【タクボ物置】鍵の紛失や破損トラブルの対処方法や鍵交換についてなどを解説
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イナバ(稲葉製作所)、ヨドコウ(淀川製鋼所)と並んで、物置の国内シェアのトップ3を誇るタクボ(田窪工業所)。ご自宅にタクボ製の物置を設置されている方も多いのではないでしょうか。物置は、居住空間外の収納スペースとして、普段あまり使わない道具や室内に入れると汚れが気になるものなどをしまっておくのに大変便利です。
そんな物置によくあるトラブルのひとつが、鍵に関するトラブルです。鍵をなくしてまった、鍵が折れてしまった、鍵はあるけど開けられないなど、トラブルの種類もさまざまです。ここではタクボ物置をお使いで、その鍵トラブルに遭ってしまった場合の対処法などについてご紹介します。
タクボ物置の田窪工業所って、どんな会社?
◎田窪工業所とは
タクボ物置の鍵トラブルについてご紹介する前に、タクボ物置を製造・販売している田窪工業所について、ちょっとだけご案内したいと思います。
株式会社田窪工業所は、戦後間もない1946(昭和21)年3月に創業。本社は愛媛県の西条市にあります。「便利で豊かな生活の創造」をモットーに、物置のみならず、収納庫、ガレージ、ごみ集積庫などのエクステリア用品、キッチンで使用する水切り突っ張り棚やすき間収納などのインテリア用品など、さまざまな製品を製造・販売しています。なかでも、集合住宅や学校などに設置する屋根付きの自転車置場は業界シェア第1位を誇っています。
◎タクボ物置の特徴
タクボ物置は、一般的な中・大型用の「Mr.ストックマン・ダンディ」、トールサイズで収納力を高めた「Mr.トールマン」、高機能でスタイリッシュな小型物置「グランプレステージ・ジャンプ」などが主なブランドラインナップで、それぞれに豊富なサイズバリエーションを取り揃えています。
タクボ物置は業界トップ3のひとつでありながら、イナバ物置及びヨドコウ物置の2社に比べ、知名度の点では少々劣るかもしれません。しかし、かねてより技術力の高さや発想力の豊かさには定評があり、鋼材製の物置を初めて世の中に送り出したのは同社でした。また、ユーザーの好みに合わせて物置の色を選べるように、物置のカラーバリエーションを増やしたのもタクボが最初です。また、他社では別売りオプション扱いの物置の雨樋を標準装備しているモデルを多く用意しているほか、物置内に掃除用のほうきなどを掛けられるアルミフック、庫内の空気を循環される換気孔、物置内に電気を通す際の配線に便利なコードホールを標準で備えるなど、使う人のことを考えた細やかな配慮が施されています。また、物置の扉の開閉がよりスムーズにできるように上部に吊りローラーを付けた「連動扉」は特許を取得したタクボ独自の技術です。
タクボ物置の鍵を紛失してしまったら
物置の鍵トラブルで多いのが、鍵を紛失してしまうトラブルです。物置の鍵は大抵が小さい上に、人によっては長期間使用しないこともあることから、どこに鍵をしまっておいたかを失念してしまうなど、紛失しがちです。そんな時は以下のような対処方法があります。
◎販売店でスペアキーを購入する
物置の鍵は、住まいの玄関の鍵などと異なり、メーカーや販売店等でスペアキーをストックしています。もちろんタクボ物置でも、一部の生産終了した古いタイプのものを除いて、ほとんどのスペアキーがストックされていますので、それを取り寄せて購入しましょう。
なお、スペアキーを購入する際に必要なのが、ひとつひとつの鍵と錠に刻印されている「錠番号」です。タクボ物置の場合、「X123」「Y1234」というように、アタマにXまたはYのアルファベットが付き、続けて3〜4ケタの数字になる錠番号が多いようです。錠番号は、鍵に刻印されているだけでなく、物置の鍵穴付近にも刻まれているので確認してみましょう。
錠番号がわかったら、物置を購入した店舗で、タクボ物置の鍵を紛失した旨を伝えて、問い合わせてみてください。その際、物置の商品名(Mr.ストックマンやMr.トールマンなど)や型式番号(ND-1315やJN-Z2015など)も合わせて伝えるとスムーズです。
◎通販でスペアキーを購入する
タクボ物置のなかでもポピュラーな製品の場合、AMAZONや楽天市場といった大手通販サイトでもスペアキーを購入できる場合があります。錠番号がおわかりなるようでしたら、該当のスペアキーを取り扱っているかどうか、検索してみるのもいいかもしれません。スペアキー代のほかに送料がかかるため、費用は2,000円前後になり、約1〜2週間で自宅にスペアキーが届きます。
