【物置の鍵トラブル】開かない・紛失してしまった等のトラブル対処・対策方法や鍵交換についても解説!
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皆さんのご自宅には物置はございますか?
日頃日常的に使用頻度が低い様々な物を置く倉庫として、特に個人住宅であれば多くの方が、ご自宅に物置をお持ちだと思います。
では知っていましたか?
物置は実は鍵にまつわるトラブルが多いんです。
例えば
「いざ物置を使おうと思ったら物置の鍵が見当たらない」
「物置を使いたいけれど物置の鍵が開かない」
このような経験を皆さんはされたことがあるのではないでしょうか?物置の鍵のトラブルが発生した場合、最悪は鍵屋さんなどの業者に依頼して、対応を行わなければなりません。
そして業者に依頼した場合、必要以上の思わぬ出費が発生します。
こうならないためにも物置の鍵に関して、事前にトラブル予防を行っておき、トラブルのケースや対処方法を、知識として把握しておきましょう。
ここでは物置の鍵にまつわるトラブル予防法と対処法を紹介していきます。
物置の鍵のトラブル
物置の鍵のトラブルはなぜ起きるのでしょうか?
まずは原因の部分を把握していきましょう。
実は物置の鍵のトラブルは大きく分けると
「鍵の紛失」
「鍵が開かない」
主にこの2つなんです。
ではなぜこの2つのトラブルが起きるのでしょうか?
ここでは原因を個別に解説していきます。
鍵の紛失
物置の鍵の紛失はなぜ起こるのでしょうか?
実は鍵の使用頻度と大きく関わりがあります。
実際に皆さんのご自宅の鍵と物置の鍵との扱いを比較してみましょう。
例えばご自宅の鍵を紛失した場合、最悪家に入れなくなってしまいます。
対して物置の鍵を紛失しても家に入れなくなることはありません。
またご自宅の鍵を紛失してしまったら、「将来泥棒の被害に遭うかも知れない」といった、盗難のリスクが頭につきまとってしまいます。
それに対し物置の鍵はご自宅の鍵と違って、貴重品の盗難のリスクは高くないと思っている人が多いと思います。ご自宅の鍵は皆さんはきちんと紛失しないように管理しますよね?
ですが対照的に物置の鍵の紛失時のリスクは薄れがちで、小物入れに他の小物と一緒に、雑多に保管するケースが多いのではないでしょうか。
雑多に保管されているからこそ、時に整理整頓の際に何かと間違って処分してしまうこともあるのです。
毎日物置を使用している人であれば物置の鍵を紛失するケースは稀ですよね。
このような原因で物置の鍵の紛失という事例が発生します。
鍵が開かない
物置の鍵をイメージしてみてください。
玄関の鍵と違い鍵のボディ部分も小さく、決して頑丈とはいえませんよね。
頑丈ではないことから、保管方法を雑多にすると鍵山が削れます。
そしてこの削れが原因で鍵が回らなくなってしまいます。
また物置はたいていの場合、屋外に置いてあります。
使用頻度が低い上に雨水にも晒されるため、錠前は玄関の鍵よりも風化しやすく、錠前内部のサビ・腐食が発生しやすくなります。
この錠前に溜まったサビ・腐食が原因で錠前の劣化につながり、鍵が回らなくなることもあります。
更に回りにくいからといって、強引に鍵を回してしまいその結果鍵が曲がってしまうといったケースも少なくありません。それ以外にも物置内部で容量オーバーや煮崩れなどを起こすと、物置の荷物が扉を圧迫してしまいます。
この荷物の圧迫が原因で、錠そのもののかみ合わせが悪くなり、破損に繋がってしまうこともあります。
その結果錠のかみ合わせが悪い状態で、鍵を無理に回してしまい、鍵そのものの破損に繋がってしまうのです。原因を整理してみましょう。
鍵が開かない原因は
「雑多な保管方法による鍵山の削れ」
「サビ・腐食による錠前の劣化」
「荷物の圧迫による錠の破損」
この3つが主な原因となります。
物置の鍵トラブル予防方法・対処方法
「鍵の紛失」「鍵が開かない」この2つのトラブルの原因を、ある程度理解できましたでしょうか?
何事も原因を把握し予防を行うことで、トラブル発生の可能性を減らすことができます。
まずは原因を踏まえてトラブル予防を行いましょう。
また予防していてもトラブルを完全に防ぐことは不可能です。
起きてしまったトラブルに対して実際にどのように対処したらよいのでしょうか?
