【共働き世帯必見】学童から鍵っ子へ!小学生に鍵を持たせるメリット・特徴や防犯面での注意点を紹介

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小学生の子供を持つ共働き世帯で、必ず直面する問題。それは子供の放課後問題です。学童保育に預けるべきか、それとも家で留守番をさせるべきか。親の悩みどころですよね。低学年の小さい子供であれば、学童に通わせるとベストでしょう。特に一年生は授業が短く、放課後の時間がほかの学年よりも多く、一人でいる時間が増えてしまいます。

ですが中学年にもなれば話は別です。4年生くらいになると、学童がつまらなくなる時期です。筆者も子供時代は学童に通っていましたが、3・4年生ごろになると、クラスの友達ともっと遊びたいと思うようになり学童をやめました。学童で低学年の面倒を見るよりも、友達と自由に遊んだり、家でゲームをしたいというのが子供の心理です。親は親で学童にお金を払うよりも、塾や習い事をさせたいと思いはじめるころではないでしょうか。

学童を続ける?それともやめて鍵っ子にする?

学童には学童の、鍵っ子には鍵っ子の良さがあります。学童へ6年間預けるのも、途中で鍵っ子になるのも、一長一短で双方メリットデメリットがあります。そのメリットデメリットを踏まえ、学童を続けるか鍵っ子にするかを検討すると良いでしょう。

学童保育のメリット

学童へ通わせれば、大人の目があり預ける親として安心です。指導員に宿題や勉強を見てもらったり、おやつをもらうなどのサポートも充実。私立の学童だと、家や習い事への送迎をしていたり、より品質の高い学習指導をしているところもあります。

なにより年齢の違う子供たちと同じ環境で過ごすというのは、とてもいい経験です。先生やお兄さんお姉さん、下の子たちとの接し方が自然と身に付きます。人とかかわる時間が多くなるので、学童へ行かない子よりもコミュニケーション能力が高くなる傾向です。

また、「子供にゲームやインターネットをさせたくないという」親御さんには、もってこいなのが学童です。学童にはゲームもネットもないので、強制的にさせないようにできます。

学童保育のデメリット

一方のデメリットは、やはりお金の問題でしょうか。公立の学童であれば、月々3,000円~7,000円程度の費用ですが、品質の高い私立となると1万円するところも珍しくはなく、中には3万円を超すところも出てきます。

また、学童に入れたくても入れられないという事態があります。これは学童にも定員があり、超過すると受け入れられないのです。学童の方針によっては、人数が超過すると高学年を退所させ、低学年を優先的に入所させるところもあるようです。

そうなると私立か別の学童を選ぶことにとなりますが、そもそも学校や家の近くに学童がないと、通わせるのも一苦労です。筆者の小学生時代にも、遠い学校から通ってくる生徒がいました。その学校から学童までは徒歩30分ほどの距離。毎日重いランドセルや荷物を持ってくるのは、大変だなあなんて子供ながらに思っていました。

また、子供の行動範囲が狭まるというデメリットもあります。学童へ子供を入れると、放課後の時間は学童に縛られます。子供に習い事をさせたくても調整が必要になり、クラスのほかの子たちと遊びたくても遊べません。遊ぶところも学童周辺に限られ、決まったものを使って遊ぶことになります。

また子供にとっての最大のデメリットは、クラスの友達と遊べないことではないでしょうか。仲良くなった友達と放課後に遊びたくても、その子が学童に入っていなければ遊べません。

これも筆者の経験ですが、せっかく仲良くなった友達グループで、筆者だけが学童に通っていたために放課後は遊べませんでした。ほかの子たちは家に集まってゲームなどをしていたのですが、一人仲間外れにされたような気になったのを覚えています。また学童に通っていない子たちも、なんとなく学童に通う子たちの連帯感のようなものを感じ取っていたようです。「学童の人たちってなんか怖い」そう言われたのを覚えています。学童へ通うと、良くも悪くも学童に通う子供たちとの結びつきが強くなってしまいます。それを怖いと思われたようです。

鍵っ子のメリット

鍵っ子のメリットは、お金が掛からないところでしょうか。「預けるだけで数千円や数万円もするのは高い!」そう思われる親御さんが多くいます。それだったら塾や習い事をさせるほうが、子供を預けられ勉強やより良い成長につなげることができます。

子供の自立心が高まるというのもメリットです。子供に鍵を持たせるというのは、責任感や自立心を育むきっかけにもなります。一人で留守番をさせる、部屋は散らかさない、人がいなくてもちゃんと宿題をやる。そういった教育ができるのも、鍵っ子ならではのメリットです。

親の手伝いをする機会が増える、というのも大きなメリットです。これは自立と繋がりますが、子供に家事の一端を任せて責任感を養えます。掃除や洗濯、簡単な料理などを覚えてもらい、親が帰ってくるまでに終わらせるよう約束する。親は親で助かりますし、子供も子供で親に頼りにされるのは嬉しいものです。

子供にとっての最大のメリットは、やはり自由なこと。友達とも遊び放題だし、大人の目がないのは気楽なものです。放課後すぐにゲームをでき、漫画を読めるというのは魅力です。

