玄関のドアノブの構造と修理・交換方法

自宅の玄関・リビング・トイレなど、建物の中には空間を仕切るために至るところにドアが取り付けられています。ドアは防寒・防犯・防臭・防湿といった機能を持ち、建物の中にいる人同士のプライベートも守ってくれます。しかし、ドアも家具・家電や電気設備と同じで、使えば使うほど老朽化します。経年劣化やサビによる破損のほか、使用状況によっては新しく取り付けたばかりのドアでもすぐにがたついたり、突然ドアノブが外れてしまうことも。ドアノブはドアを機能させるために欠かせない部品です。今回はこのドアノブのがたつきについて、機能やトラブル発生時の対処法などを中心に紹介していきたいと思います。

この記事の目次

玄関のドアノブが壊れたら

玄関のドアは外と室内を仕切るための扉であり、もっとも厳重に管理しなければならない場所です。ドアノブ自体が外れる場合もありますが、取っ手の部分が外れそうになったときには、すぐに対処しなければなりません。

玄関のドアノブの仕組み

まずは玄関のドアノブの仕組みからみていきましょう。家や建物の中にはさまざまな場所にドアがつけられていますが、よく見るとドアだけでなくドアノブの種類も場所によって異なります。特に玄関についているドアとドアノブはもっとも頑丈であり、外から容易に侵入できないようにさまざまな工夫がされています。ピッキングなどの犯罪に対応するために、ドアノブを鍵ごと堅牢なつくりにしている住宅も少なくありません。ドアノブはドアの板に差し込んでネジで止めているため、取り外しはあまり難しくありません。ネジが緩むことで外れたり、がたつきが発生しやすくなりますので、定期的にドアノブの使い心地をチェックすることをおすすめします。

ドアノブの外し方

ドアノブの緩みやがたつきは、プラスドライバーとマイナスドライバーがあれば対処が可能です。室内側のドアノブの横にあるネジにドライバーを使い、ハンドルを外して、外側のドアノブも外します。緩みを直す場合はもう一度ドアノブをはめ込んでネジを締め直します。新しいドアノブに付け替える際にも、ドライバーを使って室内側からネジを外します。手順が分かれば、作業は比較的スムーズに進みます。ただし、故障の原因が特定できないトラブルもまれに発生することがあります。一度ネジを外して締め直したけれど、がたつきが直らないといったケースです。そのような場合にはプロの業者に依頼し、点検修理というかたちで対応してもらうと安心です。

ドアノブの機能について

ドアノブには、上記で取り上げたレバーハンドルタイプをはじめ、さまざまな形があります。握り玉錠:丸い持ち手が特徴的なドアノブです。古い建物や古いドアに付けられているケースが多く、円筒形の持ち手を回してドアの開閉を行います。レバーハンドル錠:力を入れずに、レバーを軽く上下に操作するだけでドアの開閉ができるドアノブです。高齢の家族がいる家庭にも向いており、高齢者施設でも広く使われています。戸襖錠:戸襖錠(とぶすまじょう)とは、片方がレバーハンドル、もう片方が和室用の取っ手になっているドアノブです。和室側はつまみの操作だけで開閉ができ、レバーハンドルの方は力をかけずに開閉ができます。チューブラ錠:デッドボルトがなく、ラッチボルトが固定される特殊な機構を持っています。施錠もつまみをひねるだけで簡単に行えるため、室内ドアに向いています。箱錠:箱の内部に錠前が内蔵されているタイプです。取り付けや取り外しが難しい反面防犯性にすぐれており、玄関のドアにも適しています。インテグラル錠:箱型のラッチ構造で、ノブの内部にシリンダーとサムターン機構が備わっています。安全かつ堅牢で、防犯性にもすぐれています。

ドアノブの修理方法

玄関のドアノブや錠(鍵)は、住人や建物の使用者の出入りによって劣化しやすく、ある日突然がたつくことがあります。ノブ部分は特に傷みやすいので、本体が壊れないうちに修理をしておくことをおすすめします。修理方法については、シンプルなドアノブの緩みの直しから全交換、鍵つきの場合は鍵の交換まで行われますが、原因が分からない、大きくドアが破損しているといった状況では自分で対応できない可能性も。その際は業者に修理・交換を依頼するようにしてください。

