シャッターの鍵が開かない!解決法や原因を解説!
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「シャッターの鍵が開かない!?」と気付いた時は焦りますよね。シャッターの鍵が開かない原因はいくつか考えられるので、まずは自分でできる解決策を試してみることをおすすめします。
ただ、間違った方法で開けようとすると、鍵を壊してしまい交換が必要になるかもしれません。ですから、まずは鍵が開かない原因を特定し、その解決方法を見つけましょう。
この記事では、シャッターの鍵が開かない原因や解決方法、注意点について解説しています。普段の使い方に気を付けると、鍵を長持ちさせることができるので、ぜひ参考にしてください。
シャッターの鍵が開かない原因を調べる
シャッターの鍵が開かない原因は、主に6つ考えられます。シャッターの鍵が開かない原因がわかれば、自分で解決できるかもしれません。では、順番に解説していきます。
鍵穴に異物が詰まっている
シャッターの鍵穴に【ゴミ・砂・ホコリ】などが詰まっていると、鍵が入らなかったり、回らないことがあります。シャッターの鍵穴は屋外にあるので、風が吹いて異物が入り込んでいるかもしれません。
また、いたずらで鍵穴にゴミを入れられることもあります。鍵穴に異物が入ってしまった場合は、掃除をして取り除きましょう。
鍵穴がサビている
鍵穴や内部の部品がサビていると、動きが悪くなってしまいます。鍵穴がサビてしまう原因として、雨などの水分が内部に入り込んだり、海が近いため潮風に当たっているなどが考えられます。
また、鍵穴の内部には最初から潤滑油が塗られているのですが、長期間の使用で減っていき動きが悪くなります。鍵穴の動きが悪い場合は、専用の潤滑剤を使いましょう。
鍵穴とサムターンがズレている
内側にサムターン(鍵を開け閉めできるツマミ)が付いているシャッターの場合、鍵穴とサムターンの位置が合ってないと鍵が奥まで差し込めないため、開けることができません。
サムターンは衝撃が加わって位置がズレたり、長期間の使用で少しずつズレてしまったということも考えられます。 この場合、シャッターの内側からサムターンの向きを修正してください。しかし、中に入れない場合は専門業者に鍵を開けてもらうしかありません。
シャッターのラッチが変形している
ラッチとは、シャッターの鍵を閉めた時に左右両側から飛び出る金具のことです。レーキ(熊手)のような複数の爪が、外側の金具に引っ掛かることでロックしてシャッターが動かなくなります。 このラッチが変形していると、外側の金具に引っ掛からなくなり、鍵の開け閉めができません。
ちなみに、完全に鍵が開いてない状態でシャッターを上げてしまうと、ラッチが少し引っ掛かったままで動いてしまい、変形する原因になります。 この場合は、ラッチを交換する必要があるので、専門業者に相談しましょう。
鍵が変形している
シャッターではなく、鍵が原因ということも考えられます。鍵は強い力が加わると、曲がってしまうことがあるためです。また、金属ですから使っているうちに削れて、少しずつ形が変わっていきます。
鍵が変形していると、鍵穴の内部で上手く噛み合わないため、開きにくくなります。さらに、そのまま使い続けると鍵が折れたり、鍵穴を壊してしまう可能性があります。 ちなみに、鍵の寿命は10年程度と言われているので、長期間使っているようでしたら、鍵の交換を検討した方が良いかもしれません。
鍵穴が壊れた
ここまでご紹介した内容に当てはまらない場合は、鍵穴が壊れている可能性があります。修理ができないのなら、交換するしか方法がありません。
ただ、自分で鍵穴のメンテナンスをすれば、鍵を開けられる可能性があります。そのため、続いて鍵穴のメンテナンス方法について解説していきますので、確認しておきましょう。
シャッターの鍵が開かない時の解決方法
ここからは、誰でも簡単にできる鍵穴のメンテナンス方法を解説します。シャッターの鍵を開けられるかもしれないので、試してみましょう。メンテナンスの方法は、主に3種類あります。
