鍵屋が解説!鍵を失くして鍵屋を呼ぶと高額請求になる3つの理由

鍵を失くして鍵屋を呼んだら、高いお金を請求された。そういってご相談される方が多くいます。「電話では4,000円だったのに、実際は5万円も取られた」「7,000円で済むはずが、作業後は8万円に」など。はじめに聞いた料金と大幅に違う金額を請求されたと、大変憤慨される方が多いようです。悪徳業者に引っかかった、そう思う方もいらっしゃいます。

鍵屋を呼ぶと高くなる、業界全体がグレーだ。なんて言う方もいらっしゃり、同じ鍵屋の身としては、申し訳ないやら悲しいやら。なんとも言えない気持ちになります…。そこで、今回の特集記事では、鍵屋を呼ぶと高額請求になる理由をご紹介。どうして高いのか、その値段は適切なのかなど、業界の裏事情を交えながらご説明します。

この記事の目次

鍵を紛失して11万円取られた話

  • 鍵を失くしたAさん
    鍵を失くした
    Aさん

    外出先で鍵を失くしたのに気付いた!
    心当たりを探したけど見つからないし、仕方なく鍵屋を呼ぶことに。
    時間は夜の10時も過ぎていたので、とりあえずネットで探して鍵屋を探しました。

    「〇〇市 鍵開け」で検索して出てきた何ページかを確認。
    どこの鍵屋も「鍵開け5,800円~」程度。この「~」が気になる。何万円かにはなるかなあと思いつつも、一つの業者に絞りました。
    決め手はホームページが整っていたのと、24時間対応でカードが使えてフリーダイヤルだったところ。すぐに電話をしてみました。

  • 〇〇市で玄関の鍵開錠ですね。対応可能です。
    到着までのお時間は1時間ほどですがよろしいでしょうか。

    頼んだ鍵屋の受付
    頼んだ鍵屋の
    受付
  • 鍵を失くしたAさん
    鍵を失くした
    Aさん

    はい、大丈夫です。お願いします。

  • 鍵を失くしたAさん
    鍵を失くした
    Aさん

    受付の女性は夜遅いのに丁寧で落ち着いた対応をしてくれました。困っているときには安心感がありました。これから帰るのに1時間はかかるし、時間のほうも不満はありません。
    ただ、鍵の形や料金の話は全くなく、あっさりと電話が切れてしまいました。これでいいのか?なんてちょっと不安になりながら、帰宅したのを覚えています。

  • 〇〇鍵屋の〇〇です。Aさんでよろしいですか?

    頼んだ鍵屋の作業員
    頼んだ鍵屋の
    作業員
  • 鍵を失くしたAさん
    鍵を失くした
    Aさん

    はい、そうです。よろしくお願いします。

  • 鍵を失くしたAさん
    鍵を失くした
    Aさん

    マンションの前で待っていると、道具を持った作業着の男性がきました。挨拶を済ませ本人確認に必要な書類を見せると、まずはエントランスへ。折よくやってきたマンションの住民に付いて行って中に入り、自分の部屋の前に到着しました。

  • あーこれは…簡単な鍵ではないですねー

    頼んだ鍵屋の作業員
    頼んだ鍵屋の
    作業員
  • 鍵を失くしたAさん
    鍵を失くした
    Aさん

    そうですか

  • 内側のサムターン(鍵のつまみ)にボタンはありますか?

    頼んだ鍵屋の作業員
    頼んだ鍵屋の
    作業員
  • 鍵を失くしたAさん
    鍵を失くした
    Aさん

    はい、あります。

  • 鍵穴が二つありますけど、両方とも閉めちゃってますね?

    頼んだ鍵屋の作業員
    頼んだ鍵屋の
    作業員
  • 鍵を失くしたAさん
    鍵を失くした
    Aさん

    はい、閉めてます。

  • わかりました。
    料金は98,000円です。

    頼んだ鍵屋の作業員
    頼んだ鍵屋の
    作業員
  • 鍵を失くしたAさん
    鍵を失くした
    Aさん

    え、高くない!?

