イモビライザーキーのトラブル解決法

バイクや車などの鍵は、ドアやトランクを開けるためだけではなく、エンジンを掛けるためにも使用されている重要なものです。そのため、この鍵部分になにかトラブルが発生するということは、つまり車やバイク自体が使用できなくなってしまうことにも繋がる大きな問題となりうるものです。
そんな車やバイクなどに置いて使用されている鍵の種類の1つとして、イモビライザーキーというものがあるのをご存知でしょうか。このイモビライザーキーというのは、一般的な鍵とは違って高いセキュリティ性を有しているもので、他ではあまり見られないような仕組みとなります。ここから先では、「そもそもイモビライザーキーってどんなもの?」「イモビライザーキーにありがちなトラブルと対処方法」という2つのポイントについて、それぞれ詳しく紹介していきます。知っていることによって対応できることも多いため、事前に簡単に知っておくだけでもトラブルを回避できるケースがあるでしょう。

この記事の目次

イモビライザーキーってどんなもの?

最初に紹介するのは、そもそもイモビライザーキーというのがどのようなものなのか、という点についてです。わざわざ別の名称になっていることからも分かるように、通常の鍵とは根本的なしくみに違いが存在しています。例えば一般的に車やバイクの鍵として使用されている種類としては、内溝式の鍵と外溝式の鍵というものがあります。これらの鍵に対してイモビライザーキーというのは、溝によって開閉を行う仕組みではないのが特徴的です。
これによる大きな違いとなるのは「その鍵」でなければ開ける事ができないのかどうか、という点にあります。ここから先ではそれらの仕組みの違いについてまずは紹介し、イモビライザーキーのポイントについても紹介していきます。

普通の鍵はシリンダーと鍵が一致すれば起動できる

まずそもそも、イモビライザーキーではない一般的な鍵の場合について紹介します。内溝式にしろ外溝式にしろ、これらの鍵というのは形が合致しているかどうか、という物理的な要素によって鍵が回せるかどうかが変化するようになっています。鍵山部分が機械的に一致しているのであれば問題なく鍵が使用されているものとシリンダー側が認識する仕組みとなっているためです。そのため、もし違う鍵であったとしても、その形さえ模造することができるのであれば鍵が使用されているのと同様の効果を発揮することができます。
これにはメリットもデメリットも存在しています。まずデメリットとなるのは、種類によっては防犯性が低いということです。特に外溝式の鍵の形というのは模造がそれほど難しいものではなく、鍵穴からであっても鍵の作成を行うことができてしまうケースがあります。このようなものを使用することによって鍵の複製を行われて防犯性が著しく低下してしまう可能性があるため、このようなことを防ぐために鍵穴部分にシャッターを付けるなどの方法で対策をしておく必要があります。
対してメリットとなるのは、作成が簡単であるために、もし鍵を紛失してしまったりした場合でも業者に依頼することで比較的簡単に新しい鍵の作成を行うことができるという点です。費用も安く設定されることとなり、いざという時のために対応しやすい、というのが通常の鍵に於ける強みと言えるでしょう

イモビライザーは電子認証システム

それでは次に、通常の鍵に対してイモビライザーの鍵がどのようなものであるのかについて紹介します。イモビライザーというのは簡単に言うと、電子的なキーの照合システムを指しています。通常鍵がその形による物理的な照合を行っているのに対して、イモビライザーキーは鍵に専用キーコードが埋め込まれており、鍵が差し込まれた時にこのコードを読み取り、それがシリンダー側で登録されている固有番号と一致している場合にエンジンを掛けられるようにする、というような仕組みを取っているのが特徴となります。この電子チップのことをトランスポンダーと呼びます。
車の場合にせよバイクの場合にせよ、基本的にこのイモビライザーによって判断がされるようになっているのはエンジンスターターの部分です。その他の部分の鍵についてはその物理的な形によって開閉を行うのが一般的です。エンジンスターター部分に関しての認証はトランスポンダーと車両側で複数のキーを使用して複数回使用されるようになっているのが一般的で、これを全て認証に成功しない限りエンジンを掛けることができないようになっています。