鍵っ子のデメリット

鍵っ子最大のデメリットは、やはり防犯・安全面です。放課後の長い間を一人にさせるのは、親としては不安でいっぱいです。最近では子供を巻き込む事件や事故が多く、家に一人にさせるのは危険に思えます。また鍵っ子にさせるには、その前の教育が大事。「知らない人が家に来てもドアを開けない」「火を使わない」「勝手に出かけない」といった教育やルール決めをしっかり行う必要があります。

鍵っ子は自立心を養える半面、教育を間違えると子供をだらけさせてしまいます。誰もいない家に一人だと、子供は楽をしてしまいがちです。宿題や手伝いをせず、テレビやゲーム、漫画に明け暮れるなんてことも。またお菓子を食べすぎて、太ってしまう子もいます。

子供が自由に外出してしまうという不安も。家の中で留守番をしてくれていればいいのですが、友達の家へ遊びに行ったり、学校や公園へ行ってしまったり。思い付きでふらっと外へ出てみるなんて子もいます。行先で道に迷って帰れなくなったり、なにかトラブルに巻き込まれる危険が発生してしまいます。

家がたまり場になりがちなのも、鍵っ子の困ったところです。子供が家に集まって遊ぶだけならまだいいですが、騒いだりすると近所の迷惑にもなります。また家の中のものを壊してしまったり、物がなくなったり。家の中で怪我や事故が発生すると、その責任が鍵っ子の親に向けられることもあります。

子供が寂しい思いをするというのが、子供にとってのデメリットでしょう。家に帰ってきても誰もいないというのは寂しいものです。

学童・鍵っ子のメリットデメリットまとめ

学童のメリット
①大人の目がある
②宿題やおやつなどのサポートがある
③コミュニケーション能力を養える
④ゲームやネットに触れさせない

学童のデメリット
①お金がかかる
②学童に入れられないときがある
③学校や家の近くにないと通うのが大変
④子供の行動範囲が狭まる
⑤子供がクラスの友達と遊べない

鍵っ子のメリット
①お金がかからない
②塾や習い事をさせられる
③子供の自立心・責任感が高まる
④子供に手伝いをさせる機会が増える
⑤子供を自由にさせられる

鍵っ子のデメリット
①防犯・安全面に不安がある
②鍵っ子にさせるには事前の教育が必要
④子供がだらけがちになる
⑤子供が自由に外出できる
⑥家がたまり場になる不安がある
⑦子供が寂しい思いをする

子供に鍵を持たせる準備

学童と鍵っ子のメリットデメリットを考えて、鍵っ子にすると決めたとき。子供にただ鍵を渡して、家で留守番していろというのも無理があります。まずは子供と留守番のときのルールーを決め、鍵を持たせるときの安全策も考えなくてはいけません。

①鍵の大切さを教える

まず最初に、子供に鍵の大切さを教えましょう。大人になると鍵のことをあまり意識しません。ですが子供だと、友達に見せびらかしたり、自慢したくなるものです。鍵を失くしてはいけない、おもちゃに使ってはいけないなど、鍵の重要性を伝えます。

鍵の重要性を伝えるとともに、どうして重要なのかも教えます。鍵を見せびらかすと、ほかの人に「あの子の家には子供しかいない」と知らせることに繋がります。そうすると、空き巣や変質者などに狙われやすくなってしまいます。そう犯罪から子供自身を守るためにも、鍵は大切に扱わないといけないと伝えましょう。

②親子で話し合い留守番のルールを決める

子供に鍵を預ける前に、留守番のルールを決めないといけません。また学童から鍵っ子へ転身する場合は、その理由についても話し合っておくと良いでしょう。親子で決める留守番のルールというのは、以下のようなものです。

学校から帰ってくるときのルール
・寄り道をしないでまっすぐ帰る
・鍵を失くしたら連絡をする

家にいるときのルール
・親が帰る前に宿題を終わらせる
・親の手伝いをする
・テレビやゲーム、漫画の時間を決める
・勝手に友達を呼ばない
・来客があってもドアを開けない

など。そのほか家庭に合わせてルールを決めます。ルールを決めて子供の安全を守るとともに、ルールを守らせて自立や責任を促しましょう。このルール決めをしっかりしておかないと、事件や事故に巻き込まれたり、子供が好き勝手だらだらするようになってしまいます。

③留守番の練習をする

留守番を一度もしたことのない子供は、家に一人でいると不安になってしまいます。わが子に留守番をさせたことがなければ、まずは練習をしていると良いでしょう。休日に親だけで外出し、子供を一人にする時間を作ります。このとき、子供に留守番の感想や不安だったことなどを聞いておくとよいでしょう。

この練習が結構大事です。いきなり留守番をすると、不安になって親を電話で呼び出す子供もいます。仕事中に帰ってきてと言われても、ほとんどの親は対応できません。まずは30分、1時間と短い時間で慣れさせましょう。おすすめの練習時間は夕方から夜まで。放課後と同じ時間帯で試すと、より実践的な練習になります。