  • 鍵を失くしたAさん
    鍵を失くした
    Aさん

    と、思いましたが、作業員には「簡単な鍵ではないから」と、何度も念を押され、そのまま押し切られてしまいました。タブレットで料金表を見せてもらったけど、細かすぎて読めませんでした…。
    まあうちは最近のマンションだし、鍵も二つあることだし、なによりも日曜の深夜だったので、今から別の業者を探してもすぐには来てくれないかもしれない。
    手持ちのお金ではとても足りなかったので、カードで支払いをすることにして、作業をお願いしました。

  • 作業の前に、依頼書にご記入をお願いします。
    簡単なものなので。

    頼んだ鍵屋の作業員
    頼んだ鍵屋の
    作業員
  • 鍵を失くしたAさん
    鍵を失くした
    Aさん

    …はい、わかりました。

  • 鍵を失くしたAさん
    鍵を失くした
    Aさん

    依頼書というのを見てみると、
    ①私が依頼しました
    ②内容に文句は言いません
    というような同意を求めるチェック項目がいくつもあり、最後に署名をするというもの。ようは一回依頼したら、作業の内容にも金額にも文句を言うなよというものです。これはもう取り返しがつかなくなった。そう思わされました。
    結局確定した料金は
    ■出張費:4,000円
    ■開錠費:98,000円
    ■消費税:8,169円
    ■合 計:110,160円
    で、98,000円にも収まらず。
    さらに依頼書をよく見ると、ネットで見て依頼した企業名ではなく、「株式会社〇〇」と別の名前が書いてあり、さらに違和感を感じたのを覚えています。

  • 鍵を失くしたAさん
    鍵を失くした
    Aさん

    記入の後に、作業になりました。
    作業員の男性は、電動ドリルを使って扉ののぞき穴を破壊。そこから細長い筒のようなもの工具を入れて、内側からサムターンを回して開けるとのこと。

  • 時間がかかってすみません。
    最近この仕事始めたんです。

    頼んだ鍵屋の作業員
    頼んだ鍵屋の
    作業員
  • 鍵を失くしたAさん
    鍵を失くした
    Aさん

    …それにしても高いですよね?

  • これぐらいしますよ。
    自分が車の鍵を閉じ込めたときも同じぐらいの値段でした。

    頼んだ鍵屋の作業員
    頼んだ鍵屋の
    作業員
  • 鍵を失くしたAさん
    鍵を失くした
    Aさん

    雑談を交えながら、作業を見守ること1時間。日付が変わったころに鍵の開錠は終了しました。さすがにこのときだけは安心しました。
    あとはカードで支払いをし、作業員の方を見送りました。

    結局失くした鍵は、翌日見つかりました。

引用:鍵のレスキュー呼んだら11万円取られた

どうして11万円も取られてしまったのか

上記では、鍵屋を呼んで11万円取られてしまったAさんの状況を、当時の会話形式でご紹介しました。ホームページでは5千円程度だった料金が、実際には11万円も支払っています。確かにこれは高いですね。5千円が11万円に変わったら、ボッタクリかなと思ってしまいます。
が、ちょっと待ってください。ボッタクリを疑う前に、この金額が本当に法外なものなのか、それとも妥当なのかを確かめてみましょう。

このAさんのケースでは、見積金額が以下のように設定されました。
■出張費:4,000円
■開錠費:98,000円
■消費税:8,169円
■合 計:110,160円
こう見ると開錠費の98,000円がとてつもなく高く見えます。ですが、今回のAさんの場合、開ける鍵が2つ(ツーロック)だったため、実際はこのようになるはずです。
■出張費:4,000円
■開錠費①:49,000円
■開錠費②:49,000円
■消費税:8,169円
■合 計:110,160円
一つ5万円弱というのも高い気がしますが、取り付けてある鍵の防犯性や開錠方法により、5万円前後になることも確かです。例えば防犯性が高く鍵の開錠が難しい場合、鍵穴をドリルで壊してから新しい鍵を取り付けることになります。そうなると、鍵を壊す作業代+鍵の交換取付代+部品代+鍵の処分代などが掛かり、一か所で5万円を超えることもおかしくありません。

今回Aさんの自宅に取り付けてあったのは、「MIWAのPR、スイッチ付きサムターン」というものが二か所です。ピッキング耐性は10分ほどで、鍵穴破壊にも強い防犯性の高い鍵です。ではその作業内容はというと、以下の通り。
①ドアスコープを破壊して穴を開ける
②工具を使いドアスコープの穴から内側のサムターンを回す×2
③開けた穴に新しいドアスコープを設置する
今回はサムターンにボタンがついているため、この方法での鍵開けは少々難しく技術が必要です。それでも鍵を壊して新しい鍵を取り付けるような手間はありません。まあもう少し安い業者もあるかなとは思いますが、これがボッタクリかというと、うーんと悩まざるを得ません。

またこの企業の料金表を見てみましたが、防犯性の低い鍵であれば開錠に5,800円、高いものだと48,000円と書いてありました。これによると作業員は、「会社の規定に乗っ取った料金を提示」していることになります。

