【おすすめ】玄関や部屋の引き戸を防犯性の高い鍵に変更しよう!/ディンプルキー
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鍵の多様化、防犯性の向上が進む中、引き戸タイプの扉で悩んでいる人も多いと思います。これまで引き戸タイプの鍵と言えばネジ穴タイプの様ないわゆる内側のツマミを回転させて鍵を閉めるタイプか、スイッチタイプと言われるツマミを上下することで鍵を開閉するタイプがほとんどでした。
ただ、ネジ穴タイプもスイッチタイプも安全面では低く、古い家屋のように玄関など外と繋がる部分が引き戸になっている場合、常に不安を抱えていることと思います。そうした中最近では安全面で非常に強固と言われるディンプルキーを引き戸タイプの扉に取り付けられるようになってきました。
当サイトではそんな不安を払拭出来るように、引き戸の鍵をディンプルキー交換する方法について紹介しています。
引き戸の種類
引き戸タイプの扉には大きく分けて3種類ほど有ります。鍵を交換する際の参考にもなるので、まずは引き戸タイプの扉の種類について紹介したいと思います。
そもそも引き戸タイプの扉は省スペースに設置出来る扉として重宝されています。特にドアの開閉スペースが無い場合には引き戸を選択するしかありません。今後家を購入したり建てたりする人にも参考になる部分が多いと思います。
一枚扉
最も狭いスペースに設置可能な引き戸が一枚扉になります。これは呼んで字のごとく扉が一枚のみで構成されています。入り口に当たる部分のみを扉にし、開閉される部分は住宅の壁でも良いため、狭小住宅では度々使用される扉と言えます。一枚扉の場合、鍵の選択肢が少ないと事もあって玄関などに使用されるケースは少ないと言えます。
二枚扉
引き戸タイプの扉と言って最も多くの人が想像するのが二枚扉ではないでしょうか。これは左右両方が開閉出来るよう二枚の扉にて構成された引き戸です。以前は和の家と言えば引き戸タイプの玄関扉が多かったので、老舗旅館や祖父・祖母の家において見かけたことがあるのではないでしょうか。扉を開閉する「ガラガラ」と言う音も風情があって好まれている理由の一つと言えます。
二枚扉を使用した玄関は今でも多く見られることも有ってディンプルキーを初めとした多くの鍵に対応しています。この扉であればほとんどの鍵への交換が可能と言えます。
室内扉
引き戸タイプの代表格とも言えるのが室内扉です。広義の意味ではふすまや障子などもこのタイプに属すると言えるでしょう。
室内扉の場合鍵を付ける家庭も少ないかもしれませんがいくつかの鍵を使用することが可能です。
鍵の種類
引き戸の次に抑えておきたいポイントが鍵の種類です。現在では、いくつもの鍵が登場しましたので扉や住宅の事情に合わせて選ぶことが可能です。ただ、扉によっては取り付けることが出来ない鍵の種類もあるので注意してください。また、一般的には防犯性を重視すればコストは高くなりますし、コストを抑えれば防犯性が軽視されます。こちらについても利用者における最適な鍵を選ぶようにしてみてください。
ディスクシリンダー
国内の住宅で多く使用されているのがディスクシリンダーです。それまでにもいろいろな鍵がありましたが、登場当初は非常に防犯性が高く、鍵の開閉も簡単なことから爆発的な人気となり、ほとんどの住宅に取り付けられていました。ただ、月日が経つに連れてピッキングの餌食になることが多く、新規住宅では取り付けられることが徐々に減ってきている鍵とも言えます。
また、ディスクシリンダーの欠点としては鍵穴にホコリが溜まってしまったりサビが発生して使用できなくなってしまう点と言えます。とは言え生産性の高さもあって比較的簡単に丸ごと交換出来ると言う利点もあります。
ピンタンブラー錠
マンションや一般的な戸建てでよく使用されるようになっているのがピンタンブラー錠です。これは一列に並んだタンブラーの形がピンの様な形状に見えるため、そう呼ばれるようになりました。
ピンタンブラー錠は鍵山が一方向のみのため防犯性は若干低くなります。最近では改良されたタイプのピンタンブラー錠も登場しましたが、少し腕に自信がある人は簡単にピッキングできてしまうと言うのが現状です。住宅やマンション以外にはロッカーやデスクキャビネットなどにも使用されているため、鍵自体の需要は高いと言えます。
ディンプルシリンダー
現状マンションや戸建てに使用されている鍵では最も防犯性が高いと言われているのがディンプルキーです。ピンシリンダーがより複雑化しており複数の方向であることやその本数も多いことから簡単にはピッキング出来ない形状になっています。
特徴としては鍵の表面に穴が空いており月面のような形状をしています。よく見かけるギザギザした鍵とは異なる形状なのでわかり易いのではないでしょうか。