ネジの締め方

ドアノブのネジが効かないときは一度ネジだけを外して止め直します。ネジ止め接着剤をネジにのせて締め直すと、さらに強力にドアノブが取り付けられるようになります。ドアノブは、手に触れるノブから回転部分に力が伝わり、さらに「ラッチ」と呼ばれる部分に回転構造が伝わって、ドアを開閉することができます。このラッチ部分が合わなければ、ドアの開閉がスムーズにいかないばかりか、自動的にドアが開いてしまう可能性も。

ドアノブ全体の交換方法

ドアノブ全体を交換する際には、ドアノブまわりの部品の寸法を正確に測らなければなりません。距離が間違っているとラッチが飛び出したままになったり、動作が正常に機能しなくなるおそれがあります。まず、ラッチとドアノブの中心までの距離(バックセット)、つぎにドアの厚み、ラッチに付けられている上下のビスの距離(ビスピッチ)、ラッチのフロント部分の縦幅と横幅、ドアノブの丸座の直径をミリ単位で測ります。最後にラッチのフロント板のメーカー名を確認しましょう。ドアノブの持ち手を外したら、丸座と呼ばれるノブの土台部分のネジも外します。マイナスドライバーを差すとロックが外れて、丸座が浮いてくるので、そのまま引き抜きます。最後に丸座を固定している裏金部分のネジも外します。ドアの側面に付いているフロント板とラッチを外します。錠の種類によっては、ラッチを受ける「ストライク」と呼ばれる部品も交換しなければなりません。こちらもネジ止め式になっていますので、ドライバーを使って緩めて外します。新しい部品を揃えたら、上記の手順を逆に踏んでいき、取り替えを行います。ただし、ラッチの奥にある部品がドアノブ本体と結合しなければ、ロックが正常にかからないため、注意が必要です。

ドアノブの交換が難しい場合

玄関のドアは外と室内を区切る場所であり、ドアノブを交換する作業は簡単なように見えてとてもデリケートです。取り外し作業は簡単でも、取り付け作業に時間がかかる場合もありますので、難しいときは専門の業者に依頼を行うようにしてください。プロの業者は寸法を正確に測り、玄関のドアノブの状態に最適な処置を講じてくれます。取り替えが必要になった場合も、すばやく対応してもらえるので時間がかかりません。費用の見積もりを複数の業者にとるか、業者のホームページで料金を確認しておき、最適な業者に依頼をすると良いでしょう。万が一ドアノブの部品が手に入らない場合、正規品との交換ではなく別の種類のドアノブに交換することも可能です。場合によっては鍵の交換も必要になることがありますが、国内に流通しているドア部品を豊富に揃えている業者もありますので、事前に電話などで相談をしておくと安心です。

DIYと業者のどちらに依頼するべきか

ドアノブのネジの緩みだけであれば、自分でDIYを行って対処することもできますが、ドア全体の破損やドアノブから鍵までの故障など、深刻なトラブルについては自分で対処しないほうが良い場合があります。自分でドアまわりを修理しようとして、かえって被害を大きくする可能性もあります。逆に、作業に慣れている方であればDIYを行っても問題はありませんが、ドアノブに使われている部品は正規のメーカーのものを使うようにしましょう。プロに依頼するケースというのは、自分で対処ができない状態・ドアノブ全体が破損している・DIYをしている時間がないといったケースです。業者側では入念な確認を行ってから修理交換を行うため、部品の買い間違えなどの心配がありません。鍵付きや複雑な構造のドアノブについては、いざ自分で交換しようと思ってもうまくいかず、後回しにしてしまうことがあります。鍵が開いた状態であると、玄関は常に正しく施錠ができる状態でなければならないため、防犯上のリスクが発生します。また、ドアノブを交換する際には、自分で寸法を測ったり正しい部品を購入する手間がかかるため、玄関部分の施錠をせずにいると危険がともないます。玄関のドアまわりのトラブルについては業者にすぐに連絡し、迅速にトラブルを解決してもらうことをおすすめします。

