エンジンをかけたままインロック・インキーに!車中に鍵が閉じ込められた時の原因・対策一覧

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車を日々愛用していると扱いにも慣れてくるため、自分の中に余裕が生まれます。しかし、この余裕が時として隙になり、結果としてミスを起こすことも有り得ます。
車における最大のミスは事故であり、こればかりは絶対に避けなければなりませんが、それ以外にもうっかりミスは多々あります。そのひとつであり、ミスした本人がかなり落ち込むのがインロックトラブルです。
誰かを傷つけたわけではないため、事故などと比較すれば軽微なものですが、車内に入れない時間が継続するというのは意外と落ち込むものです。そのため、ここでは鍵の閉じ込めやインロックが起こった際の対処方法や防止策などをレクチャーしていきます。

インロックや閉じ込めって何?どうして起こる?

車を活用する中で稀に起こしてしまうのがインロックです。もちろん、1度もこうしたトラブルに見舞われない方も多いものですが、自分でいくら気を付けていてもインロックという鍵の閉じ込めに見舞われてしまうドライバーは存在します。
そのため、自分もいつかは起こすかもしれないという前提の中でインロックを捉えておきたいものです。
しかし、言葉としては聞いたことがあってもインロックが何を意味するものなのか、具体的には知らない方も多いはずです。そこで、まずはインロックやキーの閉じ込めに関して基本的な情報を覚えてください。

インロックは昔からある車の大トラブル

インロックは昔からあるトラブルのひとつです。簡潔に言えばキーを車内に残した状態で自分が車外に出る際、誤ってドアのロックをかけてしまう行為です。自分は車外にいて鍵を持っていない中で鍵が閉まってしまうわけですから、当然ながら外側からは開けられません。つまり鍵が閉じこもってしまうわけです。
このトラブルが起こるのはドアの鍵の構造にも理由があり、車内にいる際にドアノブの真横あたりにロックをかけるスイッチがあります。これを閉じる方向にスイッチングした状態のままドライバーが車外に出てドアを閉めると自動的にロックがかかってしまうのです。ミスの内容としては相当シンプルなものですが、自分が鍵を持たない状態で車外に放り出されてしまうわけですから、大きなトラブルとも言えます。
また、インロックしてしまったときの状態によっては更に大きなトラブルになる可能性もあります。たとえばよくあるケースでは車内に子供が残っているような場合です。大人ならば車内から自分で鍵を開けて出てくることができて事なきを得ますが、子供の場合にはそれもできません。
さらに赤ちゃんなどをベビーシートやチャイルドシートに残したままとなれば、大変な事態に発展する可能性さえあります。だからこそ、シンプルなミスから生まれるトラブルではありますが、大問題に発展する可能性があるということは覚えておきたいものです。

なぜインロックや閉じ込めは起こるのか

インロックが起こってしまうシーンは様々ですが、基本的に鍵を車内に忘れて起こることがベースです。鍵をポケットなどに入れていれば持ち出しに忘れることもありませんが、鍵を単体で車内に置いておいた場合にはインロックになる可能性が高いのです。カバンなどに入れっぱなしにしている人もいますが、これもカバンを持って出なくていいシーンではそのままにした状態で出てしまうことがあります。そのため、インロックを起こしてしまうことがあるのです。
意外と多いのがコインパーキングなどの駐車場だと言われ、一旦車に乗ってエンジンをかけたあと料金支払いのためにお財布のみをもって清算機に向かう場面です。この際、鍵は車内に置いたままになっており、結果としてインロックとなってしまうことがあるのです。
また、ノーマルタイプのキー以外でもインロックが起こる可能性があり、自動車のキーとしては最新式であるスマートキーであってもインロックが起こる可能性はあります。
もちろん、ノーマルタイプの鍵よりは確率は減るのですがスマートキーであっても誤作動や誤認識などが原因となってインロックが起こる可能性はあるのです。さらに言えばスマートキーの場合にはインロックの心配がまったくないと安心しきっている人も多いため、つい普段ならおこなわない行動に出てしまう人もいます。
また、普段はスマートキータイプの自動車に乗っているため、あまりインロックのことを気にしていなかった人が旅先でノーマルキータイプの自動車を借りて運転している最中にインロックを起こすこともあるのです。旅先ですと何もわからず助けの求め方もわからないために余計に不安は大きくなると言われています。
だからこそ、仮にスマートキーであっても安心せず、インロックや鍵の閉じ込めが起こってしまうことがあり得るという前提で過ごしておきましょう。