ディンプルキーを製作している会社も非常に多くKABA、ゴールのような大手メーカーで生産されていればより防犯性も高まります。ディンプルキーはその注目度から多くのメーカーが参入していますが、技術力の低いメーカーが生産したディンプルキーがピッキングの被害に逢ったと言う報告例もあり注意が必要です。
マグネットタンブラーシリンダー
あまり馴染みがない鍵で言うとマグネットキーという鍵もあります。これは、鍵の側面にマグネットを埋め込んだもので、タンブラーと鍵の磁石が反発し合うことで、開錠をする仕組みの鍵です。磁石の原理を使用しているため、S極とN極の配列が合わないと回転しないため防犯性も非常に高いと言えます。
マグネットキーが防犯性が高いのは、タンブラーを鍵穴内に露出させる必要がないということです。これにより鍵穴から磁石のタンブラーを操作することが出来ずピッキング出来ません。
現在はコインロッカーなどで使用されることも増えていますが、マグネットキーは今後も需要が高まると言われ期待を背負っている鍵と言えます。
ロータリーディスクタンブラー錠
実は先ディスクシリンダーには後継の鍵が登場しており、ロータリーディスクキーといわれています。ロータリーディスクキーはこれまでのディスクシリンダーの防犯性の高めた鍵になります。仕組みとしては外と内の筒とタンブラーが別々になっており、鍵の開閉の際には、タンブラーがロッキングバーと合致し内筒に収まるようになっています。最近では美和ロックから強固なロータリーディスクキーが登場しており注目されています。
主にマンションや戸建てに使用されているため、スペアキー作成の依頼も多いのですが、ディスクシリンダーに比べると形状も複雑な為、作成が複雑化しています。その為、うまく作成出来なかった鍵を使用し鍵穴が壊れてしまったり、鍵が抜けなくなってしまうと言ったトラブルも発生している為、熟練の鍵屋へ依頼するなど注意が必要です。
南京錠
今ではほとんど見なくなりましたが南京錠もこれまでは大活躍した鍵と言えます。特に蔵の扉などにはよく南京錠が使われていますし、今でも小学校などの倉庫においては南京錠が使用されています。南京錠にはダイヤル式もあり、手軽に使用できる鍵として今でも高い需要を誇ります。ただ、防犯面ではやや低いと言うこともあって利用用途は限られてくると言えます。
電子キー
これまでに紹介した鍵とは異なりますが電子キーも最近人気の鍵と言えます。オフィスやマンションなどでもよく使用されているので馴染みがある人もいるのではないでしょうか。基本的にはテンキーを使用して暗証番号を入力し開錠します。電子キーの場合暗証番号を覚えておけば開錠出来るため、鍵を持ち歩かずに済み紛失のリスクもなくなります。
形状としてはボタンタイプやタッチパネルタイプがありますが、鍵の開閉を監視できるシステムと連動できることから大きな商業施設など一定の需要が高い鍵と言えます。
ただ、暗証番号は4桁の数字であることが多く、番号を知っている人が誰でも入れてしまうと言う点が懸念材料と言えます。
カードキー
最近のオフィスで最も利用されるようになってきたのがカードキーです。カード側にも個人情報を埋め込んでおけるため出退勤に利用している会社も多いのではないでしょうか。また、今では電子マネーとしてカードを持ち歩くことが一般的になりましたが、Suicaを電子キーとして使用することも可能になっています。
電子キーの登場により利便性は非常に高まったのではないでしょうか。ただ、カードを紛失してしまった場合は被害は今まだの比にならない為、取り扱いには十分注意しましょう。
また、防犯面で言うとかなり強固と言えます。特にピッキングについてはまず不可能ですし、開錠した時点で個人情報が記録されています。ですから下手な操作が出来ず、セキュリティ面では大変優秀と言えます。
生態認証キー
一時期話題になり、その後あまり勢いよく報道されることが少なくなりましたが生体認証キーも立派な鍵と言えます。生体認証とは体の一部で認証するタイプで身近なところでは携帯電話の指紋認証が該当します。指紋のほかには静脈や顔などでも認証可能で特に網膜での認証は一致率の低さから最強の認証方法とも言われています。
一般的には普及率はまだまだ低いと言えますが携帯電話や銀行などでは利用が開始されており、今後も普及は広がると思います。ただ、指紋認証は意外と一致しないことが多く開錠までに時間を要することがある為注意が必要です。
リモコンキー
リモコンキーは自動車や新しい戸建ての玄関ドアの鍵として見られるようになりました。鍵穴に鍵を差し込んで開錠、施錠する手間が無い分非常に楽になったと言えます。特に荷物を持っているときや傘を差しているときには大活躍します。
リコモンキーはスペアを作成することも可能ですが、作動にはボタン式の電池が使用されています。電池切れの際には鍵の開錠、施錠が行えなくなってしまうので注意が必要です。特に外出先で電池が切れてしまうと鍵を開けることが出来なくなってしまうのでスペアキーもしくは予備の電池をを持ち歩くようにしましょう。