ここでは「鍵の紛失」「鍵が開かない」この2つのトラブルの、予防方法・対処方法を紹介していきます。
「鍵の紛失」予防方法・対処方法
鍵の紛失はそもそも保管方法に大きな原因があります。
例えば車やご自宅の鍵はキチンと置き場所を決めて、個別に保管している人が多いと思います。
物置の鍵も他の小物と一緒に雑多に保管するのではなく、車や自宅の鍵と同じレベルで、個別にわかりやすい場所に保管するのが理想です。
そうすることで誤って処分してしまう可能性も大きく減少します。
ただ利用頻度という点で見てみると、物置の鍵を車や家の鍵と同等の場所に保管するのは、スペースの観点から無駄なのは事実です。
ですから保管場所を変えたくない場合は、前もってスペアキーを1つ確保しておき、スペアキーだけでも別の場所に、しっかりと保管しておきましょう。
そうすることで万が一紛失した時も、スペアキーを使って物置を開けることができます。
また物置の鍵はサイズが比較的小さいため、物置の鍵とは気づかずに、整理する際にうっかり処分してしまいがちです。
それを防ぐために物置の鍵には、事前にキーホルダーなどを取り付けて、存在感をアピールしましょう。
鍵全体の形が大きく見えるため、うっかり捨ててしまうことも減ってきます。もし鍵を紛失してしまった場合の対処方法はシンプルです。
近隣の鍵屋さんなどの業者にスペアキー作成を依頼し対応しましょう。
また時間に余裕のある方は事は、鍵の型番やメーカーがわかっていればインターネット上でスペアキーの購入が可能です。
業者に依頼するよりもネット上で購入した方が、時間は掛かりますがコストを抑えることができます。
「鍵が開かない」予防方法・対処方法
物置のメンテナンスはマメに行いましょう。
物置の中は荷物でごった返していませんか?
まずは物置の中を整理しましょう。
煮崩れの起きやすい置き方をやめ、無理に入れてしまわないようスペースを意識して、一度物置を整理してみてください。
荷物が扉を圧迫した状態で鍵をかけると、錠そのものに負荷がかかり錠が曲がってしまいます。
例えば物置の扉を開閉する際、扉を押しながら施錠・解錠している、こんな経験がある人は要注意です。
こうならないために物置はコマメに整理整頓しましょう。物置の錠前は設置されている環境から、利用頻度が高くないため劣化が進みやすいです。
エアダスターを使い定期的に錠前の内部をスプレーしてあげるだけで、ある程度のホコリは除去できます。
また錠前専用の潤滑剤をかけてあげるだけで、鍵の回りも改善されます。
このように錠前をメンテナンスしてあげることで、錠前の劣化が原因の鍵の引っかかり予防になります。
また錠前をメンテナンスしたけど鍵の回りが悪い時は、鍵山の劣化を疑ってみましょう。
鍵山は保管状態によっては削れやすくなる場合も多く、鍵を新品のスペアキーと交換してあげることで、鍵の回りが改善されることもあるからです。
普段使っている段階で鍵の引っかかりや、回りにくいなどの違和感を覚えたら鍵のメンテナンスやスペアキー交換のサインです。
普段使う際にこういったサインを見逃さないように、アンテナを張っておくことが予防に繋がってきます。
くれぐれも力任せに鍵を回すことは避けましょう。定期的にメンテナンスを行っていても、鍵が開かなくなるトラブルを完全に防ぐことは不可能です。
もしそれでも鍵が開かなくなった場合、自分で開けることは決して不可能ではありません。
ですが自分で開けようとして強引に扱い扉を曲げてしまい、扉が閉まらなくなるケースも少なくはありません。
ここは対処法として確実に鍵屋さんなどの業者に解錠・鍵交換を依頼しましょう。
鍵が開かなくなる原因は複数あり、どれが原因で開かなくなったのか自分でやっていてはなかなか気づきにくいものです。
その点プロである業者に依頼することで、確実に原因を突き止めた上で適切な処置を行ってくれます。
思い切って新品に交換・購入してみよう
万全の予防を行っていても物置の鍵のトラブルというのは、完全に防ぐことは不可能です。
特に風雨に晒されることの多い物置は、環境によって大きく寿命が異なってきます。
扉のサビ、扉のヘコみ、錠前の劣化などが目につくようであれば思い切って、鍵の交換や物置そのものを新品に交換することも検討してみましょう。
物置の錠前を新品に交換しよう
「解錠するのに苦労する。」
「メンテナンスをしてみたけど変わらない。」
「錠前が見た目で腐食やサビが目立つ」
こんな時は思い切って錠前を新品に交換してみましょう。交換方法は簡単です。
まずは交換する適合品を調達しましょう。
最初にメーカー名をチェックしましょう。
有名なメーカーとしてイナバ・ヨド・タクボがありますが、それ以外にもダイケン・サンレイといった複数のメーカーがあります。
まずはこのメーカー名を調べてください。
メーカー名はわかりましたか?
