のガラスの保護シートなど、また人感センサーライトなどを使って簡単に防犯性を上げることができます。だからと言って、鍵を交換しないでも防犯性が上がるかと言われると心配な点もあります。
もともと補助錠はメインの鍵を保護するような形で使われることが多いですが、力任せに取り外したり、道具を使って無理やり取り外すことができなくはありません。そこを突破されてしまうとあとはメインの鍵だけになります。
そこで一番に考えておきたいのは、メインの鍵を交換する重要性です。ドアの鍵を交換することはどちらかというと防犯性を上げるのに一番手っ取り早い方法でもあるんです。
メインの鍵交換をすることで空き巣でのピッキング対策にもなるのなら、補助錠でとりあえずの状態で取り付けておくだけでなく、鍵を交換してしまうのが一番安心で安全でしょう。
賃貸における鍵交換での注意点
貸主の所有物になるため、鍵交換をしたくても勝手に交換することができません。
大家さんや、管理会社に無断で鍵交換をするとトラブルになってしまうことがあります。もしも勝手に交換することになると、その場合には規約違反での損害賠償を支払うことにもなりかねませんので、鍵交換の確認を一度、大家さんか管理会社にするようにしましょう。
鍵交換をDIYすることで起こるメリットとデメリット
鍵交換を自分で行うときのメリットとデメリット
- 費用が安く済む
- 失敗した際に費用がかかる
- ドアが開かなくなる恐れ
- 防犯性が弱くなることがある
初心者の方がまずDIYでドアの鍵交換を行うときに起こるメリットとしては、費用が安く済むことです。しっかりと寸法を測って手順を踏んでしっかりと交換できれば費用が浮くでしょう。
しかし、デメリットとして考えらえるのは、もしもドアの鍵をホームセンターなどで買ってきたときに、ちゃんと測ったはずなのに実際に鍵を取り付けることができないという件です。この場合は、また鍵を買わないといけないということでさらに費用がかさんでしまいます。
次に考えられるのは、交換の仕方が無理やりだったり、力づくだったりすることでドアを閉めた時に開かなくなってしまうことです。鍵を無理やり取り付けると、鍵としての機能が働いてくれずにそのまま閉めてしまってドアが開かなくなってしまうパターンです。この場合は、鍵開けでのさらに作業を専門業者さんにお願いすることになってしまいます。
またそれを踏まえた上で、ちゃんと取り付けられていないがために、防犯性が弱くなってしまう恐れがあります。鍵の取り付けが甘いと、空き巣にも狙われやすいので気を付けましょう。
プロにお願いすることでのメリットとは?
プロにお願いすることでのメリットといえば、鍵の知識が一般の方よりもくわしいことです。それによって鍵を交換する際にも、手際が良いので時間もそこまでかからずに交換できます。
鍵の取り付けが甘いということもないので防犯性としての心配がありません。また、どの鍵に交換していいか悩んでいるという方は、逆に相談していただければ、予算を考えた上でドアにベストな鍵を交換してもらえるでしょう。
シリンダー交換の費用は種類で変わる?かかる金額まで解説!
ドアの鍵を交換するならプロにお願いしよう!
ドアの鍵交換での方法や、防犯性を上げるコツを紹介させていただきました。
ドアの鍵を交換するのにお悩みであれば、弊社『KEY110』では鍵交換や、鍵の取り付けなどでも即日対応していますのでお気軽にご相談下さい。
対応しているエリアも拡大していますので、現場まで向かうのに緊急の場合にも安心です。一度鍵交換で悩まれている方は、他の鍵のトラブルでもお気軽にご相談下さい。
▼『KEY110』では鍵のない部屋への鍵の取り付けや交換なども即日対応で行っているのでお気軽にご相談下さい
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