合鍵の作り方がよくわかる!注意点や緊急時の対応までまとめて解説

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合鍵(スペアキー)の作り方が分からなくてお困りではありませんか?

「あれば便利だな」という思いつきもあれば、「鍵を職場や学校に忘れてきてしまった!」「鍵穴にキーを刺したら折れてしまった…」といった緊急のトラブルに見舞われたときなど、合鍵を作りたいと思うきっかけにもいろいろあります。

この記事では、以下の内容についてご説明していきます。

  • 合鍵の作り方(元鍵なしのケースも含めて)
  • 合鍵の種類について
  • 合鍵を作る時に必要なもの
  • 合鍵は自作できるのか?

この記事を読むと、合鍵の作り方や注意点、緊急時の対応まで詳しく知ることができますよ!

合鍵の作り方を知る前に

合鍵の作り方を知る前に、「そもそも合鍵とは何か」という基本的な知識について知っておきましょう。

合鍵の種類とは?

まず、合鍵には「純正キー」「複製キー」の2種類があります。

これらの特性を理解しておくことで、合鍵を作る上でのリスクを回避しましょう。

  • 純正キー

鍵に刻印された鍵番号を元にメーカーの工場で作られます。おおもとの鍵という意味から「オリジナルキー」「マスターキー」と呼ぶこともできます。

シリンダー1製品につき最初に3~5本程度の純正キーが付属しており、表面にはMIWAやGOALなどのメーカー名が刻印されているのが特徴的です。

製作日数がかかりますが、純正キーを依頼すると高精度のキーが手元に届くため、精度が低くて鍵が回らないなどのトラブルは起こりにくいです。

  • 複製キー

元の鍵(純正キー)に合わせ、文字通り複製された鍵のことです。

『ブランクキー』という鍵の型を専用の機械にセットし、削っていくのが一般的な作り方です。純正キーに比べて早く仕上がるため、緊急の場合に対処する一時的な鍵としてはおすすめできますが、若干の誤差があるため鍵穴が故障する原因になりかねません。

純正キーと複製キーの違いって?

引用元:美和ロック株式会社公式サイト

では、純正キーと複製キーとの違いとはどこにあるのでしょうか。

まず、先にも述べましたが、純正キーは表面にメーカーロゴが、裏面に鍵番号(キーナンバー)が付いています。

一方、複製キーは合鍵を作成したメーカーのロゴが入っており、鍵番号が入らないかわりに商品番号が刻印されています。

外観上に明確な違いがあるため、通常であれば見分けるのは簡単でしょう。

ちなみに、純正キーの鍵番号は合鍵を注文するのに使用されることが多いため、第三者に悪用されるのを防ぐ目的でキーカバーを付けて隠している方は少なくありません。

合鍵の作り方が知りたい!

ここからが本題です。皆さんが一番気になっている合鍵の作り方についてご説明します。

合鍵を作る場所を探して頼む

皆さんがこれから合鍵を作成する際に頼りになる場所は3つあります。

それぞれメリット、デメリットがあるため一番良い選択肢を一緒に考えていきましょう。

  • メーカー

現在、使用している鍵のメーカーに直接、合鍵作成の依頼をすることができます。

もともとのシリンダーとキーを製造した工場で作成されるため、手元に届くのは純正キーです。高精度の鍵であることは間違いありません。しかし、その分だけ費用がかかってしまうのが難点といえます。

  • 店舗

自宅の近くのホームセンターなどのお店に頼むこともできます。

緊急時に依頼ができるのと、鍵によってはその日のうちに受け取りが可能なことが大きなメリットです。しかし、メーカーが作成したものと比べて鍵としての精度が低いのがデメリットです。

それゆえ、鍵が回らないなどのトラブルが起こる可能性があります。

  • 鍵の専門業者

鍵の知識を持ったプロの専門業者なので、基本的に知識が豊富です。

きちんとした業者であれば、鍵を製造する技術をもった職人が対応するため比較的早く仕上がります。

合鍵を作るのに必要なものが無いと作れないことも

いくら緊急時だからといっても、名前と住所だけで合鍵を作ってもらうことはできません。

合鍵作成で必要なものは以下の3点です。

  • 純正キー(マスターキー)
  • 身分証明書
  • セキュリティカード

鍵番号があれば純正キーが必要ない場合もありますが、合鍵作成には原則として身分証の提示が求められます。

現在、住宅の鍵で主流となっている「ディンプルキー」や車のセキュリティシステム付「イモビライザーキー」、ICチップが埋め込まれたキーレスキーである「カードキー」では合鍵の作製に身分証が必要になることが大半です。

引用元:美和ロック株式会社公式サイト

セキュリティカードに関しては、合鍵の作製時にセキュリティ認証ID番号が必要な製品では必須となります。例えば、MIWAのディンプルキーなどではセキュリティカード付きの身分証明書が必要です。