インロックや閉じ込めを防ぐ方法とは

鍵の閉じ込めやインロックを防ぐ手段として最も大切なことは鍵を肌身離さないということです。古いタイプの鍵を挿してからしかエンジンが始動しないタイプの場合、エンジンをかけたまま出てしまった際にインロックになるケースが多いです。この際、車内に誰か人がいるならばそれでも問題ありませんが、そうでなければ防犯上の問題も含めてエンジンを止めて鍵を持って外に出ましょう。
ちょっとした停車の場合、これを面倒に感じてしまう人もいますが、インロックによる面倒さと比べれば軽微なものです。さらに、どうしてもキーを挿したまま出る際にはドアノブのスイッチを確認してロックがかかるようになっていないか必ず確認する癖をつけましょう。
さらにスマートキーの場合にも肌身離さず持ち歩くことが大切です。インロックは本当に些細な不注意によっておこるトラブルですが、状況によっては家族の健康や命が危険にさらされることもあります。さらにコインパーキングに駐車している状態でのインロックとなれば駐車場代金も跳ねあがりますし、エンジンをかけたままであれば燃料ももったいないものがあります。
そのため、何ひとつメリットは見つかりませんから、とにかくインロックや鍵の閉じ込めは避けておきましょう。

インロックや閉じ込めに見舞われた方々へ

人間は気を付けて注意深く生きているつもりでもミスをおかしてしまうものです。そのため、頭ではインロックや鍵の閉じ込めを避けなければならないとわかっていても、つい他のことに意識を向けてしまい、その瞬間にミスが生まれてインロックや鍵の閉じ込めが発生してしまうこともあります。
ここからは、インロックや鍵の閉じ込めが実際に起こってしまったとき、ドライバーがどのように対処していくべきかをレクチャーしていきます。

ドアが開かないときのドライバーの行動

インロックや鍵の閉じ込めが起こり、自分は外にいるものの車のドアの鍵が開かない場合、まず試したいのがすべてのドアを開けてみる行為です。運転席のドアは開かないものの、案外ほかのドアは開くこともあるかもしれません。
また、トランクルームなど後部扉が開いたり、後部座席の扉が開くこともあります。トランクと車内が繋がっていないタイプの自動車では厳しいですが、仮に内部でつながっているタイプならばトランク側から車内に入って鍵を内側から開けられることもあります。
そのため、運転席のロックがかかってパニックになるのではなく、まずはすべての扉が開かないかどうか確かめましょう。その上ですべてのドアが開かないとなれば、手元に鍵が本当にないのか再度確認しましょう。車内にあると思い込んでいるだけで、じつは無意識のうちにポケットに入れていたということもありますので、落ち着いてこちらも確認しましょう。
しかし、これらを確認しても、ドアは開かず、尚且つ手元に鍵がないということであれば、それは完全なインロックです。
この際、何が最善なのかを考えることも大切です。たとえば車内に幼い子供がいるような場合、何を差し置いても開錠が第一ですから業者を即座に呼ぶか、本当に緊急ならば窓ガラスを割る覚悟も持ちましょう。
しかし、そのような状態になく、尚且つエンジンもかかっていないような場合、自宅にあるスペアキーを持ってきたり、家族にもってきてもらうこともひとつの手段です。
即座に業者を呼ぶことも可能ですが、コストを考えた場合にスペアキーをもってきたほうが安くつき、尚且つその余裕があるならばスペアキーを持ってきましょう。しかし、その余裕がない場合やそもそも家に戻ってもスペアキーがない場合、さらには家に入るための自宅のカギもまた車内にあるというような場合には、やはり専門業者に来てもらうことを考えましょう。
また、スペアキーが家にある場合でも、このまま駐車を続ければコインパーキングの駐車料金がどんどんかかってしまうというようなコスト的に業者を呼んだほうが安いと判断される場合も業者を素早く呼びましょう。インロックは様々な状況で起こるため、まずは状況を冷静に判断し、どう行動するかが重要なのです。

JAFや鍵開錠業者の連絡先を日頃から持ち歩きたい

車を運転する日々の中でJAF会員になっている方は多いものです。また、会員でなくても自動車を運転する日々の中でJAFの存在を知る人は多いはずです。そして、インロック時にもJAFは大きな活躍を遂げてくれます。もちろん、インロック時にはJAF以外の業者であっても鍵の開錠が可能な業者であれば対応してくれますので、必ずしもJAFに依頼しなければならないということではありません。
ただし、JAFの場合には24時間体制で全国に拠点を持って技術者が待機しているため、あらゆるシーンで役立つことが多いのです。家の近所でインロックを起こしたのであれば馴染みの会社もわかるはずですが、たとえば旅先であればそのような業者は皆無です。
そうなるとどこに依頼すればいいのかもわからないわけですから、こうしたケースにおいてもJAFはありがたい存在になります。そのため、普段から緊急連絡先を明記したメモなどを持っておくか、スマホに登録しておくと良いでしょう。
ただし、インロック時にはスマホやお財布なども車内というケースが考えられますので、車外にこのような情報があると尚便利です。もちろん、近隣にコンビニやガソリンスタンドなどがあればSOSを出すこともできますが、本当に何もない場所でインロックしてしまう可能性も捨てきれませんので、車外にあると便利です。もしくは車外から見える位置にこれを用意しておくという手もあります。
もちろん、その際の連絡先は自分が連絡したい業者にするべきですから、どこの会社であっても構いません。
また、このような準備もなく本当に困った場合には110番などの緊急連絡をおこなうことも最終手段としては頭に入れておきましょう。可能な限りは避けたいことですが、公衆電話であれば110番は無料で電話がかけられます。もしくは近隣店舗の方にお願いして連絡をとってもらうことも考えましょう。しかし、基本的には自分でいざというときのために備えておきたいものです。