鍵穴をきれいに掃除する
鍵穴に異物が詰まっている場合は、取り除けば解決できるはずです。鍵穴の異物を取り除く方法は2つあるので、どちらも行いましょう。
掃除機で吸い取る
掃除機を使って、鍵穴からゴミやホコリを吸い取る方法です。できれば小さなノズルを使い、鍵穴にピンポイントで当てましょう。
エアダスターで吹き飛ばす
エアダスターとは、精密機器の掃除に使う空気を圧縮して噴射するスプレーです。細かいホコリや砂などを吹き飛ばすことができます。
鍵穴専用の潤滑剤を使う
鍵穴専用の潤滑剤を使って、内部の部品の動きを良くする方法です。
①鍵穴に潤滑剤を注入する
②鍵をゆっくり抜き差しして馴染ませる
③少し時間が経ってから動作確認をする
鍵穴専用の潤滑剤は、ホームセンターかインターネットで購入できます。
鍵をきれいにする
鍵が汚れていると、鍵穴の故障の原因になります。そこで、鍵を布で拭いたり、ハブラシで擦って細かい汚れを落としてください。
潤滑剤の代わりに鉛筆の芯を使う
鉛筆の芯を鍵のくぼみ部分に塗ることで、潤滑剤の代わりとして使うことができます。その後は、潤滑剤と同じように鍵を抜き差しして、鍵穴の内部に馴染ませる方法です。
ただし、あくまで応急処置なので、できれば鍵穴専用の潤滑剤を使いましょう。
シャッターの鍵が開かない時の注意点
シャッターの鍵が開かない時の注意点も覚えておきましょう。もしかすると、普段の使い方が原因で、シャッターの鍵の調子が悪いのかもしれません。 また、無理をすると鍵が壊れてしまい、修理どころか交換することになるので気を付けましょう。
無理に鍵を差し込んだり回さないこと
鍵が入らない場合は、必ず理由があります。例えば、異物の混入やサムターンのズレなどが考えられます。その状態で無理をすると、鍵穴の故障に繋がってしまうのでやめましょう。
また、鍵が回らない場合も同じことが言えます。このような場合は、まず鍵穴のメンテナンス方法を試してみましょう。
シャッターは完全に下ろすこと
シャッターを完全に下さずに鍵を閉めると、部品に無理な力が加わるので故障の原因になります。また、シャッターを上げる時も、鍵が完全に開いたことを確認してから動かしてください。
潤滑剤は鍵穴専用を使うこと
一般的に使われている潤滑剤では、一時的に鍵の動きは良くなるかもしれませんが、その後ホコリなどが固まってしまい故障の原因になります。ですから、必ず鍵穴専用の潤滑剤を使ってください。
ただ、ここまで解説してきたことを試しても解決できない場合は、シャッターの鍵を交換するしかありません。シャッターの鍵を交換する方法については、別の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。
関連記事:『シャッターの鍵を交換する!DIYでのやり方から注意点まで解説!』
自分で解決できない場合は専門業者に依頼しよう
ここまで、シャッターの鍵が開かない原因や解決方法、注意点について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
シャッターの鍵が開かない時は、必ず原因があります。たとえ原因がわからなくても、メンテナンス方法を試してみることで解決できるかもしれません。 ただし、間違った方法では意味がないばかりか、逆に故障してしまう可能性があります。ですから、正しいメンテナンス方法を確認しておきましょう。
もし、シャッターの鍵をなくしてしまった場合は、専門業者に開けてもらうこともできます。その場合は、鍵の交換もしてもらえば、改めて依頼する手間を省くことができます。
鍵の専門業者は、基本的に24時間対応しているので、急いでいる方は早めに相談しましょう。また、自分でメンテナンスをしても効果がない場合は、『KEY110』までお気軽にご相談ください。
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