この開錠が98,000円が高いかどうかというのは、個人の感覚によるかもしれません。たとえば支払った金額は110,160円でも、料金表が以下の通りだとどうでしょう。
■出張費 :4,000円
■ガソリン代:400円(往復)
■深夜料金:10,000円
■人件費:10,000円
■開錠費①:37,800円
■開錠費②:37,800円
■ドアスコープ代:2,000円
■消費税:8,169円
■合 計:110,160円
まだ納得できますね。98,000円には、これらの料金が含まれていると考えたほうがよいでしょう。もちろん業者によって様々ですし、ガソリン代や人件費は料金に含まないというところもあります。今回の作業を10万円以下でやる業者もあるはずです。状況にもよりますが、弊社ではドアスコープからの開錠を一か所「2万円台や3万円台」で行った事例があります。

弊社の事例よりもさらに安い、極端な業者がいるのも事実です。ですがそういった業者は個人店が多く、身を削ってサービスをしているところがほとんど。また個人店だとネットの広告を出していないところが多いので、今回のように深夜にすぐ来てほしいときは、そもそも見つけられないのではないかと思います。

鍵屋を呼ぶと高額請求になる3つの理由

鍵屋を呼ぶと高額請求になる理由。もありますが、依頼者が高額請求だと思ってしまう理由が様々あります。一番の理由は、今回のAさんのように「料金が明確でないところ」にあると思います。本当は98,000円するところを、5,800円で案内されたら誰でも高いと思います。それが妥当な金額だとしても、依頼者からすればボッタクリと思わざるを得ません。

①料金が明確でない

先述しましたが、料金が明確でないところが、鍵屋を呼ぶと高額請求になる最大の理由です。今回のAさんも、「ネットでは5,800円~、電話口では説明がなかった」とあります。残念ながら鍵業界では、大手を含めてこのような料金案内の仕方が主流となっています。

ではどうして料金を明確にしないのかというと、この理由は簡単。価格競争に負けないためです。大手を含めてほとんどの業者が、「〇,〇〇〇円~」というような表記で広告を打っています。この中で実際の料金、例えば今回のように「110,160円」としてしまうと、お客さんは高いと思い選んではくれません。お客さんを獲得するには、金額をぼかさざるを得ない状態になってしまっているのです。

「料金を伝えないなんて違法じゃないの?」と思うかもしれませんが、厳密には違法ではないのです。今回のAさんもそうですが、作業前には一応料金を提示していますし、Aさん本人に同意を得てから作業をしています。料金が気に入らなければ、Aさんは作業前に断ることもできたわけです。グレーなところではありますが、このような対応が通ってしまっているのが現状です。もちろん、作業内容や料金についてなんの説明もないまま、作業後に金額を請求するのは違法です。こういった業者に当たった場合は警察や消費者庁へ連絡をしましょう。

また、鍵屋の作業員の中には、料金表を書くのを面倒くさがる人がいます。今回のAさんの場合も、そんな作業員が対応したのでしょう。料金項目をひとまとめにしてしまうので、誤解を生んでしまうのです。
弊社では金額の提示や料金表への記入を、徹底させるよう努めています。ですが、職人気質の作業員だと、面倒がったり忘れてしまうことがあります。予約が立て込んでいたりすると、手間を省いてしまうようです。業界人はもっと依頼者の立場になって、適切に丁寧な対応をしなくてはいけません。

②鍵の進歩で開けることが難しい

次は技術面の話になりますが、最近の鍵は簡単には開けられなくなっています。住宅の鍵はもちろん、車もバイクも金庫も防犯性が高く、開けるのも作成するのも難しくなっています。鍵開けで想像する「ピッキング」などで開く鍵は、現在ほとんどありません。鍵屋の広告でよくある「〇,〇〇〇円~」とは、ピッキングで開けられるような簡単な鍵の開錠料金です。確かに「〇,〇〇〇円~」で済む鍵もあるので、嘘をついているわけではないのです。

今回のAさんのように、ドアスコープからの鍵開けであれば、そこまでの技術は必要ありません。ですがドアスコープがついている扉というのは、マンションやアパートなどの集合住宅ばかり。戸建てになるとほとんどついていないため、鍵を破壊してから新しいものを取り付ける方法が取られます。こうなると鍵開け(破錠)+鍵交換+部品代+処分代が掛かるため、高額になってしまいます。事前に料金の説明がなければ、やはり高いとなってしまいます。