④鍵を使う練習をする

大人からすると考えられませんが、子供の中には鍵の使い方が分からない子もいます。鍵の入れ方や回し方、開け閉めをしっかりしてチェックするなど、鍵を鍵穴に入れてから扉を開けるまでの一連の動作を教えてあげてください。オートロックやテンキー式、スマートタイプの鍵なども同様に使い方を教えます。

また、鍵を開けてから家の中に入ったあと、鍵を閉めるということも教えてください。子供の中には、鍵を開けて家に入ったあと、内側から鍵を閉め忘れてしまう子もいます。

鍵の持たせ方と注意点

留守番のルールを決めて練習が終わったら、いよいよ子供に鍵を持たせます。鍵を持たせるときは、落としたり失くしたりしないような工夫が必要です。また持たせ方を間違えると、事故が起きたり事件に巻き込まれる可能性があります。

4つの間違った鍵の持たせ方

その① 首からひもでぶら下げる
鍵を首からぶら下げると、遊んでいるときに引っ掛けて首が閉まる危険があります。また首から紐を下げていると、紐が目立つので鍵っ子だという目印にも。犯罪にも巻き込まれやすいので、首からぶら下げるのはやめましょう。

その② 服のポケットにそのまま入れる
上着やズボン、スカートなどのポケットにそのまま入れると、失くしやすいのでこれもダメ。また鍵と擦れて服に穴が開くこともあります。

その③ ランドセルや袋にそのまま入れる
ランドセルや手提げ袋にそのまま入れるのも、失くしやすいでNGです。授業の時の出し入れや、帰り道に遊んだりしていると、鍵がぽろっと落ちてしまいます。

その④ 見えるところに鍵やキーケースをつける
見えるところに鍵やキーケースをつけると、周りに鍵っ子だと知らせるようなものです。ランドセルのサイドにあるDカンやフックに、鍵やキーケースを掛けるのはNGです。ズボンのループタイなども目立ちますし、落としやすいのでやめましょう。

正しい鍵の持たせ方

正しい鍵の持たせ方は、ランドセルの中に落とさないようにしまうこと。チェーンやリール紐をつけて固定し、ランドセルのポケットに入れると良いでしょう。セイバンのランドセルのように、前ポケットの中にキーフックがあれば、そこにチェーンなどをつけて落ちないようにします。こうすれば落とす心配がなくなりますし、防犯にも繋がります。

最近では、ランドセルの肩紐に取り付けるキーケースもあります。ランドセルの色に合わせれば遠目には目立ちません。またリールがついているものがあるので、玄関でさっと鍵を取り出して、すぐに家の中に入れます。これなら玄関でもたもたしているうちに、犯罪に巻き込まれるといった心配はありません。

ただし、このキーケースは目立たないものを使うのが基本です。柄やキャラクターんプリントの入ったものもありますが、これでは遠目にも目立ちます。子供を狙う犯罪者は子供に詳しいということを理解して、目立たないものを選んでください。

子供がいる家庭におすすめの鍵一覧

子供の安全性、利便性、紛失防止を考えるなら、鍵を交換してしまうのも手です。鍵を使わない電子キーや、スマートキーに交換すれば、落とす心配はありません。特にスマートキーであれば、入退室の管理ができるものもあり、子供がいつ帰ってきたか・出て行ったかを見ることができます。子供の鍵っ子デューを機に、鍵交換はいかがでしょうか。

商品名 概要
ランダムテンキーロックTK4LT33-2(MIWA)
ランダムテンキーロックTK4LT33-2(MIWA)

テンキータイプの鍵で、文字盤に暗証番号を入力して使います。文字盤の配列がランダムで切り替わるので、番号を推察されるのを防ぎます。また鍵を開けるところを覗き見られても、番号を知られる危険が少なくなります。またTK4LT33-2は自動施錠タイプなので、子供の鍵の閉め忘れも防止してくれます。

本体価格:5万円前後

スマートコントロールキー(YKK AP)
スマートコントロールキー(YKK AP)

スマートキータイプの鍵で、専用カードやスマートキー、スマートフォンやシールで鍵を開けます。ランドセルや防犯ブザーにシールを張れば、鍵として使えなくしません。ダブルロック式なので防犯性が高いことも特徴。標準ではありませんが、自動施錠機能も搭載することができます。

本体価格:6万円前後~20万円前後

ジエスタ エントリーシステム(TOSTEM)
ジエスタ エントリーシステム(TOSTEM)

こちらもスマートキータイプですが、YKK APのスマートコントロールキーとは違い、鍵さえ持っていれば、近づくだけで鍵を開けることができるので便利です。オートロックが標準搭載なのも魅力的で、鍵の掛け忘れや閉め忘れを防止することができます。

本体価格:27万円~

セサミ(CANDY HOUSE)
セサミ(CANDY HOUSE)

これもスマートキータイプで、現在のドアの内鍵(サムターン)に取り付けることで使用します。オートロック機能付きで、入退室の履歴を管理することができます。外出先で子供の帰宅時間や外出時間を確認できるので安心です。価格も安く取り付けも簡単なのでお勧めですが、子供いスマートホンを持たせる必要があります。

本体価格:14,800 円~20,800円

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