次に商品の型番をチェックしてください。
物置のボディ部分に記載されていることが多いです。
型番はわかりましたか?
次に鍵番号をチェックしましょう。
鍵番号はたいてい鍵に直接記載されています。
また錠前部分にも記載されているため、いずれかの方法でチェックしてみてください。
メーカー・型番・鍵番号がわかったら、ネット上で検索を掛けてみましょう。
対応する新品の鍵が検索に引っかかるはずです。
ですが古い物置などは純正の鍵が廃盤になってるケースが多いため、現在の最新式の同系列タイプの錠前を代用で取り付けます。
縦幅・横幅・錠の幅・ビスピッチこの4つを計測しましょう。
計測し終わったら既製品のサイズと適合するかチェックしてみてください。
適合品であれば代用で取り付けて問題なく使用できます。
適合品が分かれば後はネット上で注文するだけです。
ちなみに物置のスペアキーも注文方法は同様です。
メーカーがわからないなど、万が一適合品かどうか不安な場合は、専門業者に問い合わせてみましょう。
特に純正品じゃない場合は、サイズ違いがあると交換ができなくなってしまうため、適合品かどうか自信を持てない方も、業者に問い合わせてみると、適合品を見つけてくれるので安心です。
物置の鍵の取り付け方法
新品の鍵を注文しご自宅に届いたらいよいよ新品と交換します。
ご自宅の玄関の鍵などとは異なり、物置の鍵の取り付けは非常に簡単です。
基本的に裏側にカバーがあり、このカバーにビスで表部分を取り付けているだけなので、サイズ間違いさえなければドライバー1本で簡単に交換できます。具体的な交換方法は以下の通りです。
①物置を開けます
②鍵裏側のビス2本を外します
③ビスを外すと表側が取れるため表側を取ります
④新品の錠前をカバー取り付けます。カバー部分は旧式を使用します
⑤カバーと錠前をビスで固定します。
⑥鍵を閉めてみましょう、鍵がかかれば交換完了です。
無事に交換できましたか?
もし上記の取付方法の説明を見ても、どうしても取り付け方法が難しいと感じたら、無理に取り付けようとはせず、思い切って業者に取り付けを依頼しましょう。
まとめ
皆さんはよほどのことがない限り、物置を新品に交換しようとは思いませんよね?
実際に物置というのは人目に付く場所に置くとことは少なく、近所の目を気にしなくてよいため、多少の見た目には目を瞑ります。
そして物置自体の耐久性能は決して悪くなく、むしろ頑丈に作られているため耐久性は抜群です。
それに対し鍵はどうでしょうか?
物置の頑丈な耐久性と比較すると、物置で最も脆い部分がこの物置の鍵です。
ですから基本的に物置のトラブルというのは、この鍵にまつわる事が多いため、最低限の物置の鍵の知識を把握しておけば、多少のトラブルは防ぐことが可能となってきます。
ですが現状では同じ物置を10年以上使っているという自宅も多いと思います。
あまりにも古い物置であれば一度新品の物置を購入することも選択肢に入ってくるのかもしれません。物置の価格帯を見てみると、イナバ・ヨド・タクボの3大メーカーこそ、高額で購入を躊躇してしまいますが、少しメーカーの範囲を広げてみると、ダイケン・サンキンといったその他メーカーであれば、3大メーカーの約半額の価格で購入が可能です。
特に最新式の物置は目的毎に様々な収納スペースがあり、現在のネット社会の恩恵もあって、自分のニーズにあったスペックや性能の物置を、インターネットを通じて、じっくり検討することができます。
この機会に一度自宅の物置のスペックと、自分のニーズをよく把握し、一度新品購入を検討してみてはいかがでしょうか。
※令和3年4月1日より、税込価格の表示(総額表示)が必要になるため当サイト内の表示価格はすべて消費税10%を含む税込み(総額)表示となっております。