千葉県千葉市のスーツケースの開錠事例

早速依頼者様に詳しい状況をお伺いしました。スーツケースはダイヤル式の鍵と鍵穴がついているタイプで、出張から帰ったら鍵が開けられなくなってしまったとのことでした。
ダイヤルの番号は合っているはずなのですが、何故か開かないのでとにかく開けてほしいとのご依頼でしたので、鍵を破壊して開けさせていただくことにしました。

スーツケースの鍵開け事例

まずは開かなくなってしまった鍵を開錠しなければなりません。幸い今回のご依頼のスーツケースはTSAロックのものなので、専用の工具を使うことで簡単に開けることができそうです。
TSAロックとは、アメリカの運輸保安局が定めた基準で作られたスーツケースの鍵のことです。基準を定めた運輸保安局のイニシャルを取って、TSAロックと呼ばれています。
2001年9月11日、アメリカで同時多発テロ事件が発生しました。このときに飛行機の機内に爆発物や危険物の持ち込みを持ち物検査で防げなかったことを教訓に、それ以降のスーツケースには積極的にこのTSAロックを導入するようになったのです。

このTSAロックは、特殊な工具を使えば簡単に開錠することができる、という特徴があります。アメリカの国内の空港では厳重な持ち物検査が実施されており、ランダムに選ばれた乗客はスーツケースの中身も隅々まで目視されます。その際にスーツケースに鍵が掛かっていた場合、係官によって鍵を破壊されてしまいます。これは係官が持っている権限に基づいて行われているので、たとえスーツケースの鍵を壊されてしまったとしても文句は言えません。

しかし、TSAロックを採用しているスーツケースであれば、係官が特殊な工具でスーツケースを開けられます。アメリカに旅行する際には、このTSAロックを採用しているスーツケースでないとスーツケースの鍵を破壊されてしまうおそれがありますので注意が必要です。

今回も空港の係官と同様に、特殊な専用器具を使ってスーツケースを開けていきます。何度か試すこと数十分、少し開けるのに苦労しましたが無事にスーツケースを開けることができました。

スーツケースが開かなくなったときは

スーツケースのダイヤルを忘れてしまったり、スーツケースの鍵をなくしてしまったときはどのようにすればよいのでしょうか。

鍵をなくしてしまった場合、まずはスーツケースの製造元に問い合わせましょう。同じ型番のスーツケースの鍵を持っている場合があります。その鍵で開けることができれば、スーツケースは元通り使うことができます。

ダイヤル式の鍵の番号を忘れてしまったり、番号が正しいのに開かないという場合は、鍵屋さんに依頼するのが確実です。主要な空港にはよく鍵屋さんがありますが、そういったところに相談して開けてもらうのも良いでしょう。特に旅先で鍵のトラブルが起きてしまったときには、空港の鍵屋さんは頼りになる存在です。

特に今回のようにTSAロックを搭載している鍵であれば、手早く開けてくれる鍵屋さんが多いです。スーツケースを持って海外旅行をする際は、TSAロックを搭載しているマークがついているスーツケースを選ぶのが良いでしょう。TSAロックが搭載されているスーツケースは、赤いひし形のマークがロックの部分についているのが特徴です。

鍵のトラブルに出発前や帰宅後に気づいた場合は、近場の鍵屋さんに鍵開けを依頼しましょう。といっても、帰宅が早朝や深夜で、すぐに中身を取り出さないといけないという場合もあります。そのような場合は、24時間受付をしてくれる出張対応の鍵屋さんに作業を依頼すればスムーズに中身を取り出してくれるはずです。
当サイトでは、24時間鍵のお困りごとに関するご相談を受け付けています。早朝や深夜でもオペレーターがすぐに対応しますので、お気軽にご相談ください。

まとめ

スーツケースを選ぶ際には、ダイヤル式かロック式かということに加えて、TSAロックを搭載しているかどうかという点もあわせてチェックしておくと良いでしょう。万が一の鍵のトラブルのときに開けやすさがかなり変わってきます。
当サイトは24時間365日鍵のトラブルに関するご相談を受け付けております。頼れる鍵屋さんが開いていない時間や対応できない時間でも、オペレーターがすぐに提携の鍵屋さんを派遣いたします。当サイトは全国の熟練スタッフと提携しておりますので、お困りごとの際は是非ご相談ください。