自力での開錠は困難であるとの認識を

インロックを引き起こしてしまったドライバーさんの中には、すべてのドアが開かないとわかったとき、自力で鍵を開けようとする方もいます。生命の危険があるなどのレベルの緊急時などにはこのような対処が必要になることもありますし、窓ガラスを割ることもひとつの選択肢にはなります。
しかし、鍵を開けたいというだけの理由で自分で開けようとするのは少々無謀です。そもそも車の鍵は自動車を盗難などの犯罪から守るために存在しているわけで、簡単に開いてしまっては意味がありません。つまり、頑丈に作られており、力任せに開けようとしても開きません。
それどころか鍵を壊してしまう可能性もあります。鍵を壊して開錠されるのであればまだしも、鍵が開かない上に鍵が壊れてしまい、業者を呼んでも通常のインロックより高額な費用になってしまう場合があります。こうした無駄なコストを余計に生み出す可能性があるわけですから、自力はやめましょう。
また、鍵に関する知識がある人の場合、窓ガラスとボディの隙間から工具を差し込んで鍵を開ける方法があることを知っている人も多いものです。たしかに多くの業者もインロックへの対処としてはこうした手法をとります。
しかし、これは鍵の構造を知り尽くしたプロがおこなうからこそ意味のある行為であって、素人がおこなってもただ傷をつけたり、鍵を壊すだけの結末になる可能性が高いため、見よう見まねでチャレンジするのは避けておきましょう。無論、スキルがしっかりある人が対処するのであれば、この限りではありません。

インロックを開錠してもらう際の費用について

インロックに見舞われてしまったドライバーさんの多くは自力で対処することができず、業者を頼ります。この際に頼りになるのはJAFなどの自動車トラブルへの対処をおこなってくれる専門家と、鍵のトラブルへの対処をおこなってくれる専門家があります。
どちらを選ぶのかは状況や個人の考え方によって判断が変わりますが、いずれにしても費用はかかってきますので、その点は覚えておくべきです。

おおよその作業費用や出張費用とは

インロックなどの鍵の閉じ込めや鍵の紛失によって車の鍵が開かない場合、ほとんどの業者が5,000円から10,000円程度の費用で開錠してくれます。これは業者によって差が出てきますのであくまでも目安ですし、地域差がある場合もあります。また、作業料金としてはこのような割とリーズナブルな価格ではあるものの、それ以外に出張料金や深夜割増、早朝割増、休日割増などの手数料が上乗せされることもあります。
そのため、基本料金がとてもリーズナブルな場合には即座に食いつきたくなるものですが、そのほかのコストがかからないかどうかチェックしたいものです。また、鍵の閉じ込めによるシンプルな作業ならばこのような金額で済みますが、鍵を紛失している場合などには鍵を作成してもらう必要が生じることもあります。その場合には別途料金が追加されます。
さらに、鍵が壊れているような場合には鍵交換となることもあります。そのため、このような作業まで発生する際には開錠から鍵交換まですべてを同じ業者に依頼したほうがリーズナブルなのか、それぞれ別の業者に依頼したほうがリーズナブルなのかは考えておきたいものです。とりあえず開錠だけしてもらい、後日カーディーラーに持ち込んだほうが安いという場合もありますので、落ち着いて計算しましょう。

小さなミスが大きなコストになる認識を持つ

インロックに関しては少なくとも10,000円前後の費用がかかる場合が多いです。そのため、インロックは些細なミスから起こされるトラブルですが、そのトラブル処理のためには割と大きな金額がかかってくるということを覚えておきましょう。
このようなコストへの意識を持っておくことによって、ミスを防げる場合もあるため、インロックしたあとの対処方法を覚えておくことも大切ですが、何より大切なのはインロックや鍵の閉じ込めを起こさないことです。その点は自覚しておきましょう。

まとめ

熟練ドライバーで運転に慣れている人であっても、ふとした不注意からインロックや鍵の閉じ込めを引き起こしてしまうことがあります。そのため、自分は大丈夫とは思わずに常に気を付けながら車や鍵と向き合いましょう。
自動車を扱う上で最も大切なことは事故を起こさないこと、ルールを守ることですが、その次くらいに大切なのがインロックや鍵の閉じ込めを起こさないことと考えておきましょう。

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