車のキーレスの電池の交換方法!対処法や反応がない原因を解説

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車の鍵の中でも、キーレスキーは電池が内蔵されています。

通常の鍵は車体にあるキーシリンダーに差し込むことで解錠する仕組みになっていますが、キーレスはリモコンと同じで、ボタンを押すことでドアを開いたりロックしたりできて便利です。

しかしその反面、電池が切れてしまうと、ドアロックの解錠や施錠ができなくなります。

また、それ以外の原因で本体に不具合が生じた場合も同様です。

この記事では、以下の内容についてご説明していきます。

  • キーレスキー本体の電池を自分で交換する方法
  • キーレスキー本体交換が必要になる原因
  • キーレスキーの種類とそれぞれの違い
  • 電池の交換時に鍵を壊すリスク
  • 電池切れを放置すると発生する被害

キーレスの電池交換をする原因とは?

ここではまず、車のキーレスが反応がなくなる原因や、電池交換あるいは本体交換をしなければならない原因をみていきましょう。

キーレスが機能しないときの原因

車に乗ろうとして、キーレスキーのボタンをカチカチと押したけど、何も反応しない…。

外出先や急いでいるときだったら非常に焦ってしまうことでしょう!

キーレスが機能しなくなる原因で特に多いのは電池切れです。

キーレスの電池はテレビやエアコンのリモコンと同じで使うたびに消耗しますから、ある日突然残量不足になる可能性もあります。

そのほか、電池切れ以外に以下の原因も考えられます。

  • 車のバッテリーが上がっている
  • 車の受信部分が壊れている
  • 送信機能が壊れている

これらの原因でキーレスが反応しない場合、リモコンの電池を交換しても対処できません。

キーレスは衝撃や水にも弱い

車の鍵をどこかに強くぶつけた、水中に落とした…などという時、衝撃や水濡れで故障してしまうことがあります。

よくあるのが、ジャケットやコートのポケットにキーレスを入れておき、洗濯物と一緒に洗ってしまい壊してしまうというケースです。

車の受信側が故障する事例はあまりないため、キーレスの取り扱い方が重要になるでしょう。

万が一キーレスが故障した場合は、ディーラーに頼んで交換や修理をする必要があります。

キーレスの種類について

リモコン式でない通常の鍵にもいくつか種類があるように、キーレスにも種類があります。

玄関ドアにはカード式のものや暗証番号式のキーレスが採用されています。

車の鍵だとキーレスキーのほかにスマートキーと呼ばれるものがあります。両者は混同しやすいですが、性質や機能が大きく異なります。

キーレスキーとスマートキーの違い

※キーレスキー
※スマートキー

キーレスキーとスマートキーの共通点は、鍵を回すことなくドアの施錠解錠が行えるところです。

キーレスキーはボタン操作でドアの施錠解錠が行えますが、エンジン始動にはキーを差し込む必要があります。

一方、スマートキーは鍵を持ったままでドアの施錠解錠ができて、エンジン始動も鍵穴に鍵を刺さずに行えるキーのことです。

さらに詳しい操作方法をご説明します。

〇ドアの施錠と解錠

  • キーレスキー:解錠or施錠ボタンを押す
  • スマートキー:キーを持った状態でドアノブにタッチする

※スマートキーにもボタン操作機能が付いているので、手動でのボタン操作も可能

〇エンジンのON/OFF

  • キーレスキー:鍵穴にキーを差し込む
  • スマートキー:車内にキーを置いてエンジンを始動させる

〇メーカーごとのスマートエントリー&スタートシステム名

  • トヨタ:スマートエントリー&スタートシステム
  • 日産:インテリジェントキーシステム
  • ホンダ:Hondaスマートキーシステム
  • スズキ:キーレススタートシステム
  • スバル:キーレスアクセスシステム
  • 三菱:キーレスオペレーションシステム
  • ダイハツ:キーフリーシステム
  • マツダ:アドバンストキーレスエントリー&スタートシステム

……etc

キーレス対応のメーカーと車種

  • トヨタ:スマートキー

画像引用元:http://www.yacjp.co.jp/userfiles/File/accessory/keycover_tekigou.pdf

 

画像引用元:https://item.rakuten.co.jp/secondstage/875597/
アクア、アルファード、ヴェルファイア、ヴォクシー、エスクァイア、カムリ、
カローラ、クラウン、シエンタ、ハリアー、プリウス、ノア、ヤリス、パッソ
  • 日産:インテリジェントキー
ノート、マーチ、フーガ、セレナ、キックス、シルフィ、エルグランド、エクストレイル
  • ホンダ:スマートキー
画像引用元:https://www.honda.co.jp/ownersmanual/webom/jpn/n-box/2020/details/136152090-5051.html
オデッセイ、フィット、アコード、ステップワゴン、フリード
  • スズキ:携帯リモコン
アルト、スペーシア、ハスラー、ラパン、ワゴンR、ワゴンRスティングレー、エスクード、ソリオ
  • スバル:アクセスキー

画像引用元:https://www.subaru.jp/accessory/impreza/driveassist/dr_07.html

フォレスター、インプレッサスポーツ、XV、シフォン、ステラ

 

  • 三菱:キーレスオペレーションキー

画像引用元:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/purchase/accessory/mmcollection/index.html?intcid2=purchase-accessory-mmcollection-index

eKワゴン、eKクロス、デリカD:2、ミラージュ、アウトランダーPHEV

  • ダイハツ:電子カードキー
タント、ムーヴ、トール、ミライ―ス、ウェイク
  • マツダ:アドバンストキー

画像引用元:https://www2.mazda.co.jp/service/ownersmanual/demio/30801.html

MAZDA2、CX-8、CX-30、ロードスター、キャロル、フレア

キーレスの電池交換方法

では、実際に自分でキーレスの電池交換を行う方法をみていきましょう。

キーレスは自分でも電池交換できる?