ドアノブ交換の注意点

ドアノブの交換にはいくつか注意しておきたいポイントがあります。修理・交換の前に以下の点を確認しておきましょう。

ドアに合ったドアノブを選ぶ

ドアノブはさまざまな構造・形状の製品が存在するため、住まいによっては取り付けが不可能なものがあります。ドアノブはホームセンターにいろいろな種類が販売されているため、型番やドアの構造を確認しないまま製品を購入し、取り付けができなかったというケースもみられます。

管理者の許可を取る

マンションの場合は管理組合の許可を得なければならないため、ドアノブの不具合を見つけたら早めに相談をしておくようにしましょう。

使いやすく機能的なドアノブを選ぶ

一般的な「握り玉」のほかにも、ドアノブにはさまざまな形状が存在しています。子どもでも開閉がしやすいレバーハンドルタイプや、セキュリティ面を考慮した鍵付きのドアノブなど、住宅や建物の特性に合わせて最適な製品を選びましょう。玄関は頻繁に開閉される場所なので、壊れにくく耐久性のあるドアノブが理想的。回転に時間がかかるものは好ましくありません。また、外に面しているドアノブは素材選びも重要です。サビにくいもので、長く使える素材のドアノブに交換しておけば、安心して使用することができますよ。

介護保険が適用になる場合も

住宅の改修については、要介護・要支援認定を受けている家族がいる場合について、費用を支給してもらうことができます。介護保険を使った住宅改修工事には事前申請が必要となりますので、各自治体のホームページや問い合わせ先の説明を参考に、申請用の書類や承諾書などを用意しておきましょう。介護保険を利用すれば、ドアノブの交換作業にかかる費用は全体の1割から2割程度に抑えることができます。作業時間もほとんどかからないため、高齢の家族がいて忙しい場合や、急に介護が必要になり早急に使いやすいドアにしなければならないケースなどは、保険制度を利用して業者に修理の相談を行ってください。

定期的なメンテナンスでドアノブが長持ち

ドアノブは経年劣化や雨風による劣化、摩耗による故障などが考えられます。そのため、定期的にノブの使い勝手をチェックし、不具合があればメンテナンスを行いましょう。ゆとりのあるうちに早めの点検と修理を行っておくことで、ドアノブを長持ちさせることができます。ドアノブの内部には多くの部品が使われているため、外から見ただけでは故障の程度が把握しにくくなっています。実際に使用してみて、少しでもおかしいところがあれば業者や管理組合に相談をしておくと安心です。ドアが正常に動作しないと、開閉に時間がかかったり、急な開閉でケガをするおそれもあります。ドアとドアノブは生活の動線上にありますので、こまめなメンテナンスをおすすめします。

まとめ

ドアノブの交換そのものは難しくありませんが、交換にはドアノブ本体の種類やドアノブまわりの部品の寸法、メーカーなどを細かく確認しなければなりません。ドアノブがドアに適合するか、ラッチとうまく組み合うかについてもチェックしなければならないので、間違いを防ぐためには正確さが求められます。DIYはもっとも時間とお金のかからない方法ですが、修理や交換に慣れている人や、ドアまわりの構造が正しく把握できる人でなければ難しい可能性があるため、不安があればすぐに管理者や業者に相談をするようにしましょう。玄関は少しの隙に外から侵入されるおそれがあります。ドアノブの不具合を利用して侵入を許してしまうこともありますので、ドアノブの不具合はすぐに確認・修理することをおすすめします。玄関のドアは小さなお子さんやご高齢の家族など、住人が安全に過ごせるように守ってくれるものですから、専門的な知識を持つプロを探し、相談しておくと安心です。修理やメンテナンスにかかる費用は業者によって異なりますので、事前にいくつかピックアップし、料金を比較したり、自宅まですぐに駆けつけてくれるかどうかも確認をとっておきましょう。

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