京都府京都市のスーツケースの鍵開け事例

こちらが開かなくなってしまったスーツケースです。ジッパーが鍵になっているタイプなのですが、急にかみ合わせが悪くなり、ジッパーが上に浮いてしまった上に鍵が開かなくなってしまったとのことでした。
依頼者様は旅行の途中とのことで、なるべく鍵を壊さないで開けてほしいとの要望をいただきました。早速作業に入ります。

開かなくなった鍵を工具で開ける

まず、開かなくなった鍵を工具で開けていきます。こういったジッパーが鍵になっているタイプのものには、鍵穴はついていますが鍵はない、というケースが多いです。

鍵が付いていないのに鍵穴がついているタイプのケースは最近のTSAロックと呼ばれる形式に多くみられるパターンの鍵です。TSAロックとは、アメリカがテロ対策に取り入れた新しい基準のことで、特殊な工具を使うことで鍵を壊すことなく鍵を開けることができます。
空港の保安検査の際に、爆発物や危険物を持ち込まないように、持ち込んだとしても発見して取り除くことができるようにという目的の元作られました。

逆に言うと、TSAロックでないスーツケースをアメリカ旅行などの際に持って行ってしまうと、鍵が開かないからと鍵を壊されてしまう可能性がありますので注意が必要です。TSAロックを採用しているスーツケースには必ずTSAロックであることを示すマークがついていますので、マークがついているかどうかを見てから使うようにしましょう。

今回のジッパー式ロックもTSAロックが採用されていたので、特殊な工具を使って鍵穴から開けることができれば鍵を破壊することなく開けることができるはずです。
鍵穴に慎重に工具を差し込み、少しずつ手ごたえを探りながら開錠していきます。

ようやく鍵が開きました

試行錯誤を繰り返すこと数十分、やっと鍵を開けることができました。ジッパーの鍵も壊れておらず、再度スーツケースを使うことができそうです。
ジッパータイプのスーツケースの場合、ジッパーに無理やりボールペンなどを入れ込むことでジッパーを開けてしまうという方法もありますが、この方法は再度スーツケースを使うことができなくなってしまう可能性があります。スーツケースを今後も利用したいという場合や旅先で開かなくなってしまったという場合は、止めておいたほうが良いでしょう。

作業前には必ず依頼者様の要望を聞いて、どのようにしたいか、どのようにしてほしいかということをヒアリングしてから作業を始めるようにしています。
また、作業の途中でも、このようにしてほしいという要望がありましたらなるべくその通りにさせていただくように努力しております。
何か些細なことでも、気づいたことや思ったことがありましたら是非お気軽に作業員にお伝えください。

まとめ

もしこれから使おうとしていたスーツケースの鍵をなくしてしまったという場合は、まずはメーカーのお客様相談センターに鍵を送ってもらえないか頼むのがおすすめです。
メーカーの在庫に同じ型の合い鍵の在庫がある、という場合も少なくありません。
場合によっては修理扱いになる場合もありますが、その時は代金の見積もりを必ず聞いておきましょう。費用によっては、新しいスーツケースを買ってしまった方が早い、という結果になってしまうこともあります。

また、空港で鍵が開かなくなってしまったことに気づいた場合は、空港にある鍵開けサービスを利用するのが良いでしょう。
主要な空港には、大抵どこかのフロアに鍵開けや修理を専門としているお店があります。そこに持ち込めば、鍵開けや鍵の修理などを受け付けてくれるはずです。

そして、今回のように旅行先で急に鍵が開かなくなってしまった場合や、深夜で鍵屋に電話をかけることができない！という場合は、是非当サイトへご相談ください。
当サイトは24時間365日鍵のトラブルに関する相談を受け付けています。近くに鍵屋さんがない場合や、深夜で鍵屋さんが開いていないという場合でも、経験を積んだプロの鍵開けスタッフをご紹介しますので安心してご依頼いただけます。
信頼できる鍵屋さんが見つからない場合や、対応できる鍵屋さんがないという場合でも、当サイトにお電話いただければすぐに鍵開けスタッフを派遣いたします。まずは、当サイトのオペレーターへご相談ください。