そもそも、キーレスの電池交換は自分でもできるのでしょうか。

…結論から申し上げますと、電池の交換作業は個人でも可能です。ただし、メーカーによって鍵の構造が違うため手順も異なる場合があるため気を付けましょう。

中には交換できるのがディーラーのみという物もあるため、必ずしも自分で交換できるとは限りません。

無理に自分で電池交換を行うことで作業時に鍵を壊してしまう可能性がありますから、急ぎであれば鍵の専門業者にお願いするのが望ましいです。

通常のタイプのキーレスの電池交換方法

1.まず、必要な道具を用意します。

プラスドライバー、マイナスドライバー(先端を布などで撒いたもの)、替えの電池

2.キーのカバーのネジの部分をドライバーで開けます。ネジがないタイプの鍵はカバーを外すところからはじめましょう。

3.カバーのフタを開けます。ネジがないものはマイナスドライバーで開けましょう。

4.新しい電池をはめ込みます。この時、+と-を間違えないように気を付けてください。

5.カバーをはめてネジで留め、動作確認をして作業完了です。

スマートキーのキーレスの電池交換方法

1.まず、必要な道具を用意します。

マイナスドライバー(先端を布などで撒いたもの)、替えの電池

2.内蔵キー(メカニカルキー)を引き抜きます。

※日産など一部の鍵では鍵の裏側にロックが付いているため、スライドさせながら内蔵キーを引き抜きます。

3.キーのカバーを外します。この時、傷が付かないようにドライバーの先端を布で撒いてあると良いです。

4.古い電池をドライバーで取り出し、新しい電池をはめ込みます。この時、+と-を間違えないように気を付けてましょう。

5.カバーをはめて動作確認して問題ないことを確認します。これで作業完了です。

キーレスの電池を交換しても反応しない……

キーレスの電池には型番があるため、車の取扱説明書を確認して正しいものと交換してください。

万が一キーレスの電池交換をしても反応しないのであれば、キーレスの送受信機か車の受信機が壊れている可能性があります。
ディーラーにお願いしてキーレスと車を点検、修理してもらいましょう。

キーレスの電池を交換しないままにすると

「長期間自動車に乗らないから」「少し反応が悪いけどまだ使えるから」といって、キーレスの電池を交換しないままにすると、思わぬトラブルが起こる可能性があります。

ここでは、キーレスの電池を交換しないままにすることで起こる被害についてご説明します。

キーレスの電池交換を忘れたままにすると起こる被害

  • ドアの施錠と解錠ができない
  • エンジンの始動ができない

主な被害はこの2つです。これらはインロックや閉じ込めにも繋がるため、重要な用事に遅れたり、死亡事故が起こる可能性もあります。

キーレスキーの中にメカニカルキーが入っているものなら、キーレスの機能を使わず、鍵を直接挿すことで解錠が可能ですから、エンジンもかけられます。

メカニカルキーを抜いてドアを解錠したら、キーをエンジン始動ボタンに近づけてブレーキを踏んだままスイッチを押すことでエンジンが始動します。

※ただし、電池切れの際のエンジン始動の方法はメーカーごとに違います。

また、キーレスキーとメカニカルキーが別々のものや、エンジンをかけるのに何かしら操作が必要のものもあります。取扱説明書は大切に保管しておいてください。

エンジンをかけることができても盗難防止装置が反応してしまう(ブザーが鳴る)ケースもあるので、電池を切らさないようにしておくのがベストといえるでしょう。

万が一インロックになったら

万が一インロックになってしまった際は、どこに頼ればよいのでしょうか。

依頼できる場所は3つあります。

  • ロードサービスに頼る
    ⇒会員になっていると無料で解錠してくれます。
  • ディーラーに相談する
    ⇒連絡すればサービス会社と連携を取って対応してくれることもあります。
  • 鍵の専門会社に頼む
    ⇒ロードサービスやディーラーよりも対応が早い場合もありますが、車の解錠に対応していない業者もあるので注意が必要です。

インロックになって焦らないためにも、未然に防ぐことが大切でしょう。

予防方法としては、やはり定期的に電池の交換をすることです。
電池の寿命としては1年~2年くらいを目安に考えてください。

キーレスキーの反応が鈍い、(LEDランプが点灯するタイプの場合)ランプが光らない…などの状態になっているのであれば電池を交換することをおすすめします。

いざという時のために、カー用品店やホームセンターなどで予備の電池を購入しておくと安心です。

キーレスの電池交換をしたいけど自分には難しそう

キーレスの交換をしたいけど「自分で交換するには難しそう」「実際に作業してみたけど上手くいかなかった…」という時は、プロにお願いして交換してもらうのが一番です。

プロに相談してキーレスの電池交換をしてもらいましょう

鍵の内部回路や電子端子などに触れた場合、キーレスの機能が故障してしまう恐れがあります。交換が上手くいったと思えても、車のドアの施錠や解錠ができなければ意味がありません。
キーレスの電池交換の際にキーを破損してしまうリスクなどを考えると、自分で交換することはあまりおすすめできません。
ディーラーやメーカーに交換をお願いすると数週間かかることもあるので、急ぎの場合は鍵の専門業者にお願いすることをおすすめします。
弊社『KEY110』では、365日24時間鍵の交換や修理を受け付けています。お困りのときは、お気軽にお問い合わせください。
参考サイト:『KEY110(鍵交換)』

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