イモビライザー有無の確認方法

それでは、自分の車やバイクで使用している鍵がイモビライザーキーであるかどうか、把握していないという場合はどのように確認をすることができるのでしょうか。イモビライザーキーであるかどうかを確認するための簡単な方法であるのが、鍵の周辺のメーター回りに専用のランプがあるかどうかです。通常はここにSECURITYというように文字が書かれている事が多く、これがついている場合には使用されている鍵はイモビライザーキーであるといえます。このイモビライザーランプと呼ばれるものは、正しくない鍵が挿入された場合にアラームを発生させるための防犯ベルとしての役割をになっているもので、駐車中にキーが差し込まれていない時には点灯または点滅しています。こうすることによってイモビライザーが使用されている鍵であることを周囲に通知し、車を盗もうとする者に諦めさせる効果を持っています。
また、車によっては窓ガラス部分にもイモビライザーが搭載されていることを示すようなステッカーが用意されていることがあります。これらがあるのであればイモビライザーが使われている鍵であると判断することができるでしょう。
また、電子的な機能がある場合には全てがイモビライザーキーであるのかというと、そうではありません。似たような鍵としてリモコンキーとスマートキーというものがあり、それぞれ機能に違いがあります。まずリモコンキーというのは、キーレスエントリーシステムを使用するために利用するための鍵で、鍵を差し込まずにドアロックを解錠できるようにするための鍵です。しかし、解錠に関しては差し込んで回す事によって解錠を行うという一般的な鍵と同じ仕組みを採用しています。
もう一つスマートキーというのは、ドアロックだけでなくエンジン始動に関しても手元で行うことができるようにしているものです。メーカーによって呼称には違いがあり、スマートキーと呼ばれている場合もあれば、インテリジェントキー、キーフリー、アドバンストキーというような名前で呼ばれている場合もあります。基本的には同じものであると考えて良いでしょう。このスマートキーにもトランスポンダーが搭載されているのがほとんどであるため、イモビライザーキーの機能も有している、上位互換的な鍵の種類であると認識しておいてほとんど間違いはありません。セキュリティ上もそのような役割となります。

防犯性は高いが万能ではないイモビライザー

イモビライザーキーは従来の物理鍵に比べると、高い防犯性を有していることは確かです。しかし、前述の通りイモビライザーキーによって向上させることができているのは、あくまでもエンジンを掛けるための部分であり、その他の部分に対する鍵のセキュリティ性というのは特別向上しているわけではない、という点については注意をして置かなければなりません。
特に注意するべきであるのが、ドアロックに関してはイモビライザーキーであるかどうかに関わらず開けることができてしまうという点です。つまり、イモビライザーキーには車上荒らしを抑制する効果はそれ程ないということになります。とはいえ、ガラスにセキュリティ表示があることによってターゲットになりにくいという効果は一定程度期待することができます。
また、レッカーを使用するような大掛かりな盗難行為に対しても、イモビライザーによるセキュリティの向上効果では対応することができません。

イモビライザー装着車は保険割引を受けやすい

それでは、イモビライザーキーを使用することによるメリットというのは、防犯性を向上させることができる、ということだけなのでしょうか?もちろんそれは重要なメリットの1つではありますが、実はこれに付随する形で、もう一つメリットとなることがあります。それが、自動車保険の割引が得られやすいという点です。
任意の自動車保険の中には、車両保障が搭載されているものがあります。これは自動車が盗難に遭ってしまった場合に保証を行ってくれるという種類のもので、つまり鍵のセキュリティ性が高いものである場合には被害にあう可能性が低くなり、保険の費用を安く抑えることができる様になる、というということです。その分イモビライザーキー自体が高額であるため、保険費用の割引と照らし合わせた時にどれだけの節約効果を期待することができるのか、という点については別途考える必要がありますが、メリットが有る、ということは知っておいても損はないでしょう。

イモビライザーキーにありがちなトラブルと対処法

では、イモビライザーキーを使用している場合に発生しがちなトラブルとしてはどのようなものを考えることができるのでしょうか。イモビライザーキーのトラブルとしてまず考えられるのは、鍵を紛失してしまったというものです。鍵を紛失してしまった場合にはエンジンを掛けることができず、車が使用不可能な状態になってしまうことになります。イモビライザーキーは電子的なロックによって照合が難しくなっている鍵である関係上、紛失時のデメリットも大きいものとなることに注意しなければなりません。
また、鍵の故障によるトラブルが発生する可能性も物理鍵に比べると高くなります。電子的なロックを行う関係上、電子データの管理のためや、リモコンキーやスマートキーとなるとそれらのシステムのためにも電子機器が鍵に使用されていることになるためです。そのため、鍵が手元にもあるにもかかわらず使用できなくなってしまうという、故障によるトラブルが発生する可能性もあります。これらのトラブルが発生してしまった場合には、どのような対処法を取る事が考えられるのでしょうか。