③緊急性が高いので高額になりやすい

今度は「鍵開けの特性」の話になります。鍵開けで業者を呼ぶときは、ほとんどの場合が急いでいるはずです。今回のAさんもそうですが、夜中に鍵を失くして家に入れないとなると、いち早く鍵を開けてほしいと思うものです。そうなると鍵屋をじっくり選ぶ余裕も、また料金を聞いて断る気力もなくなってしまいます。来てもらった業者を追い返して、また新しい業者を探して呼ぶというのは労力のいるものです。こうなると不満はあっても、結局は作業を依頼せざるを得なくなります。

鍵屋も鍵屋で、「鍵がないから今すぐ来て!」「夜中だけど大丈夫だよね!」と言われると、予約を優先的に回したり、人員を確保して夜中でも対応できるようにしないといけません。そういった人件費が、料金の一端を占める形になっています。

「消費者意識にかこつけてる!」なんて、言われてしまうこともあります。ですが緊急性の高い業界だからこそ、料金が嵩んでしまうことをご理解いただければと思います。

高額請求を事前に防ぐ方法

高額請求を防ぐ方法は多々あります。もっとも有効なのが、「そもそも鍵を失くさない」こと。身も蓋もないですが、鍵を失くさなければお金は1円もかかりません。では、失くしたときはどうするのか。こちらをご説明していきます。

①依頼前に料金をしつこくチェック

高額請求を事前に防ぎ、納得のいく料金で対応してもらう。この一番の方法は、事前に料金をはっきりさせておくことです。電話で問い合わせるときや、作業員が来たときに本当はいくらかかるのかを聞いてください。電話ではどこの業者も「〇,〇〇〇円~」で案内をするはずです。料金のことを詳しく聞いても、「実際に見てみないとわからない、伺う場所によるので現場で作業員が案内します」というような対応になるかと思います。事実鍵や扉の種類を知らないと、事前に料金を案内するのは難しいことは確かです。鍵は種類豊富なので、何の鍵が取り付けられているかわからないからです。

ただ料金を教えてくれと言われても、鍵屋では見てみないとわからないのは本当。であれば、依頼者が鍵の情報を教えてあげればいいのです。こういった情報を鍵屋に伝えて、料金を聞いてみてください。
①鍵のメーカー、型番
②鍵の形状(ギザギザしている、リバーシブルタイプ、鍵にぽこぽこ穴が開いている)
③何年前から使っているのか
④鍵は何個ついているのか
⑤扉にドアスコープがついているか
これらの情報を伝えると、ある程度の予算が分かるはずです。ここまで言っても教えてくれない業者は、正直言って良心的ではありません。「いいえ~うちは〇,〇〇〇円~です~」と言うような業者であれば、別の業者を選んだほうが良いでしょう。

②料金の下限と上限を聞く

鍵の情報を伝えても、やはり確定した金額を伝えることができない場合があります。それは依頼者が伝えた情報が間違っていたり、状況によって作業の難易度が上がってしまうからです。
業者側としては、「電話口で金額を確定するよりも、現場を見てしっかりとした料金をお伝えしたい」のです。
例えば鍵や現場の情報をお電話で聞き、金額を確定させたとします。ですが実際に見てみると、事前情報とは違い作業に手間がかかってしまった。ということがあります。こうなると事前にお伝えした料金では作業ができないため、金額が上がってしまいます。依頼者側としては、「聞いていた料金と違う!」「ボッタクリだ!」「詐欺だ!」と思うことでしょう。そういったトラブルを回避するためにも、現場で案内させてほしいのです。

では、どうするのか。これは料金の下限と上限を聞いておくことでしょう。状況によって料金が変わってしまうのも事実です。しかし「5万円の作業が100万円になるような状況」なんていうのはまず考えられません。ここでも「~」がついてしまい申し訳ないのですが、「状況にもよりますが、5万円~10万円での作業が可能です」というような案内はできます。過去の実績から、「依頼者と同じ状況で、安くできた場合と高くなってしまった場合の料金を案内する」ことができるからです。

下限と上限が分かれば、依頼者もどれぐらいの料金がかかるのか事前にわかります。また金額が上がってしまう可能性を知っていれば、仮に現場で高くなっても納得いただけるはずです。

③作業員に見積内容を詳しく聞く

次は実際に作業員が来たときの話です。作業員は現場を見て見積書を提示するはずです。この内容が簡素過ぎたり不明点があったら、作業をはじめる前に詳細を聞いてみましょう。今回のAさんのように、「98,000円に詰め込まれている金額」を知ることで、不満を解消できるかもしれません。また作業の内容を聞くことで、金額に納得いくこともあるかと思います。