ダイヤルキー
郵便ポストや金庫などに使われているダイヤルキーも鍵の一種です。最近ではダイヤルキーも電子化されてしまったので普及率は低くなりましたが、簡易の割には強固なセキュリティを確保出来る鍵でもあると言えます。ただ、鍵の番号を忘れてしまうと開かなくなってしまうので注意が必要です。昔の金庫の番号がわからず開かなくなってしまったと言うケースはよく耳にしますよね。
鍵の交換が必要な場合とは
鍵の種類についていくつか紹介しましたが、鍵の交換が必要な場合とはどのような場合なのか紹介したいと思います。これからディンプルキーに交換を考える人にとっても特に知っておいて欲しい情報と言えます。
鍵の紛失
鍵を紛失してしまった場合、スペアキーを作成してそのまま使用している人が多いと思いますが、出来れば鍵ごと交換した方が良いでしょう。鍵を落としたと言うことは、その鍵を拾った人はいつでも自宅に出入り可能と言うことです。鍵を落とした場所が自宅から遠い場合、その心配はあまり無いのですが、そもそも鍵を落とした際にどこで落としたか正確な位置はわかりません。もしかしたら玄関の目の前に落として気付いていないかもしれないのです。実は空き巣による被害は落とした鍵で開錠したと言うケースが非常に多いのです。鍵を落としてしまった場合は、まず交換を検討しましょう。
鍵の故障
鍵が故障してしまい施錠、開錠が出来なくなってしまった場合も交換が必要です。壊れたまま使っていると防犯的にも問題ありますし、被害が大きくなってしまうので極力早く交換を検討してください。
鍵の交換には段階があり、鍵穴の部分のみ交換で済むケースも多く有ります。ただ、鍵の部品が欠品していると部分交換は出来ず、最悪ドアごと交換となってしまう場合もあります。時間が経過すればするほどそのリスクは高まりますので、故障気味と感じたら交換した方が良いと言えます。
また、鍵が回らないというトラブルがよくありますが、この場合潤滑油などを安易に使用しないよう注意しましょう。潤滑油は一時的に症状が良くなりますが、ホコリが付いてしまい余計故障の原因となってしまいます。
空き巣
空き巣の被害にあってしまった場合には早急に鍵を交換しましょう。空き巣にあったと言う事は、その鍵は機能していないと言う事です。空き巣の被害で最も怖いのが居直りです。物が取られるだけならまだ良いかもしれませんが、鉢合わせてしまった場合、身の危険もある為、鍵は必ず交換しましょう。
防犯性を高めたい
現在使用している鍵の防犯性が低い場合など、安全面を考慮し防犯性を高めたい場合にも鍵の交換を検討しましょう。特に引き戸タイプで旧型の鍵を使用している場合は、安全性の高い鍵に交換した方が良いでしょう。
鍵を交換する
実際に鍵を交換するにはどうすれば良いか紹介したいと思います。しっかりと準備することで鍵の交換自体は自力でも可能ですし、普段からDIYをやっている人にとっては割と簡単な作業と言えるのではないでしょうか。
自力で出来る方法
鍵を交換するにあたって、いくつか準備が必要になります。特に現在使用している鍵の型番を調べておくと言うのが最も重要です。型番によって交換できる鍵が異なりますが現在の鍵の型番が分かったら、それに合う鍵を購入しましょう。このときにディンプルシリンダーキーを選ぶことが可能です(もちろん他の鍵でも問題ありません)。
鍵を準備出来たら、実際に交換します。交換にはプラスとマイナスのドライバーが必要になるので準備しておきましょう。工具があれば、ネジ、プレート、シリンダーの順番に外していくだけなのでさほど時間が掛かりません。取り付けもこの順序の逆を辿るだけですから半日も掛からず交換は可能です。
自力で出来ない場合の方法
自力で出来ないことはありませんが、最も不安な点として「本当に鍵が合っているか?」ではないでしょうか。特に引き戸タイプの扉では交換できる鍵が決まっており、ホームセンターの店員に聞いたりホームページで調べてみたりしてもイマイチ自信が持てない言う人は多いと思います。
そんな場合は迷わず鍵の交換業者へ依頼しましょう。若干費用は掛かりますが確実に交換してくれます。
まとめ
引き戸タイプの扉の鍵をディンプルキーに交換する方法について紹介しました。引き戸タイプにも鍵にもいろいろな種類があるため全ての引き戸がディンプルキーに交換出来るわけでは無いですが、部品さえ揃えば自力での交換は可能です。
普段からDIYをしている人にとっては苦労しない作業ですが、鍵が交換出来るドアか?どの鍵が使えるか?を把握するのはなかなかハードルが高いと言えます。その場合は鍵の交換業者へ依頼すると良いでしょう。
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