紛失再作成時に伝えるべき情報

まず鍵を紛失してしまったという場合新しい鍵を作成することによる対応を取ることになります。一般的な外溝式や内溝式の鍵の場合と違い形だけをつくってもエンジンを掛けることができないため、特別なしくみを持っているカギを作ることができる場所に依頼して作ってもらわなければなりません。そのため重要になるのが、カギの作成を依頼する場合にできるだけ具体的にその情報を伝えるということです。
まずは鍵がイモビライザーキーであることは必ず伝えるようにしましょう。イモビライザーキーであると思わずに対応をしに来た業者がイモビライザーキーを作成するためのシステムを有していない場合、対応不可能になってしまう可能性があります。そうなってしまうと時間の無駄になるだけではなく、場合によってはキャンセル時には手数料が発生する仕組みになっていることもあり、費用面に於けるロスになることも考えられます。

ディーラーが近くの場合はJAFに運んでもらおう

鍵にトラブルが発生している場合、車で移動することができないというのが1つの問題となります。つまり、ディーラーに持ち込もうにも持ち込めずにどう対応すれば良いのかわからない、ということもあるということです。こういった場合に、もしディーラーが近くにあるのであれば使用することができる方法の1つであるのが、JAFを利用するというものです。自身がJAF会員である、あるいは家族が家族会員である場合などについてはJAFに連絡することで、ディーラーまでの運搬を依頼できることがあります。
JAFはこのようなケースだけではなく様々なケースの時に協力を期待することができるため、覚えておくと良いでしょう。

鍵屋に頼む場合は注意が必要

また、鍵屋に頼んで鍵を作成してもらうという場合、その業者が信用できる業者であるかどうかをしっかり判断することが重要になります。ここでポイントとなるのは、口コミなどを見ることです。今ではインターネット上で様々な情報が検索できるようになっており、鍵屋に関する口コミも多く得られるようになっています。
こういった時に重要なのは「特筆することがある」人しか書き込まないものであるということを認識しておくことです。つまり、悪い印象が書き込まれている可能性は良い印象、あるいは普通の印象が書き込まれている可能性よりも少し高いものであるということは理解しておくべきでしょう。

ロードサービスに頼めば無料対応なことも!

車を使用するためには自賠責保険と呼ばれる保険への加入が義務付けられており、これに入っていれば運転をすることはできるものの、多くの人が自分の任意の任意保険に加入しているのが実状です。この任意保険には様々な付帯事項というものが存在しており、任意保険の種類によってはロードサービスが付帯サービスに含まれていることがあります。問題が発生した時にそういったサービス付きの保険に加入しているのであれば、そちらで対応を依頼することができないかどうか確認してみるのが良いでしょう。
付帯サービスの内容によっては無料で対応が可能な可能性さえあるため、大幅に費用の節約を行うことができます。

事前に合鍵を作成しておけば安心

今回はここまで、実際にトラブルが発生してから対応を行う方法について中心に紹介をしてきました。もしこれをお読みの方でまだ問題が発生していないものの情報だけ知っておきたかった、という人がいらっしゃるのなら、オススメしたいのは合鍵の作成です。
事前に合鍵を作成しておくのであれば、実物があるところから鍵の作成を行うことができるため、紛失後に鍵を作成する場合に比べて対応が容易に行なえます。費用についてはやはりある程度高額なものとして発生することになりますが、それでも問題が発生した時に手元に合鍵があり車が使用できる状態であるのか、あるいはそうでないのかによる違いはかなり大きいものといえます。そのため、できることなら事前に合鍵を作成しておくようにしましょう。

まとめ

それでは最後に、イモビライザーキーのトラブルに関するまとめについて紹介します。イモビライザーキーの重要なポイントであるのは、あくまでもエンジンを掛ける場合のにのみ特殊な効果を発揮する鍵であることを知っておく点です。ドアロックにはかかわらないものであるため、その部分に対する効果はそれ程期待することができるものではありません。
もう一つ知っておきたいのは、鍵屋に依頼する他にディーラーに依頼したり、ロードサービスに依頼したりと、対応するための方法にもいろいろなものがあるということです。これを知っているかどうかによって対応方法が左右されることになるため、できるだけいろいろな対応方法を知っておくようにするのが良いでしょう。

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