④値下げ交渉をしてみる

鍵屋としてはあまりしてほしくないのですが、値下げ交渉をしてみるのもありです。例えば今回のAさんを借りると、「電話では5,800円でできるって聞いたよ~、ちょっと安くできないの~?」といった風でしょうか。現場の作業員を苦しめるようでオススメしたくないのですが、中には根負けして値下げをしてくれる作業員もいることはいます。が、だいたいは作業員のポケットマネーから値引きをしているので、作業員のお小遣いが減ることに繋がりかねません。鍵屋も多くは会社員のため、融通を利かせられないのです。

⑤気に入らなければキャンセルをする

もう最後は、依頼をしないことしか方法はありません。いろいろ試しても金額に納得がいかなかったときは、勇気をもってキャンセルをしましょう。別の安くできる業者を探して、納得のいくようにしてください。

金額を聞いて作業をしてもらったけど、やっぱり納得がいかない。「やっぱり返金してほしい!」という依頼者は多くいます。今回のAさんもその一人です。けれど一度依頼して支払った料金を返金するというものは、業者的にも法律的にもとても難しいものです。理由は無理やり作業をしたわけではないからです。

この状況を例えると、「高いパンを買って食べたけど、気に入らないので返金してほしい」と言っているのに似ています。「高いと思っていたけど作業してもらった」というのは、「高いと思ったけどパンを食べた」というものです。依頼者は実際に作業をしてもらっているのであれば、業者はその料金をいただく権利があります。高いパンでいうならば、そもそも買わなければいい。鍵開けについても、高かったらキャンセルすればいいのです。
またあとから「別の業者を探したら、もっと安いところがあった」というのも同じ。「別の安いパンがあったから安くして」というのは通らないのです。大事なのは、気に入らないなら買わないこと、作業をしてもらわないことです。

鍵屋という業界が一般の人になじみがないため、その不透明感からすぐにボッタクリだと思われてしまいます。けれども状況を別に例えると、理解をいただけるのかと思います。

⑥番外編 自分で鍵を壊すのもあり

今回のAさんの場合では無理ですが、余裕があれば自分で鍵を壊す方法があります。扉をドリルでこじ開けて、新しい鍵を取り付ける。自分でそうすれば、少なくとも人件費はかかりません。自分の時間と手間、道具の費用だけで鍵開けができてしまいます。

「自分で鍵を壊していいの?」と、思う人もいるようです。ですが鍵屋の行う作業には、資格は必要ありません。中には資格を持っている鍵屋もいますが、その資格というのは組合や協会が配布しているもので、国家資格などではありません。ようは「一般企業や団体が行っている〇〇検定」です。あれば信頼度は上がるけど、ないからと言って問題があるわけではない。持っている人がみんな有能というわけでも、ない人が無能というわけでもない。ということは、依頼者本人が作業をしてもなんら違法性はないのです。

では、誰でもできる鍵開けの方法と、必要なものを見てみましょう。
①ドアの鍵穴をドリルで壊す
②空いたドアから古い鍵を取り出す
③新しい鍵を取り付け、動作確認をする
■必要なもの
・鍵を壊せるドリル
・新しい鍵(扉に取り付けられるものを選ぶ)
これらの道具をホームセンターなどで揃えて、自分で壊して自分で開ける。そうすれば鍵屋に作業を依頼するよりも、金銭面では安くなるでしょう。ただし手間や確実性を考えると、やはり鍵屋を呼んだほうがいいのではないかと思います。そもそも夜中の場合は、ホームセンターも開いていないでしょうしね。

Aさんのようにドアスコープから鍵を開ける方法もあります。ですが、特殊な道具や技術・コツがいります。鍵屋がやるのは簡単ですが、やったことのない人には少し難しい作業です。

弊社の料金表

詳しく料金を聞くことが大事。さんざんそう訴えてきたからには、弊社も料金を提示しないと格好がつきません。それでは最後に弊社の料金表をご紹介します。この料金表にも「~」がついていますが、先述の通り依頼者の状況によって金額が変わってしまうからです。また依頼内容が鍵開けでも、「鍵開け+交換」になったり、「鍵開け+修理」になることがあります。

この料金表を最低金額と考え、目安にしていただければと思います。また他の業者と比較するときなどの参考にしてください。弊社の詳しい料金が知りたい場合は、お電話(0120-961-976)またはメールにてお問い合せください。

ご依頼の流れ

STEP1
完全自社スタッフによる
親切丁寧なご案内
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概算金額のご提示
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即日で現場へお伺い
調査後、確定金額を案内
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