宮城県仙台市で鍵なし/暗証番号不明の金庫を開錠
- この記事を読むメリット。
鍵のトラブル対応をしている当社が発信する情報だから安心!!
・創業10年、問合せ件数60万件の実績から、あなたのお悩みを解決。
その他鍵のトラブルで不明点があれば、電話での無料相談もお気軽にご利用ください。どこに頼むかわからない方でも、些細な事からご相談を承ります。
・自社工事社員が約20人在籍で、ノウハウも多くあるので情報発信の幅も広い。
仙台市若林区で鍵も暗証番号もない金庫の鍵開け
今回ご依頼いただきましたのは、仙台市若林区の戸建てにお住まいのH様です。
「金庫の開錠をしてほしい」とのことでご連絡いただきましたが、今回の事例は少し珍しいケースでした。というのも、弊社には金庫の開錠を多くご依頼いただきますが、「鍵を紛失した」あるいは「ダイヤルの暗証番号を忘れた」といういずれか一方のトラブルが大半です。
しかしながら、今回は鍵もなく暗証番号も不明という内容で、金庫の開錠としてはかなり難易度の高い事例となります。とはいえ、作業自体は不可能ではないため、お客様のご都合の良い時間をお伺いし、金庫の開錠に詳しいスタッフがご自宅に向かうことになりました。
故人の金庫で鍵も暗証番号もない!
さて、H様のご自宅にお伺いしご挨拶をしたら、早速金庫のある居間へお邪魔させていただきます。ご家族の方に数名お立合いいただいての作業となり、スタッフも若干緊張しておりました。
鍵がなく暗証番号も分からない理由は、こちらの金庫が故人のものだからです。弊社にご相談いただいたH様のお父様が所有されていた金庫で、もしかしたら何か重要なもの、例えば形見や遺言などが出てくる可能性もあるとのこと。
相続にも影響するかもしれないため、スタッフはいつも以上に強い責任感を持って作業に当たりました。
とはいえ、鍵も暗証番号もない状態ではご遺族の方からしてみれば、成す術がないといっても過言ではありません。ご遺族の方も「最悪の場合は破錠しても構いません」とおっしゃられていました。
確かに、急ぎの場合など鍵を開けることが最優先である時には破錠(鍵の破壊)で対応することもあります。また、構造上どうしても鍵を壊さないと開けられないものもあります。
破錠となった場合、ケースバイケースであらゆる道具を駆使して鍵開けに臨みます。
例えば、先の細いドリルを使用して鍵穴の内部にある「ピン」を壊すことで物理的に鍵が開くようにする方法です。費用は別途発生してしまいますが、鍵を開けてからシリンダー部分を交換すれば再度金庫を使用することも可能です。
破錠は単純な作業に思えてかなり高度な技術を要します。ご自身で工具が用意できたとしても、金庫自体が故障する恐れがありますし、ケガの危険性もあるためお奨めできません。
鍵の作成⇒暗証番号解析で開錠に成功!
念のため、お客様には「破錠の可能性も考えておいてください」と申し上げました。しかしながら、鍵と暗証番号がなくとも、必ずしも破錠しなければならないとは限りません。
もちろん、時間にある程度の余裕がなければなりませんが、順を追って作業に当たれば鍵を壊さなくても開けられることがあるのです。
今回、一般的な家庭用金庫であったこと、また10年以上前の古いタイプでいわゆる「ギザギザキー」だったことから、鍵穴から鍵の作成が可能でした。そのため、鍵を作成してからダイヤル番号の解析をする手順を取ることにしたのです。
これが、もしも最新のディンプルキーだった場合、鍵穴から鍵の作成が非常に困難となるため、別の方法で開錠していた可能性もあります。
…というわけで、早速金庫の鍵を作成しました。その後、思い当たる暗証番号をお客様からお伺いして入力していきます。
テレビ番組でもご覧になったことがあるかもしれませんが、金庫に聴診器をあてて音を聞きながらダイヤルを回していく方法をとりました。わずかな音や振動を聞き分け、正解の番号を探していく作業になります。職人技といいますか、この作業は「探り」と言われたりもします。
思った以上に苦戦させられ、1時間以上かかってしまいましたが、無事に開錠することができました。H様をはじめご家族の方にも大変お喜びいただけ、スタッフも内心はホッとしていました。なにやら金庫の中には大切な物が入っていたそうで…開錠できて本当によかったです。
今回、金庫の状態がとてもよかったことも探りが成功した一因ではないかと思います。というのも、ダイヤルの芯棒が歪んでいるなどどこかに不具合が生じていると、正しい番号を入力したとしても上手く開錠できないことがあるからです。
さまざまなケースがある金庫の開錠作業は、技術力のある専門業者に任せるのが一番ということでしょう!
スタッフの声
「鍵がない!」「暗証番号が分からない!」金庫の開錠も可能です
今回は仙台市若林区にお住まいのH様より、鍵も暗証番号もない家庭用金庫の鍵開けでご依頼頂きました。一見、開錠の術がないように思える事例でしたが、最終的にはキズ一つ付けずに開錠することができました。
お店の開店前閉店時など、時間に猶予がない場合には鍵を破壊(破錠)して開ける手段を取らざるを得ないことがあります。しかしそうでない場合、鍵穴から鍵を作成し、暗証番号を解析しながらダイヤルを回していく方法で開錠することも可能です。
ダイヤルの回転に問題がないことが前提となりますが、専門業者ならではの番号の「探り」で正解の数字を当てることができるスタッフもおります。時間がかかる場合もありますが、故人の金庫などで慎重な作業を求められる方に安心していただけることでしょう。
構造上、あるいは鍵の変形などで破錠が必要になっても、金庫の中身に影響を与えない、金庫を再利用できる開錠方法をご提案いたします。
鍵を紛失して暗証番号も不明な金庫の鍵開けが必要な方は、ぜひ弊社にご依頼ください。
※当サイトのサービス価格はすべて税込みの総額表示となっております。(消費税率10%)