◎スペアキーがない場合
タクボ物置のなかでも古い製品の場合、スペアキーの在庫がない場合があります。そんな時は、鍵の専門業者に相談してみましょう。鍵の専門業者であれば、物置の鍵穴から鍵の形状を読み取り、その場でスペアキーを作成してくれます。メーカーストックのスペアキーに較べると、費用は高くなりますが、ほとんどの物置の鍵に対応可能です。
なお、鍵の専門業者に依頼する場合、ご自宅にお伺いして出張作業することになりますので、お近くの業者もしくは全国展開している業者をおすすめします。
③タクボ物置の鍵が変形または折れてしまったら
タクボ物置の鍵に限りませんが、長年鍵を使っていると、鍵そのものが歪んでしまったり、折れてしまうことがあります。そんな時は以下のような対処方法があります。
◎鍵が歪んでしまったら、スペアキーを手配しましょう。
鍵は繊細に作られているため、変形した鍵をそのまま使い続けていると、鍵が次第に挿さりにくくなったり、回りにくくなることがあります。また、場合によっては、シリンダー内部の機構部分を傷つけ、鍵全体を交換しなくてはならなくなることもあります。とはいえ、一度歪んでしまった鍵をペンチなどを使って元の形に戻したり、折れてしまった鍵を接着剤などでくっつけるなど、ご自身でケアした鍵を使うことも同様のリスクがあります。
鍵が歪んでいるなと思ったら、早めにスペアキーを手配されることをおすすめします。錠番号さえわかれば、大抵の場合、メーカーストックのスペアキーを入手することができます。スペアキーの手配方法については、上記「②タクボ物置の鍵を紛失してしまったら」をご参照ください。
◎鍵穴の中で鍵が折れてしまったら、鍵の専門業者を呼びましょう。
鍵を使用している最中に、鍵が折れ、鍵の先端の破片が鍵穴に残ってしまうことがあります。そんな時は、ご自身で無理に取ろうとせず、鍵の専門業者に相談することをおすすめします。ピンセットやラジオペンチなどでつまんで取り出そうとしたり、接着剤で鍵の残っている部分と接着して取り出そうとしても、上手くできることは少なく、逆に鍵の破片を奥に押し込んでしまい、状況を悪化させることがあります。
しかしながら、“破片さえ取れれば、自宅にスペアキーがあるから物置を開けられるのに・・・”などという場合は、吸引力の高い掃除機を使い、破片に触れないように注意しながら、吸引してみてください。稀に上手くいくことがあります。とはいえ、鍵の専門業者に相談するのが最も確実で安心な方法です。
タクボ物置の鍵がスムーズに開け閉めできなくなったら
長年使用していると、物置の鍵が鍵穴に挿さらない、鍵が回りにくい、鍵が空回りする、鍵が鍵穴から抜けないなど、鍵の開閉がスムーズにできなくなることがあります。鍵の開閉に少しでも違和感を感じたら、早めに対策を講じましょう。そのまま無理に使い続けていると、シリンダーを傷つけ、鍵全体を交換しなければならなくなることがあります。ここではスムーズに物置の鍵が開閉できない原因と、その対処法についてご紹介します。
まずは鍵穴に向かってエアダスターを吹き付けてみましょう。
鍵がスムーズに開閉できない原因がどこにあるのかを突き止めるのはなかなか難しいもの。ですから、簡単にできる対処法から試していきましょう。
物置のように屋外に設置された鍵は、置かれた環境にもよりますが、鍵穴の中に小さな砂粒やホコリなどが入り込んでいることがあります。シリンダーの機構は繊細にできているため、小さな砂粒ひとつでもスムーズな開閉の妨げになることがあります。
そこで試していただきたいのが、エアダスターを鍵穴に向かって吹き付けることです。エアダスターとは、ノズルから気体を放出してホコリなどを吹き飛ばすスプレーで、パソコンなど精密機械に溜まったホコリを取り除く際に使用するもので、ホームセンターやパソコンショップなどで1本500程度で購入できます。100円ショップでも取り扱っているところがあるようですね。エアダスターを使えば、細かい砂やホコリであれば、簡単に吹き飛ばすことができます。また、エアダスターほどの威力は期待できませんが、歯ブラシなどで鍵穴の溝をやさしく掃除するのも有効です。
次に鍵専用の潤滑剤をスプレーしてみましょう。
エアダスターを吹き付けても状況が変わらない場合、次は鍵専用の潤滑剤をスプレーしてみましょう。シリンダー内にはもともと潤滑剤が塗られており、鍵のスムーズな動作をサポートしているのですが、長年使い続けていると次第に潤滑剤が減っていき、鍵を回そうとすると固く感じたり、引っ掛かりを感じたりするようになります。それを補ってくれるのが鍵専用の潤滑剤です。ホームセンターなどで500円〜1,000円くらいで売っていますので、それを買ってきて、鍵穴にスプレーし、その後、鍵を何度か挿したり抜いたりしてください。潤滑剤不足が原因であった場合は、次第に鍵がスムーズに動作するようになってくるはずです。