通常の鍵であればセキュリティカードは必要ありません。

ただし、以下の鍵では身分証が要らない場合もあります。

  • ディスクシリンダー
  • ピンシリンダー
  • ロータリーシリンダー
  • 一般的なタイプの自転車の鍵
  • バイク(原付)の鍵

対応してもらいやすい鍵の種類

ディンプルキーやセキュリティカード付キーなどは特殊キーとして扱われ、一部の店舗や業者では対応してもらえない場合もあります。

どこのお店でも比較的対応してもらいやすいのは、ディンプルキーよりも古く構造が簡単な「ディスクシリンダー」と「ピンタンブラー」です。

それぞれの特徴をみておきましょう。

  • ディスクシリンダー

引用元:https://item.rakuten.co.jp/pro-nakashin/ds-key/

鍵の両端がくの形にギザギザしているのが特徴的です。
耐久性に優れており、かつ構造もシンプルであるため、鍵の修理や交換、合鍵の作成も比較的簡単で低価格に抑えられます。

実店舗に複製キーの作成をお願いした場合、5分ほどで完成できる場合もあるため、急ぎでも問題はないでしょう。

  • ピンタンブラ―

引用元:https://store.shopping.yahoo.co.jp/ring-g/10007925.html

ギザギザとした鍵山をしているのが特徴的で、シリンダー内部に配置されたピンと、キーのギザギザの部分が噛み合って解錠される仕組みとなっています。

破壊に弱いということが難点ですが、多くの鍵の専門業者や店舗で対応してもらえます。

所要時間も10分程度から可能です。

対応しづらい鍵の種類

ディスクシリンダー錠やピンタンブラー錠などの従来の鍵では、空き巣被害を防ぐことが難しく、最近の住宅ではもっと防犯性の高い鍵が使用されています。

しかしながら、防犯性が高い=ピッキングしにくい、合鍵作成の難易度が高いことから、自宅の近所のホームセンター、スーパーや商店街にある鍵屋さんなどでは対応してもらいにくい鍵の方が実は多かったりします。

ここでは、それぞれの鍵の特徴をみていきましょう。

  • ディンプルキー

鍵の先端の表面が凸凹しているのがディンプルキーです。

シリンダー内に配置されているピンの高さと鍵の窪みが噛み合うことで解錠できる仕組みになっており、理論的にはピンタンブラー錠と似ていますが、ピンが一直線に並んでいないためディンプルキーの方が構造が複雑といえます。

合鍵を作ることすら困難で、メーカーに純正キーを取り寄せることになり、手元に届くまでに日数(2週間程度)がかかることがあります。

  • カードキー

磁気タイプや電子タイプのカードを使って解錠や施錠を行う鍵です。

鍵穴式のキーとは違い、ピッキングされる心配がなく防犯面で優れている分、合鍵の作成も難しいです。
ディンプルキー同様、対応するカードキーの取り寄せをしてもらうことになるでしょう。

  • 電子キー

電気を利用して鍵の開け閉めを行います。

電子キーには、鍵タイプのものや暗証番号で開けるものなどさまざまです。

生体認証や暗証番号で解錠する電子キーの場合は、鍵穴がない場合もあるので生体認証や暗証番号の追加が必要です。

  • リモコンキー

住宅などの建物以外に、自動車にも採用されている鍵のタイプです。

開閉ボタンを押すだけで鍵の開け閉めができますが、電池切れの場合は電池交換が必要になります。

  • イモビライザー

車やバイクのエンジンをかける際に、電子的な照合をして正規の鍵かどうか確かめる仕組みを備えているものです。

車側にも登録が必要になるため、合鍵作成をする際は、車を購入したディーラーに依頼しなければなりません。

意外と簡単な合鍵を自作する作り方とは?

お店や鍵屋さんにお願いすると仕上がりまでに時間がかかるため、合鍵を自分で作ることができれば……と思いますよね。

合鍵の作成は高度な技術と専門工具が必要というイメージがありますが、ある方法を使えば自分で作れる場合もあるんです!