この際、注意しなければいけないのは、潤滑剤はあくまで鍵専用のものを使用すること。ご家庭に常備してある「KRE5-56」のような一般の潤滑剤を使用するのは止めてください。吹き付けた直後は鍵の滑りが良くなるかもしれませんが、シリンダー内部で潤滑剤にホコリなどが付着して、より症状を悪化させてしまうことがあります。もし鍵専用の潤滑剤が手元になく、すぐにでも物置を開けたい場合は、応急処置として鉛筆を使う方法があります。これは鉛筆の芯に含まれる黒鉛(グラファイト)という成分が潤滑剤の役割をしてくれるというもの。使い方は、鍵のギザギザ部分(鍵穴に接する部分)を鉛筆で黒く塗りつぶし、その鍵を鍵穴に挿したり抜いたりしてみてください。上手くいけば、それだけでスムーズな鍵の開閉を取り戻すことができるかもしれません。
鍵の変形を疑ってみましょう。
エアダスターでも潤滑剤でも状況が変わらない場合は、鍵もしくはシリンダーに何かしらの故障が発生している可能性が高くなります。まず疑われるのが、鍵の歪みです。鍵の変形については上記「③タクボ物置の鍵が変形または折れてしまったら」でも紹介しましたが、一見正常に見えても、実はほんの少しだけ鍵が歪んでいるというケースがよくあります。というのも、鍵は決して固い金属で作られているわけではないため、何かにぶつけたり、ポケットの中などで荷重がかかったりするだけで、鍵は変形してしまうのです。しかも、シリンダーの機構は繊細ですので、鍵がわずかでも歪んでいると、スムーズに開け閉めできなくなります。
鍵が歪んでいるかを調べるには、以下の方法があります。もしスペアキーをお持ちでしたら、それで開け閉めしてみてください。スペアキーでスムーズに開閉できるようなら、元の鍵は歪んでいる可能性が高いので、以降はスペアキーを使うようにしましょう。スペアキーをお持ちでない場合は、鍵を水平なデスクの上などに置いて調べてみましょう。鍵とデスクの間にわずかでも隙間ができたり、不自然に見えたら、歪んでいる可能性があります。その場合は、自分で元に戻そうとせず、スペアキーを手配・購入することをおすすめします。
経年劣化が原因なら、鍵全体を交換しましょう。
上記の対処法を試してみても、スムーズな鍵の開閉ができない場合、シリンダーの故障が原因かもしれません。鍵は消耗品ですので、長年使用していると、シリンダー内の部品が摩耗するなど、故障してしまうケースがあります。また、雨ざらしの環境に物置を設置していて、たまにしか鍵を開け閉めしない場合、鍵穴から水滴が入り込み、いつのまにかシリンダー内が錆びついているというケースもあります。シリンダーの故障は鍵の寿命ともいえますので、鍵全体を交換することが必要です。販売店もしくは鍵の専門業者に相談しましょう。
◎その他
子どもが遊んでいて鍵穴に木の枝を入れてしまい、取れなくなってしまった。誰かのいたずらで、鍵穴にガムのようなものを詰められてしまった。そんな人為的な行為が原因で、鍵が使えなくなることがあります。こうした場合、なかなか自分ではきれいに取り除くことは難しいため、鍵の専門業者に相談されることをおすすめします。もし第三者のいたずらによるものでしたら、警察にも連絡しておきましょう。
まとめ
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これまでタクボ物置の鍵トラブルの対処法についてご説明してきましたが、いかがだったでしょうか。高機能でおしゃれなタクボ物置をできるだけ長くお使いいただけるように、鍵に関する日頃のお手入れ方法について最後にご紹介しましょう。
上記「④タクボ物置の鍵がスムーズに開け閉めできなくなったら」のなかでご紹介した方法ですが、定期的にエアダスターを鍵穴にスプレーし、細かい砂やホコリがシリンダー内に溜まらないようにしましょう。その後、鍵穴専用の潤滑剤をスプレーすれば完了です。この簡単なお手入れを月1回 行うだけでも、鍵トラブルの頻度を大幅に減らすことができます。気がついた時に行っておくだけでも効果がありますので、ぜひお試しください。
その上で、やはり鍵にトラブルが起きたという場合には、販売店もしくは鍵の専門業者にご相談ください。
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