合鍵を簡単に自作できる作り方を2つご紹介します。

  • 空き缶を使う方法

①マスターキー、空き缶、ライター、セロテープ、空き缶を切ることのできるハサミを用意する。
①マスターキーを黒いススが出てくるまでライターであぶる。
②セロハンテープをマスターキーに付けて跡を付ける(型どりする)。このとき、ギザギザした部分はしっかりと跡がつくように意識する。
③空き缶のフタにテープを付けて型通りに切り抜く。
④マスターキーと重ねて間違っている部分がないか確認する。

  • 粘土を使う方法

粘土にマスターキーで型を取り、溶かした金属や強化プラスチックなどを流し込んで固める。

ただし、空き缶や粘土を使って合鍵を完成させたとしても、精度としては低いため、鍵の専門業者などに合鍵作成をお願いするのがベストでしょう。

現状の緊急性により頼む場所を変えると良い

予備の合鍵があるなど、時間に余裕がある場合は、メーカーに直接依頼をするのが良いでしょう。
精度が高い分費用は高くなり、納品までに2週間以上かかることもありますが、高精度の純正キーが手元に来るため失敗やトラブルはまず起きません。

もしも、鍵を紛失したり予備の鍵が無かったりなどの緊急性が高い場合は、店舗に頼むことを検討しましょう。

緊急であることを伝えれば、意外と早く合鍵を作成してくれるところもあります。

ただし、メーカーの純正キーと比べると精度が劣るため、その場をやり過ごすためのものと考えておくべきです。長く使用するには心許ないため、後に純正キーを作成することをおすすめします。

もしくは、鍵の専門会社に依頼することを検討しましょう。

緊急の場合は即日対応で自宅に訪問してくれる業者が多く、鍵についての専門的な知識があるので技術力も申し分がないです。

合鍵作成も確実で早いため安心ですし、鍵の種類によってはメーカーに純正キーを発注してもらえるなどあらゆる相談に乗ってもらえます。

関連記事:『作る合鍵の種類で時間のかかり方は違う!? 注意点をくわしく解説!』

合鍵の作り方を行う上での注意点

合鍵を作る上で気を付けたいポイントを4つご紹介します。

賃貸の場合は勝手に合鍵を作らない

賃貸においては、鍵の複製をすること自体が大家さんや管理会社などから禁止されることもあります。

勝手に作ってしまうと、費用は自分で負担することになりますし、後に対人トラブルに発展する可能性もあるので慎重になってください。
契約書の内容によっては、退去時に自分で作った合鍵も返すのがルールになっている場合もあります。

合鍵を作る前に、一度大家さんや管理会社と相談してからにしましょう。

必要以上に合鍵作成しない

万が一鍵を落とした場合、拾った相手に悪用される可能性もあります。

特に、住所が記載されている書類などと一緒に紛失した場合は危険性が高いです。

必要以上に誰かに合鍵を渡してしまうのも避けてください。
トラブルに繋がってからだと遅いため、安易な気持ちで合鍵を作成するのではなく、使う本数だけ合鍵作成しましょう。

最悪、鍵を落としたりなくした場合は、シリンダーごと鍵の交換をするのが望ましいです。
その際、賃貸の場合は大家さんや管理会社に許可をもらいましょう。

合鍵から合鍵を作成したら誤差ができる

純正キーから合鍵を作成する分にはいいのですが、合鍵から合鍵を作ろうとするとどうしても純正キーとの誤差が出てしまいます。

合鍵を何本も作るごとに精度が劣化していくため、最終的には使えなくなる可能性もあるでしょう。

鍵の形状自体に誤差ができると、鍵が回らないなどのトラブルが生じたり鍵穴にも負担がかかります。必ずマスターキーをベースに作ってもらいましょう。

元鍵なしでも合鍵作成できる!?

マスターキー(元鍵)は対応する鍵穴ごとに専用の設計がされており、合鍵を作るのにはそれぞれにつけられた鍵番号が必要です。

この鍵番号からメーカーの取り寄せなどを行う場合もあるので、他人に教えない、見られないように注意してください。

元鍵なしでも合鍵作成は可能ですが、精度が落ちる可能性が高く、鍵穴から鍵を作成するには高い技術力が必要のためどの業者でも対応しているわけではありません。

鍵穴から作ってもらう場合は、対応可能か一度確認をする必要があります。

その場合の費用は10,000~80,000円と高額になることがあると覚えておきましょう。

合鍵の作り方を見ても分からない場合は

さて、今回は合鍵の作り方について詳しくご説明してきました。

皆さんは、自分で合鍵を作成する方法、メーカーに注文する方法、ホームセンターや鍵の専門業者に依頼する方法のどれがベストな選択肢だと思いましたか?

どうしても良い方法が分からない場合は、鍵の専門業者お願いして合鍵を作ってもらうことをおすすめします。

プロにお願いして合鍵を作ってもらおう!

ホームセンターなどでは、ブランクキーから削って作成するためディンプルキーやキーレスキーなどに対応しておらず、依頼しても断られるケースがあるでしょう。

しかしながら、鍵を専門的に取り扱っている業者であれば、キーマシンを用いて特殊キーに対応できる場合があります。

弊社『KEY110』では、技術力のあるプロが即日対応致しますので、お気軽にご相談下さい!

参考サイト:『KEY110(合鍵作成)』

 

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